終了-米軍廃棄物パネル展 in 大阪
いよいよ、今週末。9月24日(日)に、米軍廃棄物パネル展が始動します。スタートを切る場所は、大阪市大正区千島グラウンドとなります。同地で開催される第49回エイサーまつりの一画の「ところで沖縄ひろば」ブースを拝借して、16枚の米軍廃棄物に関するパネルを設置します。ご来場をお待ちしています。
パネル展に関する問い合わせは米軍廃棄物パネル展実行委員会
u.s.haikibutsu@gmail.com
までお願いします。
米軍廃棄物パネル展において、実際に現地で廃棄物を撮影したものをパネルとして展示することで、土壌保護の観点からも「米軍廃棄物の存在」に着眼してもらえる切っ掛けにもしたいと思っています。
また、パネル展では、これまでの米軍のありかたや日米地位協定の欠陥と不条理にも焦点を当てています。例えば、返還地となった場所を未だ使用していると思われるような状態の新鮮な廃棄物が発見されたり、訓練中にヘリが着陸したりといった事実や、日米地位協定における「米軍から返還される土地の支障除去は日本が担う」という不条理な状況を新聞記事や証拠の画像などで示しています。
世界自然遺産に登録された「沖縄島のやんばる」という地域は、世界にも稀にない動植物の宝庫であり、迷いなく「素晴らしい」とは言える状況があって然りではあるものの、「素晴らしい」と言い切ることは決してできない状況となっています。その理由はいくつかありますが、大前提として「知られていない現状」があまりにも多すぎることにあります。世界自然遺産という表面的に綺麗な言葉を前面に押し出して語られている番組や報道が先行し、「見たくないものにフタをする」ような、まるで昨今のジャニーズ喜多川問題のように「知っていたけど、無視をしていた」という側面が続いています。そうした状態がこれからも続くことは、「地元の疲弊」を無視した傍観の暴力とも言えます。メディアが語らないなら、全国を行幸して知ってもらうしかありません。知ったうえで、みなさんにも証人になっていただきたいと思っています。
この米軍廃棄物パネル展を切っ掛けに、現在の米軍廃棄物の問題や課題について情報を共有し、米軍廃棄物が環境に与える影響や日米関係における隷属的な日本の在り方を見直すことについて、来場者のみなさまに「やんばるの森を守る」という改善へ向けた意識を高めることができればありがたいと思っています。
内容・画像に関する問い合わせは米軍廃棄物パネル展実行委員会
u.s.haikibutsu@gmail.com
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また、開催についてのご相談やお申し込みは以下のフォームよりお願いします。
https://forms.gle/rSqrDAS5sKH4cFd68