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アメリカで通りすがりの人に車を修理してもらった話
どうも、アラサー在米女です!アメリカに来るまでは完全なるペーパードライバーで、車の運転技術は完全にアメリカで習得しました。
運転技術は上達したものの、未だに車については知らないことばかり、、そんな私が出先で車のバッテリーを上げてしまい、通りすがりのとても親切な方に助けてもらった話です。
待ち時間を車内で過ごす
とある予定が1時間遅れることになり、私は何処かで時間を潰さなければならないことに。
以前ならその辺りのカフェやお店に入って待てたのですが、現在はこういった状況で、無駄な外出を避けているので、近くの駐車場に車を停めて車内で適当に時間を潰すことにしました。
エアコンは使ってはいけない!
実は過去にも車のバッテリーを上げてしまったことがあり、その際にエアコンや暖房のつけっぱなしは良くないということを学びました。(前回は真冬でした。。。)
今回は窓を開けてエアコンなしの送風機能のみを使用していました。音楽を聞きながら、、(後から知ったのですが、この状況も良くないらしい。)
窓が閉まらない?
いざ車を降りるために窓を閉めようとすると、運転席側の窓が閉まりにくい様子。
窓の不備か?と思いながら帰ったら旦那に聞こうなんて呑気に考えていました。
また、やらかした。
窓を少し開けたまま、約束の時間になったので車を降り、用事をすませて車に戻ってくると、、、エンジンがかかりません。
またやらかしてしまった。ということにこの時点でやっと気付きました。
どうやって車を動かす?
現状を理解した私が次に考えなくてはならないのは、どうやって車を動かすか。
頭に浮かんだのは以下の3つでした。
①AAA(ロードサービス会社)を呼ぶ
②旦那or旦那家族に助けを求める
③その場で助けてくれる人を見つける
まず①、電話をかけて会員情報等を電話口で伝えてからの配車なので、時間がかかる。
②私がいた駐車場は自宅から25分程の距離なので確実に待ち時間が発生する&旦那が電話にでない。
③助けてくれる人さえ見つければ、5分以内に解決できる!
ということで私が速攻で選んだのは③です。
助けを求めに、いざ出陣!
普段は比較的ビビリな私ですが、ピンチのときだけ行動力が倍以上になります。笑
早速近くを歩いていた男性に声をかけました。
「すみません、車について詳しかったりしますか?私、車のバッテリーを上げちゃったみたいで、、、」
すると、その男性は「バッテリー上がっちゃったの?車どこに停めてる?ちょっと見てみようか!」とすぐに私の車の状態を見てくれるとのこと。
歩きながら話していると、男性の名前はビルさんといって、2人の可愛い男の子のパパさんでした。子どもたちも一緒に私の車の元へ移動しました。
そして私がエンジンをかけると、なんだか弱々しいエンジン音が鳴り、そのまま消えていきました。
「あら〜、これはバッテリー上がっちゃってるね。ケーブル持ってるからジャンピングスタートしてあげるよ!いま僕の車を(私の車の)横まで持ってくるからちょっと待っててね!」
そういってビルさんはすぐに車を私の車の横まで動かしてくれました。
「ボンネット開けれる?」車を横に停めた男性は私にそう言いました。しかし私がかろうじて知っているのは給油口の開け方のみ。笑
「どうやって開けるのか分かりませ〜ん!」と情けない声で叫ぶと、わざわざ運転席側まで来てサクっと私の車のボンネットを開けてくれました。
いざ!ジャンピングスタート!
ビルさんが手際よくジャンピングスタートに必要なケーブルを繋いでいると、通りすがりの男性もやってきて「あら〜重いもの運び過ぎちゃった?赤のケーブルは赤、黒のケーブルは黒に繋ぐんだよ!」と。
私はしぶしぶ「いや、エアコンつけっぱなしだったみたいで。。。」と言うと、男性は「あら〜それはいかんね!」と言って去っていきました。
無知丸出しで本当に恥ずかしい。でも親切な方に出会えて本当に良かった、、私の頭の中はこの2つの感情で溢れていました。
無事に復活!
ケーブルを繋いで少し待つと、ビルさんは私に「車のエンジンをかけてみて!」と言いました。
私はアタフタしながら、「エンジンを?普通に?かけるだけでいいんですか?」何故かビルさんの言った言葉を復唱。
そしてエンジンをかけてみると、、、無事に動き出した〜!!
一緒に見ていた子供達も一緒に喜んでくれました。
ビルさんにお礼を言うと、ビルさんと子供達は車を走らせお家へ帰っていきました。
まとめ:親切な人が多い
かれこれ10分以内のことでしたが、ピンチの状況でこんなに良い人に巡り会えると心がかなり温まります。
お子さんもいて早く家に帰りたかっただろうに、貴重な時間を裂いて見知らぬ外国人のピンチを救ってくれたビルさんには本当に感謝です。
思い返してみると、この件以外にも車関連のトラブルがかなり多い私ですが、毎度親切な方に出会って助けてもらっています。
「今は忙しいから無理」なんてことは一度も言われたことがなくて、みんな何かと助けてくれようとしてくれます。
またそのうち他の事件に関しても書いていきたいと思います。
それにしても本当に学ばない自分にガッカリですよ。しばらくは意識しているんですが、忘れた頃に繰り返してしまうんですよね。という言い訳です。
では本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
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