箭弓稲荷神社 箭弓(やきゅう)から野球に関わる方々に愛され、「めおと狐」伝説に心から信じること・真心を知る
私は、野球が大好きだ。
プロ野球も、球場でビール片手に観るのが好き。
春・夏は地区予選から高校野球に夢中になる。
出身地の高校、長年住んでいる県の高校を応援。
負けてしまった時は、勝った高校を惜しみなく応援する。
そして、私の春と夏は終わるのだ。
平成26年4月17日
この日は、埼玉県の川越から東松山へ仕事で訪れていた。
東松山には、創建1300年の歴史ある
箭弓(やきゅう)稲荷神社
が鎮座されている。
箭弓=やきゅう=野球から、野球に関わる方々に愛されている神社さんでもある。
特筆すべきは、球技守り(バット、グローブ)
バット絵馬、ベース型絵馬がある。
野球に関わる方であれば、一度は聞いた事があると思う。
これがまた、野球好きな私には心惹かれるが、
野球をしない者が、いただいても良いものだろうか?
衝動買いしてはいかん!と自分を戒めながら御朱印をいただいた。
拝殿に大絵馬があり、その由縁となった、めおと狐の伝説がある。
江戸の神田小網町に住む大工の定助は、働き者で幸せな生活を送っていたが、流行性の眼病にかかってしまう。
妻の鈴と共に武州松山の箭弓稲荷で祈願するが、なかなか回復せず、定助はつい、鈴に不安を漏らす。
ついに帰る日。ひたすら祈り続けた定助の視力が回復した。
江戸に帰った後、定助は一文銭を集めて絵馬を奉納することを決意。
絵師と共に「めおと狐」の大絵馬を制作し、再び稲荷へ向かい、皆に祝福されながら奉納を果たした。
めおと狐のお話しを、畏れ多くも要約させていただいたが、
読むたびに、ぐっと来てしまう。
御朱印帳を見直した時に、ふと神社さんのホームページを見に行く。
今回、この記事を書いて、改めて読むことが出来た。
必要な時に、必要な物ごとが舞い込んで来る。
結果がすぐに出なくても、愚痴らず、焦らず
信じて、真心を通す。
定助さん、鈴さんの様に。