私と高円寺①
タイトルは大きなテーマですが、小さな話。
今朝は荻窪の歯医者を終えて、職場高円寺に移動して出勤前に喫茶店にいます。
3月末には高円寺駅高架下に店が複数オープンする予定で、早めに高円寺に来たとしても立ち寄る場所の選択肢が増えるのが喜ばしい。実はこれまではなるべく高円寺駅周辺にいる時間を減らそうとしていました。買い物もしないし(新高円寺でしてます)、別の駅でお茶してから高円寺に来ることも少なくなかった。
どの店も混んでいるのは確かだけれど、主な理由は職場の駅だということ、週に何度も来ているところだということです。高円寺の専修学校に職を得たのが2003年のこと、以来高円寺が私が多くの時間を過ごす場所になりました。当時は区外に住んでいました。その後7、8年前に区内に居を構え、丸ノ内線、井の頭線利用、JR最寄りは高円寺駅。その中で高円寺は仕事以外には立ち寄らないルールにしていました。仕事と生活を分けなければと思っていたのです。
固定で週3日、授業期間、講習期間、学生募集の時期は多くて週6日高円寺にいます。オンラインも使えるので、さすがに会議だけで高円寺に来ることはなくなりましたが。出勤日は昼を取ったり休憩を取ったりします。コーヒーが飲め、軽食を取れるお店をいくつか決めてお世話になる生活です。帰りの買い物も、高円寺駅では極力しないようにしてきました。担当学生も使う駅ですから、スーパーで魚を選んでいる後ろ姿を見られるのは、夕食を食べているところを見られるのは、とサッサっと帰宅していました。
最近思ったのは、仕事を辞めたとしてもこの駅は使うということ。その時に、辞めた職場の近くの駅だからと、使わないのだろうかと考えたらそういうことはないと腑に落ちました。JR最寄駅です、便利。最近、休みの日も高円寺経由になりました。
コクテイル書房さんの取り組みを知ったことが大きいです。仕事をする場所=高円寺ではなく、私にとっては、生活する場所=高円寺です。今まで人の目を気にしていたのでしょう、また自分に何か見えない制約を課していたのでしょう。肩の力を抜くこと、大事だとも思いました。
昨日はJRを途中下車して、月曜高円寺開店の草木堂野菜店さんに立ち寄ってから、次のところにまたJRに乗るということもしてしまいました。高円寺逃れられない、どうしたことでしょう😊。
結婚後30代以降はずっと転居を繰り返してきました。ようやく落ち着いたこの地域、もともとの地元。仕事の日も楽しく、休みの日の高円寺も楽しく過ごしたいと思っています。こう考えたら、仕事の取り組み方も変わりそうで。いい循環にしていきたい年度末です。