同じ映画を4回見た話※ネタバレなし
こんぺこ~
ぺこらです。先日、初めて「日本アカデミー賞」の授賞式をリアルタイムでみました。今まで「日本アカデミー賞」はもちろんのこと本場の「アカデミー賞」ですら、結果を後で見ればいいやレベルだった私が発表を今か今かと待ち望んでいたのです。
ということで、今回は「何故、「日本アカデミー賞」に注目していたのか」のお話。※ネタバレなし
1.出会いは突然に
はい。単純に今回の「日本アカデミー賞」に推し作品があったからです。
その作品とは
[画像引用]
ずばり「罪の声」です!
残念ながら作品賞最優秀賞は逃してしまいましたが、11部門、12の賞にノミネートされていました。また、最優秀脚本賞、話題賞 俳優部門を受賞しています。
しかし、公開前から注目していた作品かというとそうではありませんでした。小栗旬さんや星野源さんの大ファンというわけでもなく、原作の「罪の声」を読んでいたわけでもありません……。
たまたまテレビを見ていて、たまたま「罪の声」CMが流れていて、たまたま映画を見る機会があっただけ。なので、見るまでは事前知識ゼロ。昔の事件をテーマにした邦画のミステリー作品ぐらいの印象です。
それが、まさか、こんなことになるとは……
2.気づけば4回も見に行っていた!
みなさんは、同じ映画をリピートしますか?
私はどちらかというとリピートする方です。とはいえ、せいぜいDVDや配信サービスで何度か見返すだけですし、どんなに面白い作品でも数年に1回レベルでしか見ていない気もします。そして、邦画よりは洋画やアニメが好きであんまり見ない方だと思います。それなのに、
見終わってから数日経つ度にチケットを買っていて、気が付けば主演の小栗旬さんと一緒にまた同じ事件を追っていたのです。
3.「罪の声」とはどんな作品?
◆あらすじ
35年前、日本中を巻き込み震かんさせた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。[引用]
具体的な事件名は明かされていないようなので名言はしませんが、「35年前」の「食品会社」を相手にした「劇場型犯罪」だけでピンとくる方はいらっしゃるかもしれませんね。私は、幼かったのでリアルタイムに経験はしていないのですが、それでも、事件の名前はもちろんのこと指名手配の似顔絵もどこか記憶に残っています。(※作中では別の事件名になっていますが、ほぼイコールと言って構わないでしょう)
この未解決事件を新聞記者である阿久津英士(小栗旬さん)は、追っていくことになるのですが、自分が事件の関係者かもしれないと疑問を持つ曽根俊也(星野源さん)との出会い、真実を暴くことへの葛藤など、見ているうちに、これはノンフィクションなのではないか?と思わせるようなリアルな視点で描いています。特に助演の宇野祥平さんの演じる聡一郎、原菜乃華さん演じる望家族の人生は涙なくしては見れません!私も何度見ても……むしろ、繰り返し見る度により強く込み上げてくるものがありました。
映画は、2時間22分と少々長め、かつ登場人物は多めなのですが、テレビ番組のようにテロップが出てきたり、ノンフィクションと思ってしまうような物語の深さのある作品でしたのでまだ見ていない方も何度も見てるよ!という方もまた視聴するきっかけになりましたら幸いです。
現実では未解決の事件が解決されていくif世界を是非体験してみてください。
ではでは~
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