ENLIGHTRIBEの話がしたい


■エンライくんはいいぞ
 相変わらずドラマCD好きな友だちがひとりもいないため、壁打ち用の記事。
 あとハマり始めの感想ってエンタメだよね、と思うし、自分でも自分の書いたディグロの記事めっちゃ読み返すし、それ用でもある。
 落っこち始めの記事は2022年末に書いてたのでそちらも参照のほど。

 ちなみにその時調べた+増えたドラマパートの供給は以下の通り。
 ①ドラマCDシーズン1(2021/2/26、3/12、3/26)
 ②リリースイベント(2021/5/16)※
 ③ラジオドラマ(2021/9/8〜11/30)
 ④ドラマCDシーズン2(2021/9/24、10/8、10/22)
 ⑤1stライブ(2021/12/19)※
 ⑥エスメラルダ単独ライブ(2022/6/12)※
 ⑦ラジオドラマ(2022/9/4)
 ⑧FAM単独ライブ(2022/9/11)※
 ⑨ラジオドラマ(2022/11/29,12/6)
 ⑩ドラマCDシーズン3(2022/11/30)
 ⑪ラジオドラマ(2022/12/14〜)
 ⑫2ndライブ(2023/2/26)※
 例にもよってイベント系は聴けてないので※は省いて書く。音楽に沼れないんだよなあ。

■とりあえずキャラクター紹介と所感
 3バンドでえーと、4+2+4で10人か。そこそこいる上にキラキラネーム極まってるので割と覚えづらい。最初声優で覚えてた。
 んで、この3バンドがそれぞれ、下級層・中級層・上級層に属する。そう、階級制度というか人種差別というか、そういう要素が軽く含まれているのです。それがストーリーに対していい味出してておもしろいんですけど、ドラマ聞くまでそれを全然知らなかった。
 エンライくんはもっと「おれたちは世界観が凝ってておもしろいです!」ってアピールしな。
 
 バンド①FAM
 ファム。バンド名はファミリーから来ているらしい。下級層・レインフォール(地名/雨がよく降るらしい)で結成された4人組バンド。下級層のうちひとつの地名がレインフォールなのか、レインフォール=下級層なのかは謎。下級といいつつ治安が悪いような描写は特になく、ただ文明からは遠ざけられているような感じ。貨幣がそんなに流通しておらず物々交換で日々が成り立っていたり、家の鍵をほぼかけなかったりで、スラムというより超絶ド田舎みたいな感じなのかも。電気は通ってるみたいだけど、スマホや楽器が超高級品で値段がつかないとかの面もあるので、多分娯楽からも遠ざけられてるのかな? ちなみに中・上級層とは物理的にもめっちゃ距離があるうえ、中・上級層のエリアと下級層の間には検問所があり、基本下級層の人間は通れないようになっているので、そもそもとして断絶されている。

 Vo:狗巻 徒十
 いぬまき とと。最初に名前見た時ひっくり返った。トト!? エンライくん、キャラクター名が初見バイバイすぎる。キラキラネームは事務職に嫌われるぞ。入力が手間だからね。
 トト自身が20歳で若く、かつFAMの末っ子なのもあって元気いっぱいの子犬のような印象。よくしっぽふってるのが見える(幻覚)。基本天真爛漫で子どもっぽいけど、メンバーが言い争っているときに一生懸命仲裁しようとしていたり、ちょっと暗い話の時におどけてみせたりする、空気が読めて人の真ん中にいるのが上手な子。かわいくて好き。一方、生まれてすぐのときに拾われ育てられた過去を持つ。その辺はまだ謎が多いのでめっちゃ気になってる。ちなみにトトって名前は10月10日に拾われたかららしい。わかりやすいけども……。
 ボーカル。CV山口智広さん。あんスタで見かけたことがあるけど、私のあんスタ履修はズ!で止まっているので実質ここで初見。歌がうまいですね!
 
