ドイツ語文法②〜動詞の不定形と人称変化〜
Hallo zusammen!
こんにちは、うーさです!
今回の記事ではドイツ語で文章作りのはじめの一歩を踏み出します、!
こちらの記事で、“誰(が)”を表現できるようになったところで次は
動作や状態を表す【動詞】について学んでいきます。
動作や状態を表す、というのは例えば
行く 来る
寝る 起きる
歩く、走る、休憩する
などの行為・アクションのことで、
日本語だと「う」の段で終わる単語のことを指します。
今回の記事を最後まで読むことで、
ドイツ語のセンテンス・文が作れるようになります。
では早速ドイツ語の動詞の形を見ていくことにしましょう。
ドイツ語の動詞の元々の形?不定形とは
ドイツ語の動詞には“不定形”と言われるものがあります。
この不定形はドイツ語でInfinitiv;インフィニティーフと言われ
一言でいうと“動詞の原形”を指します。
ドイツ語は主語や時制などに応じて動詞が形を変える言語です。
この不定形とは、活用していない動詞の元々の形のことを指します。
と文法用語を並べるのはこれくらいにして、
この不定形、どんな形をしているかというと以下の通り。
【基本ルール】
動詞の語幹に–en をつけて作ります(※例外もあり)
いくつか例を見てみましょう
lern・en(学ぶ) trink・en(飲む) sing・en(歌う)
[語幹] [語尾] [語幹] [語尾] [語幹] [語尾]
皆さんお気づきでしょうか、、、
上記の単語、英語に似ていると思いませんか?
lernen … lern
trinken … drink
singen … sing
さすがゲルマン系言語というだけあって
似ている単語もたくさんあります。
義務教育で習った知識も生かしてどんどん学んでいきましょうね。
“私は飲む”はIch trinken…?人称変化とエストテンテン
先にも述べましたが、ドイツ語は“形を変える”のが得意です。
“誰が”話しているかによって動詞の語尾が変化します。
このことを“人称変化”と言い、これには決まったルールがあります。
こちらの表を見てみると
語幹(ここでいうlern)は形が変わっていませんね。
そして先ほどの不定形で学んだ、
語尾の-enの部分が形を変えています。
そこで出てくる呪文がエストテンテン。
表のひだり列の単数形を縦に読み、続いてみぎ列の複数形を縦に読むと
e-st-t-en-t-en エストテンテン
となりますね。
私もこの呪文を使い、人称変化を覚えた一人です。
例外もある 〜口語上のe〜
ほとんどの動詞は上記のルールが当てはまるのですが、いくつか例外があります。
それは
語幹が-t,-dで終わる動詞
です。
この語幹が-t,-dで終わる動詞のときには
間にクッションの役割として“e”が登場します。
例を見てみましょう。
arbeit・en (働く) ▷▷▷ × arbeit-t ○ arbeit-et
find・en (見つける) ▷▷▷ × find-t ○ find-et
こちらのクッションのe(口語上のe)は人称変化以外にも登場することがあるので
そういうものがあるんだなと覚えておくといいと思います。
練習問題
それでは早速練習してみましょう。
( )内に適切な人称語尾を入れて日本語に訳してください。
Ich (arbeiten) ________ in einem Büro.
Du (spielen) ________ gerne Fußball.
Er (lesen) ________ ein Buch.
Sie (tanzen) ________ gerne.
Wir (lernen) ________ Deutsch.
Ihr (trinken) ________ gern Tee.
Sie (sehen) ________ einen Film.
Ich (sprechen) ________ Deutsch.
Du (kaufen) ________ eine Zeitung.
Er (besuchen) ________ seine Familie.
答え:
arbeite 私はオフィスで働いています。
spielst あなたはサッカーをするのが好きですか?
liest 彼は本を読んでいます。
tanzt 彼女は踊るのが好きです。
lernen 私たちはドイツ語を勉強しています。
trinkt あなたたちは紅茶が好きですか?
sieht 彼らは映画を見ています。
spreche 私はドイツ語を話します。
kaufst あなたは新聞を買います。
besucht 彼は家族を訪ねています。
いかがでしたでしょうか?
これからも一緒に練習を重ねていきましょうね!
ではBis dann!
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