箱根の記録/透明のつるつる
箱根は2度目の訪問となる。
ロニホーンという人の展示を見に行った。
透明の塊が結構好きなので、広告で見て行かねばと思ったのだ。
ガラスをゆっくり冷やして詩の一節をタイトルにした作品。
つやつやで是非触ってみたい。
温泉に来ているおばさんを約3週間毎日撮り続けた作品。
これを撮った方もだが、被写体のおばさんも根気がよいな。
毎日同じように見えて変化があるよ、的な作品なんだろうが、私はなによりも「根気の良さ」を感じてしまう。
ロニホーンさんはアイスランドからインスピレーションをうけて作品作りをしたそうだよ。
アイスランド料理は海老とか豆とかなのかな。
ポーラ美術館は展示会とレストランがコラボしてご飯を出すのだがそれが本当に好きだ。
今回はパンを選択できた。(前回はライスを頼んでしまいオレンジソースで米を食べるはめになった)
圧倒的に成長している。
彫刻の森美術館に行った。
この美術館はほとんどが屋外で、敷地が広い。
歩きながら散策できて楽しい。
巨大な彫刻は急に動き出しそうな怖さがある。
青空の下ずっとカラフルな色合いを保てる事も地味にすごい。雨宿りしてたら話しかけて来そうだ。
足湯なんかもあったりして、最高の施設だった。
前にあるピサの斜塔みたいな建物は内側が全てステンドグラスになっている。
めっちゃ良いじゃん。どうやって作ったの?
彫刻の森美術館にはピカソ専用の美術館が入っている。
ピカソは生きているうちに評価されたため、作品数が多い。
15歳の時に危篤の女性を囲った家族の絵を描き、写真のように上手かった。
ピカソは5歳の時に天才的に上手い鳩の絵を描いた。それゆえ自分は「子供が描く絵が描けない」と生涯を通し子供が描く絵を目指していたらしかった。
そのため歳をとるごとに抽象的な、子供が描くような絵になっている。
そしてピカソも自分の妻の版画を17枚?くらい何年もかけて刷っていた。
経年により版画の元が錆びたり、影を足したりして変化していく様子を展示していた。
経過、というのはアートであるな。そして根気が良い。
足跡の誘導マークがあったが、その先には何もなかった。
これが作品では無いのが恐ろしかった。
有吉の壁が好きすぎる。
ロケに使われたホテルに泊まる事が出来た。
ここ、もう中さんが餡をかけてた所だ!とか野田クリが振られてたテラスだ!とか館内を見て回るのが楽しかった。
ガラスの森美術館に行った。
木がガラスで出来ている。
創業者はベネチアを再現するため、水が近くにあって〜などの立地条件で箱根に作ったらしい。
ぽきんと折れそうだけど、お前そよげるのか。
ガラス作品が展示してあって豪華だった。
かまぼこ作り体験が出来る施設がある。
箱根は駅前が渋滞する。せっかく予約できたがめちゃくちゃ渋滞に巻き込まれかまぼこは作れなかった。
ささかま作りは参加出来た。
せっかくならみんなかまぼこを作りたいよな、ささかまは空いていた。
実家の車がダイハツなのでエンブレムのささかま。
かまぼこパウダーという生の魚を極限まで乾燥させた粉に具を入れて固めて揚げるだけ!
水をこぼしてしまい、水分少なめのささかまはブリンブリンだった。
箱根登山鉄道はいつの間にか再開していた。良かった。
この旅をしたのが2ヶ月ほど前で、思い出しながら記録をしているが所々忘れてしまっている。
旅の記録はお早めに。
かまぼこ天使でお別れしましょう。
さようなら〜。