読書記録①『やわらかな兄 征爾』/小澤幹雄
小澤征爾さんの弟の小澤幹雄さんが、小澤征爾について書いた本です。
率直な感想は、小澤征爾はとてもワイルドだということです。
まさかラグビーをやっていたなんて驚きでした。
印象に残った言葉は、作家井上靖さんからの激励のお言葉で、
「文学は外国人に読んでもらうためには、どうしても翻訳者が必要だ。音楽の場合は自分の勉強したことが、どの国の人々にでもすぐ通用する。こんな素晴らしいことはない。君のような音楽家がうらやましい。」
音楽には国境はない、ということを改めて痛感する言葉ですね。
そんな音楽をできる喜びをかみしめながらこれからも演奏していきたいです。