受験時代のやりすぎ(30年前)
こんばんは。
キャリアって何なんですかね。
このノートを見てくださってありがとうございます。
そうそう、受験と言えば。またまた話がおおきく迂回しますが、通った学習塾で英語の外に勉強した教科が、古文漢文でした。何故って?好きだったからです。今のゲームでも、戦国時代や三国志が人気のように、自分もかなり冒険ものが好きで、小学生のときには推理小説、SF小説、そしてファンタジーと進み、一方でさまざまな人の伝記を読んだりすることで、時代背景に興味を持ち、海外の小説を読みました。気がつけばアメリカ開拓時代や、英国、フランスの小説が多かったかもしれません。
パール・バックの『大地』は、イギリスの小説ながら中国が舞台でした。
北米の『赤毛のアン』シリーズ10巻で、女性の一生にすっかり感銘を受け、
イギリスの子どもたちなら皆が読んでいる『ウォーターシップダウン』、大作映画で時代を築き上げた『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』のシリーズや関連評論等、、著者が友人同士だったという、ルイスキャロルの小説集、これまたハリウッド映画にもなった『オズ』、フランスの大衆小説『アンジェリク』など、ロマンのある話にどっぷりと入り込む読書スタイルでした。どれもこれも長編ばかりなのに、同じ話を繰り返し、繰り返し読んだものです。結果、当時は読書量に比べて読書の種類はさほど多くありませんでした。
中国は、小学時代から授業中に学究図書で読みあさった漫画『水滸伝』の影響か、シルクロードや西遊記、三国志などの冒険ものや、授業で触れた古代の文明や文化、漢詩や小説、さらには幼少期に親しんだ古寺、仏像の類いなどさまざまな影響でとても関心がありました。後に初めて行く海外が中国への冒険旅行だったわけですが、このときの塾での教科選択も、なぜか好きで得意な国語の古文漢文をもっと知りたいと、選んでいたのです。
半年ほどして、塾の講師に呼び出されました。もうこの古文漢文クラスはいいんじゃないか?小論文のクラスがあるからそちらに行ったらどうだ?と。
たしかに、今初めて振り返りながら書いていますが、授業中に聞きたい文法や表現、意味合いについて、知りたいことを夢中で質問しては、講師を困らせていたようです。掘り下げた質問はすでに受験用ではなく、大学の講義のようでした。
そのせいなのか、小論文クラスという、これまた当時の受験には新しい分野で、あまり人気もなさそうなクラスに移管されてしまいました。
やってみれば、小中学校の読書感想文などはあまり好きませんでしたが、小論文はテーマとロジックがあり、割と気に入りました。
そして、入学した大学の受験科目にあった小論文には、むしろ自由に思い浮かんだことを、字数制限は自由自在に、まとめ上げることができて、合格したのではないかと思います。本番の試験では、書き上がったときにかなり満足感があったことを記憶しています。
文章は文章でも、ああした制約のある類いの文章を書くのは、もちろん(現代)国語という教科の延長ではありますが、意外と苦にならないタイプだということは、受験を通じて自覚した気がします。
・・・ つづきはまた。
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