【麻雀】配牌時のマインドセット 脱運試し初心者
麻雀でただの運試しゲームをしている初心者を卒業したい人必見!
として
配牌時のマインドを見直すにあたり
配牌時に必ずやったほうがよいことを以下にを3つ挙げます。
配牌が配られる前に(着順・点棒状況の確認)
ドラの確認
向聴数・ドラの枚数・和了役の有無
一つ目に
配牌が配られる前にすることは着順と点棒状況の確認です。
この半荘に自分が何をすべきかを頭に呼び戻しましょう。
これを忘れて毎回配られる配牌に一喜一憂していると
大きな振り込みや必要のない攻撃を行ってしまいます。
点棒状況の確認は大きく分けて以下の4つになります。
・1位を取る(トップ条件)
・2位以上を取る(連帯条件)
・着順アップ
・ラス回避
和了らないと点棒の減るゲームなので
和了は優先事項ですが
局のコンセプトを決めずに打ち出すと途中でぶれて
聴牌も取れない牌姿で危険牌だらけになってしまいます。
二つ目に
ドラの確認です。
第一打を打つ前に孤立牌を切っていないでしょうか。
自分もよくやってしまいますがドラの確認を間違いなくしましょう。
ドラは3枚で満貫(切り捨てだと子7,700)になるので
ドラがどう使われるのか考えておきましょう。
・中張牌(特に3~7)
⇒断么九で誰でも使えるみんなにうれしい牌
・場風牌/三元牌
⇒一鳴きで勝負を決められる牌
・自風牌
⇒自分が一番優位で他家がほかの役を用意しないと使えない
・オタ風牌/1・9牌
⇒考えなしに切ると痛い目を見る牌
言葉にするとイメージが湧きやすいのではないでしょうか。
持ってる持ってないを確認すると共に
誰が使う気になっているのか、自分は使えるのかと
配牌と相談するためにも必要になります。
三つ目に
向聴数・ドラの枚数・和了役の有無です。
ここで話をするのは最近の主流である喰いタン・後づけありのルールです。
その場にいる誰にでも与えられている和了役は
門前清模和(ツモ)とリーチです。
なので鳴かないで4面子+1雀頭を作れば和了れるゲームです。
簡単ですね。
その道のりであと何枚有効牌を引いてきたら聴牌するのかが向聴数なので
その向聴数が1つ違うだけで速度が大きく変わります。
イメージしやすくするために簡易的な計算をすると
17回牌を引くチャンスがあります。(親と南家は18回)
麻雀の牌は34種類あるので有効牌は1/34の約3%で引けます。
(4枚ずつあることや場況、両面・対子・暗刻によりそれぞれですが
ここでは簡易で計算するために反復試行とします)
n向聴数とすると
3%のn乗が聴牌している状態かの確率になります。
これにより
1向聴:3%
3向聴:0.0027%
5向聴:0.00000243%
途方にもない数字になっているのがわかります。
こんなの和了れないじゃんと感じてしまうかと思いますが
そのために牌効率があるので和了ることができますので大丈夫です。
イメージとして向聴数が1つ増えると聴牌まで5~10順増えるので
向聴数を数えて和了に向かっていいのかを判断する必要があります。
もちろん愚形・良形、良形変化、役がある、高打点が見えるなどで複合的に考える必要があります。
なので自分としてはざっくり以下のような思考になります。
1向聴:全ツッパ 和了優勢
2向聴・3向聴:打点と愚形度合でバランスを見る
4向聴:良形変化が見えれば前のめり・愚形だらけなら防御姿勢
5向聴:完全防御
麻雀のスタイルで多少変動するかもしれませんが
自分なりの基準があると全局参加型の運任せ麻雀から脱却の一歩になります。
そうなると打点で簡単に点数が上がるかの差があるのはドラになりますので
配牌でドラが何枚あるのか、使えるのか(欲を言えば受け入れられるのか)を考える必要があります。
リーチ麻雀においては聴牌してドラが1枚あれば愚形でもリーチが優勢となるので
何もないリーのみの聴牌にならないように打ち進める必要があります。
なので切り順についてコンセプトを立てて第一打を切り出すようにしましょう。
ドラの確認まで済んだら和了ることができるのか確認する必要があります。
基本的にはドラを抱えたまま和了に向かえる役を探すことになりますが
それがリーチのみになるのか、
断么九・役牌で仕掛けられるのか、
片和了など制限がつくような仕掛けであがれるのか
そもそも仕掛けてまで和了る必要があるのか
コンセプトに合わせた一番最短の道を探す必要があります。
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いかがだったでしょうか?
戦術的なところについては別の機会として
一読して何か気付きになるようなものはあったでしょうか。
マインドセットすることで運がいい悪いだけの一喜一憂以外の
楽しみが見えてきます。
新しい思考との出会いを麻雀で!