バンブー540タオルケットで価値観が宇宙になった話
タオルケットで価値観が宇宙になった話をしようと思う。何言ってるのかと思うだろう。でも本当にそうなったのだからそう書くしかなかった。
バンブー540とはイケウチオーガニックの高級タオルケットだ。タオルはコットン100%が一番良いに違いないと言う私の概念を木っ端微塵に打ち破って見せた逸品だ。タオルは触らないとわからないのだ。そして、自分の好みも実際触らないとわからないのだ。
バンブー540が好きだ。
でも、あまりにも高価すぎて家族を説得できず、見学にもう五回以上通ってモフっている癖に、買えずじまいでいた。(お店に迷惑)好きすぎて持ってもないのに漫画に書いていたぐらい欲しがっていた。
そんな私に転機が起きる。転機というか奇跡である。
ある日、友人からタオルの相談が入った。親族への新築祝いでいいタオルを探しているとのことだった。「もし、予算にあうんだったら・・・」とすかさずバンブー540のタオルケットを推した。決してスースせずしっかりとした重さ、なのにサラッサラとした心地よさ。絶対喜ばれるに違いない。
友人「そんなに好きだったら是非プレゼントさせて〜」
私「是非〜喜ぶと思うよ!」
友人「いや、君にだよ。いつもお世話になってるし。何か贈りたいと思ってたんだよ」
え?
2万9700円だよ?!?!?!?!?石油王???石油王?!そんな高級品!恐れ多い!申し訳ない!こんな高いものを!!!!!!!!!!!!!!でも!!!!!!!
石油王じゃなくて神だった。ゴットはすぐさま発送手配してくれ、早速届くとのことだった。友人のいる方向に足を向けて寝れないし、すでに心の中では五体投地を始めた。おもむろに近くのタオルケットを体に巻き付け、「これが、バンブーになる日がくるのか・・・来るのか・・・」とイマイチ信じられない気持ちでその日を過ごした。
バンブー到着
次の日の朝、私は子供の保育園の送迎が終わって家に帰っていた。在宅勤務だから家で仕事をするのだ。梅雨に入り、珍しく気候は晴天。身体中は汗だくだった。そんな時だった。
きたーーーーーーーーーーーーーーーー。受け取った時、身体中は汗ばんでおり、ファーストタオルには適していない。そう思った私は、昼休みに開封儀式を行うことに決めた。
が、しかし、その日の仕事はクレーム続きだった。それって私の関わってないやつですよね?電話がひっきりなしにかかってきた。やっと落ち着いたと思ったら昼の11時。もう限界だった。
バンブーをモフろう。
声でた。
本当に出た。大の大人になって、タオルにわあああああああああああああと言いながらソファーに飛び込むとは思わなかった。新たな自分との出会いである。そのあとはもう覚えていない。
ひたすらくるまった
ちょっと仕事しんどいな。この会議キツいな。そんな時アラブ人のように頭に被ったり、下半身だけテレビ会議で見えないようにくるまったり。机の下でくるまったこともあった。その時、自分が生まれたての赤子をおくるみで包んでだっこした時を思い出した。
私、今、包まれてる。そこには安心と安全があった。自分でも気持ち悪くなる感想だが、本当にそう思った。それには理由があった。
夢が叶うってこうゆう事なんだ。感謝しかない。宇宙に感謝しかない。
人生でいつか手に入ればいいと思ってた。でもこんなに早く夢が届いた。死ぬ前でいいと思ってたものが、今日からずっと添い遂げることができるのだ。幸せしかない。家族ありがとう、友人ありがとう、もうこの瞬間から全てがボーナスステージだ。
ちなみに友人から、オーガニックコットンホイップのタオルも一緒にもらった。めっちゃフッカフカだった。その後、友人もタオルを自分用に購入したらしく、「タオルに使うならコットンの方で、タオルケットはバンブーがいいかも」と言う貴重な情報もいただいた。濡れた手で触るか触らないか、これも好みで変わってくると言うのだ。なんと言う発見。
長くなってしまったが、私はタオルケットで宇宙なった。人生で今まで感じたことがない経験をすることができた。ほんとありがとう。「お礼はいいから、感想漫画にしてよ笑」と言ってくれた友人。マンガにしたよ!!ありがとう!
追伸 タオルの種類はバンブー540のネイビーである。