地域通貨と本 BOOK@本の長屋
今回、本の長屋に関心を持ち、ぜひ何か関わりたいと思ったのは、仕事上の変化がきっかけです。今の仕事は、結婚し海外暮らしから戻ってからご縁を得たもの。再び海外に行く時に退職したけれど、帰国後再度お声かけていただきました。数年前には職場近くに居を構え、もうかれこれ合計15年ほど勤めています。職場は高円寺。講師業です。
勤務は長くなりましたが、途中、数年間あいていますし、毎年学生さんが変わることもあり、新鮮な気持ちで日々仕事をしてきたつもりでした。外部環境の変化はコロナだけではなく、コロナでこれまであった課題がさらに明確になってきているのが現状と思います。今まで通りではいかず、変化は大事です。変化は急務。
これまでの成功体験に固執せず、今求められているものに変えていく必要性があります。こんな中、仕事の業務見直し、勤務時間の変更が生じたのが今年の年明け。新たな契約になり、週の勤務時間が合計4時間ほど減ることになりました。一般に現代のような知識労働は8時間勤務は長いと感じていたところでした。私としては理由はともかく拘束時間が4時間減って、体力的にもラッキーと考えていました。また基本の勤務が13時以降と午前中丸々あく生活となり、例えば「午前中に宅配便が確実に受け取れる」とプラスに考えていました。
ただ何かモヤモヤする。今までやってきたことをマイナスするだけでいいのか。それで変化に対応できるのか。時間ができた分、次のことを考える時間にしようと誓いました。
副業をすることも考えました。ただ今の職場でも、職場内副業と言いますか、さまざまなことをさせていただいているので、別の組織で一からというのもどうかなと思っていました。趣味は海外暮らしの中で、駐妻として仕事する訳にいかない分、散々してきました。その中で好きなものはもう生活に定着しています。ボランティアやNPO活動は、これまでも関わり、考えるところがあるので今回は特に選択肢になく。ちなみに今は町内会で必要なことがあれば動けるように、その心構えは持つようにしています。大学院も20代後半以降、長い期間行きましたし、国家資格も40代に1つ取りました。学位や資格じゃないんだ。もっとワクワクすることを。
このように考えながら過ごしていたところ、コクテイル書房さんのクラウドファンディングを知りました。経由は何だったか覚えていません。こういう時、すぐにスマホのスクショしておけばいいのだと、最近思います。いくつかこれまでクラファンをしていて、数社登録していることもあり、それ経由だったかも。または高円寺のことを検索しているので、高円寺つながりかも。SNSもそれまでの検索の積み重ね、ご縁です。
単なる本の長屋の店主になるだけでなく、店主同士のコミュニティを作る、活動するということ。活動に対して、いわゆるボランティアではなくBOOK通貨を発行すること、店主が使える書斎?的なスペースがあること。魅力的でした。ワクワクです。
高円寺の仕事は、あと10年、求められる箇所が小さくなったとしても続けようと思っています。そのために、変化の中で組織が存続するように努力を惜しまず勤めていこうと考えています。ただぶら下がるのではなく、私も変化したい。その一歩が今回の活動への参加です。踏み出したことだけでも自分を褒めています。肩の力は相当抜けています。コクテイル書房さんの世界観を少し垣間見て、私も少し変わってきたかもしれません。高円寺は職場と割り切って、仕事以外では立ち寄らないようにしていた(買い物も最低限)けれど、最近しょっちゅう高円寺にいます。JR側の最寄駅なので、本当は地元なのです。
そのBOOK通貨のデザインが、Twitter経由で送られてきました。こういうものに力入れているの、好き♡です。自分の好きの中で暮らせることが一番大事だと感じています。以前は活動に参加するにも継続的に集まらなければ、会議に行かなければ、とハードルは高かった。今は、色々な関わり方があり、時間も距離もそれほどハードルにはならない。技術革新の恩恵です。
今朝送られてきたTwitterです。
https://twitter.com/cocktail_books/status/1638077495798034432?s=46&t=VyiK3ecVFwbpkBQIg06wCg
私自身はにわかで乗っかり、で、全体像はあまりよくわかっていないところありますが、勝手にTwitter等拡散しています。リアルを繋ぐSNS、オンラインだけでなく本当にそこに存在することに意味を噛み締めています。
ちょっと長文になりました。読んでいただきありがとうございました。