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教採受ける学生さんと子育てを控えたパパママに受けてほしい保育士試験

保育士試験を受けてきました。一念発起して、勉強して一発合格するぞ〜〜〜!と、意気込んでいました。が、恥を忍んで申しますと、参考書と問題集は書き込みも印もしていません。いや、開いてすらいません。本当に全く勉強せず当日を迎えることになってしまいました。やる気…。

で、受験してみての感想。

1.教員採用試験を受験する(教員を目指す)学生、みんな受験してほしい
2.子育てを控えている(最中の)お父さんお母さんにぜひ受けてほしい

・教採と範囲が被るのでコスパ高し
「保育の心理学」「保育原理」「教育原理」は教員採用試験の「教育原理」「教育心理」「教育法規」と大きく範囲が被っているし(とはいえ幼児教育関係の出題多め)「保育実習理論」には小学校全科の音楽、図画工作の内容も出題されます。(保育士試験のほうがやや高度で実践的だと感じました)そのため、教採勉強+αの知識で難なくクリアできるはずです。一度の勉強で二度お得。コスパ高いです。

確か、大学で62単位取得見込みで受験できたはずなので(うろ覚え)2年生から受けている友達もいました。今は1年に2回受験機会があるので、教採の練習として4年生の4月に筆記受験、12月に実技受験で資格取得を目指せたらいいよなあと思います。ハードだけどね。現役の時にこうしたかったな。

・現場系知識の基礎がつくれる(のでは)
例えば「社会的養護」「児童社会福祉」の科目では、例えば虐待を受けた(疑われる)子ども、貧困にある子ども、障害のある子ども等に対する具体的な対応が問われます。実際に子ども、保護者と関わるためには根拠となる福祉行政の仕組み、制度を理解しておかないと適切な支援ができません。里親制度、生活保護、自立支援、福祉施設…ニュースで言葉ではなんとなく知っていても、どんな子どもたちがそれにあたるのか、子どもたちはどう過ごすのか、保護者にはどのような支援ができるのかを具体的には知りませんでした。
人がよく生きるためには、教育や学びも必要だけど、それは福祉(幸せ・豊かさ)と両輪で成り立つこと。福祉のこと、もっと学ばないといかんと痛感しました。

・子育てに必要な知識を体系的に手に入れろ
「子どもの保健」「子どもの食と栄養」は言わずもがな。ワクチン接種とか、離乳食とか、ミルクの作り方とか、身体の発達とか、普通に勉強になります。あと、最新の子育て支援の法令や制度も勉強します。どうせ子育てを控えているのならばここでガッと知識として頭に入れておいたら「はっ、これは保育士試験でやったぞ…!」と、いつか役立つだろうなあと。私はこの分野だけでもいいから、夫に勉強してほしいなと感じました。
実感が伴っていないので恐縮ですが、例えば「子育て本読んでおいて〜」を丸投げするより「どの情報を参考にしたらいいか…」と思い悩んだりするよりは、厚生労働省の公認という正式なリソースに基づく知識の習得、保育士試験という明確なアウトプットを目指すのが効率がいいのかも。

きちんと勉強すれば、受験料の約13,000円+テキスト代5,000円程度で、一生モノの国家資格が手に入るというのはスゴイと思います。教員免許状を更新制にした人、ちょっと出てきてほしい。

以下有料noteです。試験お疲れ〜!ってことでご覧いただけると超ありがたいです。

・全科目の自己採点結果
・保育士の資格をどうして取ろうと思ったのか
・保育士の資格を活かして何がしたいのか

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