得意なことで、生きていく。ぼくが「LPデザイナー」になった3つの理由。
どうも、フリーランスデザイナーのうさぎデザインです。
ぼくはこれまで、HP、LP、バナー、サムネイル、商品画像、リッチメニューなど数多くのデザインジャンルに手を出してきました。
ただ、今年1月に会社から独立し、フリーランスになって自分の腕一本で生計を立てていく必要がある中で、「受注する制作ジャンルをある程度絞っていかなきゃな〜」と思うようになりました。
悩みに悩み抜いた結果、ぼくは「LPを主軸としたデザイナー」になることを決意。その理由を今回は語ろうと思います。
デザイン初学者の方で、今後のキャリアについて悩まれているという方はぜひ続きをお読みください!
1つに絞ろうと思った理由
まず、ジャンルを1つに絞ろうと思った理由からお話します。
ぼくはXなどでも常々、「ジャンルは1つに絞って、なるべく特化させましょう」と啓蒙しています。
その真意は、「1つに集中した方がそのジャンルに必要なスキルだけが効率よく伸びていくし、専門店というブランディングをした方がクライアントからも選んでもらいやすい」という理由からです。
先述した通り、ぼくはこれまで本業・副業含めてたくさんのジャンルに手を出して、どれもそれなりに実績を積み上げてきたこともあり、そのあたりがとても宙ぶらりんでした。
うさぎデザインのインスタアカウントも、立ち上げた当初からそのブランディングが弱く、「何屋さんでもない、ただデザインを教える人」になってたんですよね…。
これ、実はぼくの中で結構悩みでした。
ジャンルが幅広いせいで、どうしても広く浅い情報発信になっちゃうし、DMで制作依頼をしてくれる方も、「うさぎさんってホームページ作れますか?」「こういう画像って作れますか?」みたいな感じで恐る恐るDMを頂くことが多く、少なからず制作依頼のハードルの高さに繋がってしまっているのでは…という懸念もありました。
ということもあり、そろそろ「うさぎデザインといえば〇〇」みたいなセルフブランディングが必要だな~と考えたわけです。
なぜLPデザイナーなのか
さて、次になぜぼくが「LP」を選んだのかという点ですが、理由は主に以下の3つです。
1つずつ解説していきます。
①シンプルにLPを作るのが自分に向いていた
少しだけ昔話をします。
ぼくが一番最初にLPを作ったのは、制作会社に勤務して2年目くらいの頃でした。ぼくの勤めていた会社は、基本的にコーポレートサイトや店舗サイトを作ったり、SNS広告を作ったりするのが主なサービス内容で、実は「ランディングページ」は専門外でした。
じゃあなぜぼくがLPを作ることになったのかというと、営業さんが間違えて受注してきたからです(笑)
受注しちゃったもんだから作るしかない。
でも、LPを作る技術のある人間が社内にいない…みたいな感じだったんですが、たまたまその案件の担当がぼくだったので、「うさぎくん作れる?」みたいな感じで半強制的に作る流れになりました(笑)
というわけで、見よう見まねでLPを作ることになったんですが、あら不思議。
LPなんか一度も作ったこと無いのに、特に苦戦することもなくパパっと作れてしまい、普通に納品しちゃいました(笑)
なんとなくセールスの構造を理解していたのと、昔から文章を書くのは苦手ではなかったので、デザインもライティングも、「何となくこうだよな…」みたいな感じで作れてしまいました。
それ以降、「LPを受注しても何とかなる」みたいな風潮が営業部に流れ込み、営業マンがバンバンLPの仕事を取ってくるように。
そして、気づけばすべてのLP案件をぼく一人で捌くという状況になっていました(笑)
営業マンが取ってくる仕事だけでなく、自社サービスを売るためのLPだったり、コンテンツを販売するためのLPなんかもたくさん作りました。
当然ながら、ライターさんが原稿を作るのではなく、ぼくが全部原稿を作ってました。(この経験が今に活きてます)
少し話が逸れちゃいましたが、とにかく
「LPを作らないといけない状況に追い込まれて、作ってみたら、案外できちゃった」というのがルーツがあるので、苦手意識がなく、むしろ得意分野になったという感じです(笑)
②1つの案件をじっくり時間をかけて作りたかった
LPデザイナーを選んだ2つ目の理由はこれです。
バナーやサムネイルのような工数の少ない案件で安定的に稼ごうと思ったら、月に大量の枚数を作らないといけません。
そうなると、1件あたりに費やせる作業時間も限られてしまうので、1つ1つの案件にこだわりを持ってやるというよりは、どこかで必ず妥協をしないといけなくなります。
別にそれを否定したいわけではないのですが、ぼくのように「じっくり時間をかけて、妥協を許さずデザインを作りこみたい」といった性質のデザイナーの場合は、
