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うさのカルマ浄化ジャーナル9/人間がしあわせになるために必要なこと
このジャーナルは元々、わたしが自分のカルマを浄化しようと思ってから気がついたことを、とりとめもなく書きとめている個人的な記録です。だから、「いいからオレの言うことを聞け!」とか、そういうテンションでは書いてないんだけど、結構わたしが人生かけて学んだことを記録してるから、少しでもわかってくれる人がいると嬉しいです。
よく、幸せになりたかったら「他人と自分をくらべない」のが大事って言うじゃないですか。そして、それは本当なんだけど、どうしたって他人とくらべちゃうのが人間っていうものじゃないですか。だから、どうしたら他人とくらべることをやめられるのか?という話の方が知りたくないですか?
これ、難しいんですよ。
基本的に、二元的発想をやめるところから始めないと無理なんです。って、二元的発想って何?
大きい-小さい、高い-低い、良い-悪い…。簡単に言うと、物事を善と悪にわけることですね。
元々は、宇宙にも神にも善悪という発想はない。ものごとはあるがままで、善悪という意図は本当はどこにもないんです。
でも、何かどうしても善悪にとらわれてしまいますよね。それに、「いいこと」「悪いこと」はあるじゃん?って、思いますよね?
そこは、いい、悪い、ではなく、「スキ」と「イヤ」で考えるようにするだけで、ちょっと話は変わってきます。なぜなら「スキ」とか「イヤ」とかは二元的発想ではないから。
これ、元々は「他人と自分をくらべない」話でしたね。
素敵な人を見た時に「この人とくらべるとわたし全然ダメだな」って思いがちだと思うだけど、それはただただ「素敵な人であこがれるわぁ」でいいんですよ。そこに良いとか悪いとかは持ち込まない。そして、その人の「素敵だなぁ」と思うところがきっとあなたの「スキ」なんだから、あっ、わたしこういうのが好きなんだ!って思ったらいいだけなの。そこに気がつくと、嫉妬をしなくたってその「スキ」が気がついたらちゃんと自分のものになっているから。(あなたの好きな相手が自分のものになるかと言うと、それはまた別の話になります。あくまでも相手の中の一要素の話です)
そして、あなたに「イヤ」なことをする人がもしもいるなら、それはちゃんと「イヤだ!」って言いましょう。その人はあなたが「イヤ」って言わないから、あなたがイヤだと思っていることがわかっていないだけで、「悪い人」なわけじゃないんです。
しかし、何年も我慢してイヤなことを許してきちゃった相手に、急に「本当はイヤだった!」って言ってもすぐにはわかってもらえないかもしれないです。だってきっと、その人に悪気はないんですよ。だから、まさか自分が「悪人」だったなんて認めたくない!多分普通こじれて面倒なことになるでしょう。
でも、あなたが善悪の発想を手放すと、そういった面倒なことはあなたの人生では起こらなくなります。不思議と、好きになった人を追っかけ回すことも好きじゃない人に追っかけ回されることもなくなります。
ここで大切なのは、「スキ」=良い、「イヤ」=悪い、ではない!ということ。
とにかく善悪を始めとする二元的発想を手放す。「いいとか悪いとかどーでもいー」って言ってたら、だんだんそうなってくるから、いい子ぶりたくなったり悪ぶったりしたくなったら「そんなの全部どおーでもいい!」って言いましょう。だってほんとに良いとか悪いとかって、本当は本当にまじでどうでもいいことなんだからね!(つづく)