見出し画像

いつも心にコウペンちゃんを

こんにちは、うさこです。
毎年この時期になると『去年何着てた…?』ってなるのなんなんでしょうね、タンスをひっくり返しても着るものがない。
いや去年まじで何着てたの???


うさこさん、まあいわゆるアラフィフです。
そのくらいの世代の方なら同意していただけるかと思うのですが、親に褒められたことがほぼありません。
我が家は特に母ですが基本がディスり、ルッキズム甚だしい言葉を沢山投げかけられて育ってきました。
多分ね、世代なんです。昭和の親なので。
他所で我が子を褒められたとしても謙遜という名のディスり(笑いながら)。それを聞いている私の気持ちなんて考えたこともないと思います。
そうやって大人になると、褒めるという事自体がとても縁遠いものになります。私はそう。
大人になり結婚し、初めての子育ての時は育児系雑誌を買ったこともあります。付録目当てで。
そうすると『褒めて育てる!』という特集が組まれていたりするわけですよ。
なるほど、褒めるのかー。頭では理解していてもそれを実行に移せるか?
こんなちびすけですよ、可愛いけどやる事は褒められたもんじゃないです。それはそう。
褒めなきゃ、でも普段は怒ってばかり。褒めるということがこんなに難しいとは。
そうしているうちにTwitterで出会ったんです。るるてあさんに。

コウテイペンギンの赤ちゃんのコウペンちゃんです。衝撃的の出会いでした。
『寝て起きたの?えらーい!』
最初は面白可笑しいだけのキャラクターだと思ってました。でもね、コウペンちゃんは毎日毎日褒めてくれるんです。
だめな時も、『そんな時もあるよねー』とふんわり寄り添ってくれるんです。
息をしているだけで褒めてくれる。ろくに褒められずに大人になった私はコウペンちゃんが大好きになりました。
そして子供たちにもコウペンちゃんマインドで接してみることにしたのです。

最初はコウペンちゃんのマネ。同じことを繰り返すコウペンちゃんbotです。
そうすると褒めることのハードルが下がっていくんです。その時気付きました、『ここまで出来なきゃダメ』って高い目標を設定していたのは自分だと。
子供のひとつひとつに全て目を配ることは難しいけど、お手伝いしてくれたらちゃんとありがとうを言う。
ひとりで起きられたら褒める。朝の支度を余裕もって出来たら褒める。
今日の服と髪型合っててかわいいね!と言う。忘れ物をしなかったらバッチリじゃん!と褒める。
毎日ほんの些細なことを褒めると、ほめほめポイントが次から次へと見つかっていきました。
心にいつもコウペンちゃんを。

そうして育った子供たち、娘は「私可愛いし」と胸をはって言うし、息子は「俺は家事ができる」「いつでも一人暮らし出来るぜ」と誇らしげ。
自己肯定感バカ高い子供になりました。
それからお母さんにはいろんなことを話してくれます。褒めることと同時進行で『否定しない』を掲げて接してきたので。
ここでのマインドは金子みすゞです。『みんな違って、みんないい』です。
親に理解出来ない子供の『好き』を否定しない。自分の『好き』を押し付けない。
子供が話している時は聞くことに徹底する。わかりづらい話でも最後まで聞いた上で「こういうこと?」と確認する。

コウペンちゃんと金子みすゞを心に飼って生きると育児以外でも心にゆとりが出来ます。
仕事でもギャンギャンに目くじら立てずに済んでいるのはこの御二方のおかげですね。
コウペンちゃんマインドで生きるの、超絶オススメです。私はコウペンちゃんになりたい(またなんか違う作品入ってきた)。


そんなかんじで、今日もお疲れ様でした。ではまた。

いいなと思ったら応援しよう!