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これぞアメリカ! ワクチン騒動! 俺たちにもワクチンをよこせ! ワクチン接種をしてもらえない名門スタンフォード大学研修医が反乱!
こんにちは、ドクターコロナです。
コロナパンデミックの中心地アメリカでは先週から待望のワクチン接種が始まりました。
マスク嫌いの自由人が多いアメリカは、コロナの格好の餌食となり、感染者と死亡者が世界でも最も多くなっています。
波が一度も収まったことがないのに、第一波から第三波が起きています。
現在は第三波が来ていると言われていますが、中心地は陽気なカリフォルニアンの地、カリフォルニア州です。先日は一日の感染者が6万1千人という、さすがのアメリカ人も驚く天文学的な数字を記録しました。
ロスアンゼルスを始めとする各都市でICU集中治療室が不足する事態となっており、正に医療崩壊が起きています。
アメリカはワクチンに一縷の望みを託しています。先週から医療従事者に接種が始まっています。
カリフォルニアの名門スタンフォード大学で大事件が起きました。
ワクチンの数には限りがあるので、順番があります。大学が優先したのは高齢の職員でした。一見当然な気もしますが、実はこれらの高齢職員は多くが患者を診察しておらず、自宅勤務をしているそうです。
これにスタンフォード大学の研修医が噛み付きました。
— San Francisco Chronicle (@sfchronicle) December 18, 2020
1300人在籍している研修医の内ワクチンを接種できたのは7人だけです。研修医は最前線で患者を治療し、ICUに勤務しています。
それに対して高齢の職員は多くが感染リスクの少ない自宅勤務です。
これでは研修医が怒るのも無理がありません。薄給で危険の高い仕事をやらされて、ワクチン接種では後回しでは不公平です。
研修医たちはFirst in the Room, Back of the Line、順番を後回しにされたと言って病院のロビーで大声で抗議しています。
マスクをしていますが、これだけ大声で叫んだら飛沫が飛びまくりそうです。ワクチンを打つ前に感染しないといいです。
ワクチンでアメリカの犠牲者が一人でも減ることを願っています。
皆さんも風邪などひかないように気をつけてください。
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