 Gt:鹿喰 驚
 しかばみ きょう。ドラマCD聞いてからHP見に行って『きょうちゃん』の漢字がこれでマジで驚いた。ギャグではない。親は何考えて付けたんだこの名前。てかこれだとパブサもしにくくない?
 22歳。FAMのお母さん的存在で、みんなの料理も作るし暴走しがちなトトと獅子雄をいさめることも多い。慎重で真面目。あとちょっと内弁慶……って言葉が正しいのかわからないけど、FAM以外の人には丁寧に接する一方で、FAM内だとちょっと頑固なとこも見られたりしてかわいい。あとビジュ見る限りFAMで一番ほそっこい。肉体労働より圧倒的に頭脳担当のひと。かたくなな印象がそうさせるのか、単純にかかわりが少ない/描写があまりないからなのか、バンド外の人から名前で呼ばれている印象がない。どうなんだろう? 呼ばれてる? 私が知らないだけかしら。イベントの朗読知らないしなあ。
 CV汐谷文康さん。本人の地声に近めで普段聞いてるのよりちょっと固めのかっこいい声。そもそも私がドラマCDの試聴をしたのはこの人の芝居に触れるためです。もっと気軽に触れるジャンルの仕事が増えますように……(願い)。朗読劇とかも行きたいんだけど、地方に住んでるとなかなかね……。
 
 Ba:稲代 鐡葉
 いなしろ てつは。ギリ読める。トトが「てっち」って呼ぶので碧瑠も「てっちくん」って呼んでる。FAMの中で一人だけ名前に動物が入ってないの、なんかあるのかなあ。
 FAM最年長27歳。年齢もあってか元々の気質なのかはわからないけど、穏やかなみんなのお兄さん。これはキャラクター紹介にも書いてある。ドラマをきいてみると、なんか……穏やかなお兄さんであることには変わりないけど、なんか、不穏というか。彼がFAMをエンライトライブへ参加するよう仕向けた理由がなにかある、し、その……ドラマ聞いてください(紹介は?)
 スマホや楽器が文化として遠くにあるレインフォールでFAMがバンドを組めたのは、ひとえに彼の『ジャンクを修理して使えるようにする』技術のおかげ。その能力を生かしてリサイクル品を販売することで日銭を稼いでいる。
 CV住谷哲栄さん。私は同時期に2人のキャラクターから住谷さんの芝居を摂取したんだけど、結果その2人の共通点が全然なく声のトーンも違うので、本人の声がどんなもんかいまだに知らない。ちなみにもう1人はサンプロの羽柴玄尉くんです。

 Dr:久慈 獅子雄
 くじ ししお。読める! 一発変換ができるって素晴らしいね。獅子雄って名前で呼ばれることがほとんどだけど、碧瑠だけ何を間違えたのか「ししおうくん」って呼んでる。刀剣ほにゃららの話?
 トトと同じく20歳でちょっとアホ。元気いっぱい。トトより大きい犬っぽいけど、ちょっと臆病な面があったり、不安定になったとき仲間に当たってしまったりして、ちょっと不器用な印象もある。さっき大きい犬って書いたけど、実際にFAMでも一番大きくて体格がよい、肉体労働者。昔は体が弱かったらしい。レインフォールって病院とかあったんかなあ……。気になる。
 CV深町寿成さん。私は深町さんの割と落ち着いた……冷静な……頭のいい……みたいなキャラしか知らなかったので、こういう子を演じてるのを聴いて新鮮だった。
 ドラマの途中で同じドラマーの螺藻と仲良くなる描写があり、中の人を思い出してフフッた。
 

 バンド②SHIFTYz
 シフティーズ。英語ぜんぜん覚えられねえ、と思っていま意味調べたら「SHIFTY」で『怪しい人』とか『うさんくさい』とか出てきてびっくりした。別にうさんくさくないよどうした? なんでそんなバンド名になった? 謎です。
 FAMは血がつながってない家族(的仲間)けど、シフティーズは血のつながった兄弟2人のバンド。え!? つながってるよね。すべて怪しく見えてきたな(※偏見なので真に受けないでください)。2人でどうやってバンドすんの? と思ったら、兄の阿墨がギター、弟の維墨がボーカル、後は打ち込みでした。だからボカロ曲っぽい印象があるのかしら。
 2人で中級層のワンルームに住んでいる。二人の会話的に、価値観とか生活の感覚的なものが一番視聴者側に近いのが中級層なのかなって感じ。ただ街は我々の住む現実社会よりもうちょっと機械化が進んでいるというのか、店員がいないでAIが管理している店舗があったりする。おもろーい。現実世界にもそういうのできるんかなあ。

