Z世代の特徴と今後の社会変化
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子ども向け金融リテラシー普及推進を目的として、記事を書いています。
今回は、前回のミレニアル世代の特徴に続き、「Z世代の特徴と今後の社会の変化」について書きたいと思います。
●Z世代とは?
諸説ありますが、ここでは、1995〜2012年に生まれた世代を「Z世代」と呼ぶことにします。
●Z世代の特徴
Z世代の特徴として以下の項目が挙げられています。
1.デジタルネイティブ
2.プライバシーに関する意識が高い
3.反ブランド主義かつ個性重視
4.仲間との交流はオンタイム(時間通り)で
5.起業家精神が高い
6.社会問題への意識が高い
7.平等性や合理性を求める
8.SNSによるつながりを重視
9.金銭やキャリアには保守的
●Z世代が中心となる社会=SDGsが目指す社会?
Z世代が社会の中心的存在となってくるのは約10年後くらいでしょうか?
ちょうど2030年をゴールとして、国連サミットで採択されたのがSDGs(Sustainable Development Goals)です。
17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(No one will be left behind.)」ことを誓っています。
SDGsの17のゴールでは以下の17個の目標を掲げています。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世の中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
Z世代が社会の中心となる時には、このような社会に変わっているのではないでしょうか?
難しい、無理と思うのは、Z世代あるいはミレニアル世代(1980〜94年生まれ)よりも上の世代の方が多いという声も聞きます。
その一方で、次世代を担うZ世代の若者子どもたちは、SDGsの考え方に共感していると言われます。彼らは、持続可能な社会の実現に向けて、自分ができることで貢献し、実際に社会を変えていくんだと思います。
SDGsの考えが今後の社会の主流になっていく中で、我々はZ世代やアルファ世代といった次世代を担う子どもたちに教育の場や家庭で何を伝えていったらよいのでしょうか?
次回も「今後の社会の変化」について、別の視点からお話ししたいと思っています。
長文をお読みいただき、ありがとうございました😊