王子の病気。
我が家の王子の病気は、
心臓肥大と足の出来物です。
心臓肥大も足の出来物も、
うさぎの中でも聞き慣れた病気の部類かと。
心臓肥大では、
フォルテコールと言う、犬猫と同じで、うさぎも心疾患と腎臓が悪い時に出る薬のようです。
足の出来物は、
細胞診では毛芽腫と言う良性の腫瘍の可能性があるとの結果が出ました。
毛芽腫は、顔や背中に出来る子が多いと言われてまして、我が家の王子は、また変なところで足のかかとにできてます。
手術をする事を前提に治療始めたのですが、大きくなるスピードが早いため、毛芽腫の可能性よりも、ひょっとしたら悪い可能性、ガンの可能性も出てきました。
ただ、それを知るには、悪い所を取って病理検査に出さなければならないとの事。
ところがですね、
悪性腫瘍、癌である場合、
下手に切除すると広がってしまう可能性が大きく、触らない方がいいのではないかと。
もし、どうしても取りたいとなると、
悪性の可能性を考えて、膝から下を断脚。
でも、年齢の事を考慮すると回復に時間がかかる。
それに対する体力がどこまであるのか、
体力と回復力の高い若い子が断脚するのとは、違ってくるとのことでした。
事実、点滴一つとっても、
王子も若様も吸収の仕方が昔とは違いますね。
吸収が全然遅いんです。
仮に断脚したら、入院後のケアでをする中で、高い可能性で痛みや変化から食べなくなる。この年齢から食べなくなると、寝たきりになる可能性が高い。
寝たきりになると、
ますます弱っていく体。
その上、
歯削りや、避妊・去勢手術よりも、手術の時間が長くなる。
そうなると麻酔を使う時間もながくなり、目を覚ますかどうかもわからない。
断脚してくれと言うのであれば、やります。ただ手術や術後のリスクの方が大きい。と。
いま、動けてるのであるならば、
対処療法の方向で考えるのが良い選択なのかもと、先生の判断を聞いて、その方向に同意。
若い頃の王子を振り返って、8歳未満なら、私なら手術はしてると思います。
内臓の手術になると、
また別の話になってくるのですが。
発覚してから、迷う時間が全くないくらいに大きくなるスピードが早く、この子にとって最良なのはなんなのか、どうしていくのがベストなのかをずっと考えてました。
今は方向性が決まったので、ホッとはしてますが、うさぎも歳を取ると、
決断をする時が多くなりますね。
今も出来物さんは、少しずつ大きくなってます。
でも、王子は負けじと?走り回ってます。
動く時間は、去年よりも少なくなったけど、まだ全てが自力で出来るので、今のうちに、また沢山記録をおさめていこうかと思ってます。
また来年の2月に誕生日の記録が書けますように。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。