主治医に言われてが、自主的に
初めは、勧められて、何となく
メンタルクリニック、ショートケアは、
精神科リハビリテーションの1つ。
主治医の指示箋が発行され、利用開始となる。
誰でも、参加できる訳ではない。
病状、個人の特性などが考慮される。
「ショートケアって、何ですか?」
説明を受けるが、言葉だけでは想像がつかない。
出席するか否かは、本人の意思となる。
担当スタッフは、どんな人。
参加者は、何人ぐらい。どんな人が来るのだろう。
3時間も、そこにいられるのかな。
どんなことをするの。ついて行けるのかな。
移動中や活動中、調子を崩さないかな。
不安だらけ
勇気を出し、参加をしてみる。
「初めまして、ようこそ」
プログラムは決まっているけれど、
授業とは違う。
ワークショップ
自分のペースで、活動に参加をする。
「無理をしないで」
「休んでくださいね」
工作であれば、出来不出来の評価はない。
見本を模倣する訳ではない。
他者と比べる必要もない。
同じものは、1つもない。
ここに来る目的は、個人の目標を達成すること。
無事に、到着した。
休憩を取ることが出来た。
集中して取り組むことが出来た。
丁寧に出来た。
思ったよりも、良く出来た。
他の人と、会話が出来た。
来た時よりも、気分が良い。
回を重ねるごとに、
安心感が増す。
参加が楽しみになる。
自分の意志で予約をし、
参加をするようになる。
担当者として、安心して過ごせる雰囲気を作る。
初めは、質問や自分の症状を話し難いだろう。
こちらから声かけをし、話し易い工夫をする。
慣れて行けば、自然と話しをしてくださる。
無理に話さなくとも良い。
開始時、3時間は長く感じるだろう。
休憩を促す。
参加者同士の、距離感はどうか。
一方が話し過ぎて、疲れさせていないか。
調整もする。
プログラムは、簡単すぎず、
時間内にこなせ、達成感を得られそうな内容を。
参加者の声を参考に、検討をする。
安心して過ごせる「場所」作りのお手伝い。