おまえはもうバンビではない。
こんばんは。
キャリアって何なんですかね。
このノートを見てくださってありがとうございます。
そう、ここまで語ってしまうと、もうこれは『アーリーキャリア』ではなくなってしまうのです。気づけば『ミドルキャリア』に入っていました。バンビは卒業です。
ともかく、大きな転職の機会に海外に行けなかった自分は、外資系企業での勤務に、これまでの、好きで得意な仕事を続けてきた年月を評価され、繰り返し受けた面接の最後には、本当にそのスキルがあるのか、確認するためのテストまで受けました。
テストの内容は、MS Wordでの文書作成でした。
もちろん外国には行けないので、自宅でやって、成果物を返送します。評価者は英語しか分からないため、英文を、Wordでレイアウトして仕上げたものを提出したと思います。作業内容指示書通りに作業し、所要時間を申告します。確か2、30分くらいだったと思います。
すぐに連絡が来て、真偽を確かめられました。実は通常、1日はかかる作業だったそうです。
ちなみに、その後、着任してからも、社内でプレゼンをするとなったときには、念のため、プレゼンの練習をさせられました。もちろん英語です。社内プレゼンは日本語なので、英語での練習は、かえって非常に難しいし、また、だれも日本語が分からない、グローバルチームに所属していてよかったと感じられる出来事でした。練習が本番なのだから、4分の1の時間で求められていない高度なチャレンジをする、その妙なところが、自分にはたまらなく面白くもあったのです。
採用前の話に戻ると、必要なのは日本語環境での日本語の仕事なのに、英語で出来るかを試され、評価されるということです。
そのフォローに、くだんの仲介会社が英語で説明して支援をしてくれました。そして、はじめてスキルも十分にあると認められたのでした。
日本のオフィスでのグローバルチーム配属予定者の面接にはさまざまな逸話や噂がありますが、ありがたいことに、自分の場合はとくに驚くようなこともなく、無事にすみました。
これがのちに、とても大切な出会いとなったことも記しておきます。
...つづきはまた。
ご覧いただきありがとうございます。多少なりともお心に残るものがあればぜひサポートをよろしくお願いいたします。より多くの皆様とココロが響きあい、明日が少しでもあかるくなればとの思いで書きはじめました。