「なるべく高単価で、月に1~2本納品できれば暮らしていける」みたいなジャンルの方が向いていると判断しました。(高単価で楽して稼ぎたいとかではなく、1件1件に命を込めて集中したいという意味です)
それが、ぼくのデザイナーとしての理想的な働き方だったので、複数ある中では比較的単価が高い傾向にある「LPデザイン」を選ぶに至りました。
③制約に縛られず自由にデザインしたかった
LPデザイナーを選んだ3つ目の理由はこれ。
ここで言う制約って何かっていうと、「コーディング」です。
先ほどの項目で「なるべく高単価で月に1~2本納品すればOK」なジャンルに手を出したかったとお伝えしましたが、そうなるとだいたい「ホームページ系」か「LP系」の2択に分かれると思います。
ただ、ぼくはコーディングがあまり好きではないのでできればやりたくない。
それに、コーディングで表現できることって限られてくるので、デザインカンプを作っている段階で「これってコーディング難しいよな…」とか「この表現はできないからやめておこう」みたいなことが起きちゃいます。
ぼくはとにかくそれを避けたかったので、ホームページ屋さんになることはやめて、LPデザイン1本で食べていく決意をしました。
もちろんLPを作る際も、コーディングの知識は最低限必要です。
ただ、ぼくは画像コーディングという種類のLPを制作しているので、illustratorで自由にデザインを作り、それを画像として書き出し、あとはペタペタ画像を並べるだけでサーバーにアップできるという手法を取っています。
画像コーディングって何?という方は、ぼくが以前書いたこちらのnoteをご覧ください。
というような理由から、制約に縛られず、自由にデザインを表現できるLPデザインに決めたという感じです。
隠されたもう1つの理由
ここまで、ぼくがLPデザイナーになると決めた理由を3つご紹介しました。
今ご紹介したのは、これを読まれている駆けだしデザイナーの方にも、少なからず共感できる部分があったかと思います。
ただ実は、ぼくがLPをやろうと思った理由はもう1つあります。
これはぼくにしかできません。
何かというと、「インフルエンサーさんと仕事をする」という点です。
ぼく自身がインフルエンサーのはしくれということもあり、何となく「インフルエンサーさんと一緒に仕事したい」気持ちがありました。
実際、色んなジャンルのインフルエンサーさんたちと交流があったり、繋がりがあったりするので、このアドバンテージをどうにか生かせないものか?と考えていました。
そこで仮説として出たのが、
「ぼくのようにSNSで発信されている方で、コンテンツやサービス販売用のLPを必要としている人は多いはず」というもの。
ぼく自身、SNS上でコンテンツ販売をしており、自分でLPを用意してどでかくローンチしてきた経験があります。だからこそ、LPの重要性や必要性は身をもって体感しています。
正直、LPが無いとここまで売るのは難しいし、LPをプロフのリンクに設置するだけで自動的に商品やサービスが売れるようになるので、SNS(特にInstagram)ともかなり相性がいいな、と。
というわけで、需要がありそうだったし、自分のアドバンテージを大きく生かせるということで、「インフルエンサー・コンテンツホルダー御用達のLPデザイナー」になることを決めた、という感じです。
実際、先日LPを作らせていただいたくらげさんからも、「それはめちゃくちゃ需要あると思います」と太鼓判を頂けました。
あざっす!
LPデザイナーとして、生きていく。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
結論としては、ぼくにとって得意で相性のいいジャンル、それがLPデザインだったという感じです。
デザイン初学者のみなさんも、デザインには色々なジャンルがあって、方向性に迷われている方も多いと思います。
そんなときは、
✅自分の得意なジャンルやテイストを見つける
✅自分が思い描く理想の働き方を考える
✅自分が苦手と感じる分野には手を出さない
というのをやってみるといいと思います。
ぜひ参考にしてみてくだい◎
ちなみに、先述の通り、ぼくがLPをガンガン作っていたのは会社員時代であり、フリーランスになってからはほとんど作っていません。
なので、公開できるポートフォリオがほぼ無いという状況です…
が、しかし。
これからは本業LPデザイナーとして、インフルエンサーの方やコンテンツをお持ちの方、個人事業主の方向けのLP制作代行を全面的にやっていくつもりなので、制作したLPをどんどんSNSでもアップしていきます。
というわけで、引き続きうさぎデザインをよろしくお願いします🐰
「このnoteが学びになった!」という方はぜひXのポストを引用して感想をアウトプットしてください🙆♂️✨
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