 Gt:志津 阿墨
 しづ あずみ。志津が二人いるので基本名前で呼ばれている。子どもの頃から親しい碧瑠は稀に「アズ」呼び、弟の維墨は「兄さん」呼び。
 27歳(ちなみにこれはエンライメインキャラ内で鐡葉と並んで最年長)。中級層といいつつ、仕事が上級層で大物政治家一族(公式にこう書いてある)の鳳凰家に仕える執事なので、そんじょそこらの中級層の人間よりよっぽど上級層に出入りしている。鳳凰家の中でも碧瑠のお世話係兼秘書的な仕事をしている。多忙な碧瑠のスケジュール調整やら送迎やら、その合間にさりげなく碧瑠のメンタルサポートもしていて、スーパー有能。というか、弟が生まれてすぐ両親を亡くして、働けるようになったらすぐ仕事に就いて弟を養いながらずっと過ごしているので、必要に応じてそう成ったのかなあと思っている。すごいぜ。そしてそんなスーパー執事のオフの姿も聴けるので、おれは嬉しい。
 物腰柔らかで有能なお兄ちゃんCV田丸篤志。得した。私は勝手に『田丸氏のキャラクターが平和に生きているか』で物語世界の平和指数を計っているので、阿墨さんが平和に生きてると安心する。そのままそこそこ幸せに生きてほしい。

 Vo:志津 維墨
 しず いずみ。名前! 兄があずみで弟がいずみてお前! わかりやすくていいけど、いいのかそれで。兄と同じく名前で呼ばれることが多い。兄からは「イズ」、碧瑠からは「弟くん」
 20歳、大学生。お兄ちゃんが大好き、というか『兄さんしか好きじゃない』感じがする。お兄さんに依存してるなあって感じだけど、物心つくころには親がおらず保護者は兄だけ、という状況なら仕方ないところがあるのかなあ。嫌いな相手に冷たくしたり、逆に仲間認定したとき態度がべたべた甘かったり、ふるまいが年齢に対して幼いかな? という印象を受ける。公式HP見てると『外面はいい』らしいです。ドラマで見られるのが『外』向けの面じゃないからかしら。
 CV土岐隼一さん。なんつーか、もう、天下無敵のハイパーかわいい弟ボイス。脳みそとける。どうにかなる。かわいい。勘弁してほしい。すごいぜ。公式で「人々を魅了する声の持ち主」なんですけど、看板に偽りなし。勝てん。私がエンライに落っこちたきっかけの片割れ。

 
 バンド③ESMERALDA
 エスメラルダ。スペイン語およびポルトガル語でエメラルドのこと。そういやこの世界ってスペインってか外国とかあんの? そもそもとして舞台が日本でもなんでもないんだが。いらんこと気にしちゃうな……。
 上級層の4人で構成されている。上級層だけあってお金持ち~なお家の人たち。移動が基本車送迎だったり、上級層が住み、出入りにはIDが必要なベリルヒルズという町に住んでいたり、家に執事やお手伝いさんがいたり……。恵まれた人たちだけど、一方それゆえの責任も背負っているので、それはそれでバンド活動の弊害となったりもする。う~ん、三バンド三様の苦労があるね。
 上級層は割と狭い世界なのかこの4人が特殊なのか、4人中3人が幼馴染だし親も知り合い。家同士の付き合いもあったりする。

 Vo:双葉城 瑛利
 ふたばぎ えいり。これは瑛利に限らないけど、エスメラルダの4人は名前も大仰で派手。おもろネーミングセンスの碧瑠もエスメラルダは普通に名前で呼ぶので、呼ばれ方は「瑛利」もしくは「瑛利さん」。
 22歳。学生時代に優秀な成績でもって飛び級しているので、大学も卒業済み。特に描写はないけど、普段は双葉城家の後継ぎとして働いているのだと思う。基本的に淡々としていて冷静、感情が大きく表に出ないオトナなタイプ。比江呂や徒十など年下に頼られたとき優しく接している様子もあって、かっこいいお兄さんだな~って思ってたけど、ところがどっこいエスメラルダでの年齢は下から2番目。公式サイトでは「自分の力に絶対的な自信」「プライドは高い」って書いてあるけど、過剰な自信を持っているわけでもなく、相応の実力に裏付けされた精神って感じです。かっけえ。あと酒に強い。声も寺島惇太さんのクールな、やつ。歌もうまい。かっけえ。
 とある秘密を抱えていて、それがドラマCDの3で火種になるんだけど、それはまた別にドラマCDのネタバレ記事で大騒ぎするかもなんでそこに取っておきます。

