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米軍廃棄物パネル展全国ツアーの御礼

【米軍廃棄物パネル展全国ツアーの御礼】

 昨年の9月より開始しました「米軍廃棄物パネル展全国ツアー」ですが、先月の長岡での開催をもちまして、全49ヵ所での展示を終了しました。ご協力をありがとうございました。

米軍廃棄物パネル展 全国ツアー 2024/2/26
https://youtu.be/cZcvD2rYejk?feature=shared
(UIチャンネル 東アジア共同体研究所)

 非常に多くの人に関わっていただき、また開催を申し出てくださり、ご協力を仰ぎながらの開催は「やんばるにおける米軍廃棄物」のことや、「世界自然遺産の欺瞞」や、「宮城秋乃氏に対する不条理」などといった説明の責任を、「本土」が引き受けた当然の責任として背負っていたつもりで、常に身が引き締まる思いでした。新しい情報を追いながらインプットとアウトプットの繰り返しで、しかしそれらの繰り返しでも宮城秋乃氏の行為行動が有利に働いた場合や、あるいは権力の隠蔽や欺瞞が露呈した場合には特にしっかりと伝えたいという思いもあって、大変だけど伝えなくてはならないという一心で駆け抜けてきました。勿論、ここで終わりではなく、あくまでも始まりを意味する投稿です。

 49ヵ所の開催とはいえ、岩手・山梨・岐阜・鳥取・島根・愛媛・高知・徳島・香川は開催がかないませんでした。四国4県は、実は衆議院選が急遽開催されたことで、開催が中止となった経緯もありますが、わたしの体力的な問題もあったと思います。また、11月の後半から、ホワイトハウス前での開催を予定していましたが、様々な理由で開催がかないませんでした。
また、山口・長崎・福井・石川・鹿児島・宮崎は著しく来場者が少なかったこと(私自身の目視での確認では)や、開催における反省点や改善点もあることがわかりました。
 感想の多くは、「知らなかった」「米軍廃棄物の存在は知っていたけど、世界自然遺産の中にあったとは知らなかった」「宮城さんのご活躍を見守ることしか出来ていなかったけど、周囲に知らせなければならないと思いました」などです。

 来年は米軍廃棄物を1000点並べる展示の開催を試みたいと思います。形式等はまだ決定していませんので、決まりましたらお知らせします。

 それから先述しました通り、この投稿は始まりを意味しています。これまでパネル展で使用してきた「A2サイズのパネル16枚セット」が3セット、スタンディングで使う「A3サイズラミネートパネル16枚セット」が2セットあります。
 全国ツアーは終わりましたが、次は全国展開です。パネルを借りたいという方や、勉強会で使いたいという方にいつでもお貸しします。いうまでもなく、周知するには多くの人の「目」が必要です。メディアが否が応でも報じてくれるように、あなたの力をおおいにふるって欲しいです。引き続き宜しくお願い致します。

 わたしやあなたは「米軍廃棄物の残留問題」に「向き合う」か「向き合わない」かが選択できます。
その選択肢すらなく「向き合わざるを得ない」人もいますが、その事実を、「無視」するか「向き合う」かもわたしやあなたには選択肢があります。無視することも、向き合わないことも選択肢がある以上は、選択肢さえ奪われている人より、わたしやあなたは特権があり権力がある証拠です。


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