【麻雀】辺張の切り順で無駄に情報を与えてない? 形から見る危険度の違い
数牌(1~9)を切るときに相手に多くの情報を与えていないでしょうか。
その中でも一番情報を与えてしまう切り方が
ブロックがオーバーした際に内側から切ってしまうということです。
どういう情報を与えてしまうのか
牌姿の状況から理解を深めましょう。
2(8)⇒1(9)と切られている場合ですが、
以下のようなリーチで3(7)の危険度に差が出ます。
三萬と七筒どっちがより危険でしょうか。
数牌の端のスライドの形を考えると以下のパターンになります。
どれも塔子オーバーで何かを切り出す場面とすると
三色同順などの役の固定を除き
【①】【②】は比較的二筒⇒一筒と切り出す人が多いのではないでしょうか。
①は面子が確定していて断么九のスライドがある形ですが
面子が出来上がっているのでくっついたところでと考えて溢れていれば安全度を見て内筋から切り出す人が多いです。
②は塔子オーバーであれば三筒の二度受けの形でロスがないので一筒・二筒が不要となります。
雀頭のない手牌の場合三筒の受け入れでのべ単になるので一筒から切ることもあるかと思います。
③はこのブロックの中で1面子で作るとすると役に絡まない場合断么九や五筒の縦の受け入れを残せば一筒から出てしまいます。
④はこのブロックで1面子を作るとするとすでに雀頭があれば二度受けになっている三筒が入った時に両面が残るのと四筒の縦の受け入れを残して一筒から切り出すと思います。
形をイメージすると三筒の危険度が、一筒・二筒出る順番によって変わることがわかるでしょうか。
今回のリーチの状態だと一萬・二萬と切られた形より八筒・九筒と切られた場合の安全な範囲が変わることが理解できると思います。
ただ場況により枚数が少ない縦から切っている場合や
捨て牌読みを理解しながら打っている可能性も十二分にあるので
安全牌がどうしてもない場面での何かすがらなきゃいけない時に参考になればと思います。