 Gt:鳳凰 碧瑠
 ほうおう へきる。名前が華美だし見た目も派手、ついでに声がでかい。濱健人さんの声ってめっちゃ光ってませんか? いやくすんだ声の芝居もすごいんだけど。それは主にハンセムの話だからまた別の機会に。ちなみに碧瑠をiPhoneで打つときは「へきるり(碧瑠璃)」って入力して一文字消すと早い。
 23歳。大物政治家一族の嫡男(公式HPより)だそうです。今(2023年6月)調べて初めて知った。政治家一族なんだ! ドラマ内ではやれ社交パーティだ打合せだとか、鳳凰の名を関した大学がとか、鳳凰グループとか関連企業とかが聴こえてくるので、てっきり財閥御曹司だと思ってました。政界とか財界とか全然詳しくないから違いがよくわかんないけど……。というかエンライ世界の政治がどうなってんのかもよー知りませんが……。また関係ないこと気になっちゃった。まあめっちゃ上流階級のお坊ちゃんということは確か。
 金銭感覚がやや常軌を逸している描写がちょいちょいある。その一方、社交界で渡り合っていること、小さいころから英才教育を受けてきているのもあり、したたか。ふざけた軽口も生きていくための武器の1つなんだろうなと感じられる。しゃべり方の癖が強いのはちょっとよくわかんない。遊び心を忘れないってことでひとつ。多忙が極まると「あの碧瑠から軽口が減ってる」みたいなことが起こる。がんばれ……。所感、『パッと見変な人だけどその実わりとまとも』。親しみを込めてるのか、みんなを変なあだ名で呼びがち。
 碧瑠、ドラマを聴いてるともうなんかいろんな言いたいことがあるけど、ありとあらゆるネタバレに触れていくからやっぱドラマの記事書こうかな……。

 Ba:加賀美 比江呂
 かがみ ひえろ。漢字ひとつに読みひとつで全6文字って書くの大変そうだなって思う。何の話?
 エンライ最年少18歳、大学生(ってことは1年生なんだろうね)。見た目小さくて細くて真っ白い。身長設定が明かされてないジャンルなので定かではないけど、多分一番小さいんじゃないだろうか。天使みたいな見た目に反して、口がすげー悪くてわがまま。下級層への差別意識というか、見下す様子も見られる。これは悪意があってというより、そういうものだって思っている感じ。下級層およびファンのことを下民呼ばわりしてくるぞ! かわいいね(ダメなオタク)
 実は寂しがりや、らしいです。エスメラルダのメンツの遅刻にいら立って当たる様子も、怒っているというか心を許しているからこそという感じがあってかわいい。おちょくってくる碧瑠やたまに翻弄してくる螺藻より、瑛利にとりわけ懐いている描写が多々ある。かわいい。家庭事情が割と複雑で、真っ白い屋敷に一人ぐらし(お手伝いさんと猫はいる)。ついでに偏食なので、いろんなひとに心配されている。
 CV永野由祐くん。SideMのオタクなので、永野くんがこういう役やるとこうなるんだ!?って興奮した。SideMのオタク、試聴だけでもどうですか。思うに、声が割とかためで真面目な印象にプラスちょっと舌足らずな感じが比江呂の可愛さに拍車をかけてるんだろうな。

 Dr:砦 螺藻
 とりで らも。もうわけがわからんなんだこの名前? 名前か? 最初どこで切るのかわからなかった。砦が名字で螺藻が名前です。まあ、らもって響きは面白くて好き。比江呂が呼ぶ「らも」が可愛いんだよね、なんでだろうね。
 エスメラルダ最年長23歳(ドラマ内で碧瑠より本来の学年が1つ上なことが判明しているので、多分年齢設定は1月1日時点なのかな?と予想)。最年長らしい振る舞い、特になし。
 なんというか、良くも悪くもアーティストっぽい人(実際エスメラルダの作曲担当)。ドのつくマイペース。CV小松昌平さんのあまり聞かないローなトーンで喋り、そのまま比江呂に真顔で冗談を言って揶揄ったりしている。不思議な雰囲気だけど不思議ちゃんではないというか、色気のある変な人〜って感じ。そのくせ「えっお前、そ、そういうことする!?」ってことを平然とやってのけるので、おもしろ男でもある。パッと思いつくだけで「え!? お前そんなことしてたの!?」ってなったことが2回あるし、リスナーのわたしがそうってことは一緒にいる瑛利や比江呂はその何倍も「螺藻そんなことしてたの!?」ってなってると思う。
 お家柄、割と孤高になりがちな碧瑠と対等に話せる稀有な人。2人で世界ひっくり返そうとしてんのかなってたまに思う。おもしろそうだな。
 
 例によって、キャラクター紹介だけで6000文字を超えた。
 ドラマの話が全然できん。記事はできたら書きます。
 ほんとはドラマの内容で盛り上がれる相手がいるのが一番いいんですけどね……(孤独END)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?