管理職という仕事
いつも思う。今回、ブログを書き始めようと思ったのもその一つ。
自分を知ってもらえる良い機会だから、また、何かに書き留めて共有してもらえたらいいなと思っています。
新しいことを始めるとき、新しい出会いのときってワクワクもするし、
うわぁー、めんどくさいなぁーって時もある。
基本、めんどくさがり 😅
でも、何をやるにも一人ではたいしたことができないのが事実。
誰かと成し遂げた時の方が、喜びが大きいのも。
その色々な出会いが今の自分のスタイルになるために大切だったと
今、実感しています。そして、自分なりのワークライフバランスを見つけた
とき、共感してくれる人たちが集まり始めました。
それも伝え方で大きく変わる。どうなりたいか?どう在りたいか?
そのルールは、たったひとつです。
共感ではなく、共有すること。
人に伝える。その一番難しいであろう作業のきっかけになったのが
24歳の時でした。
今日は、そんな初めて管理職に就いた時のお話をしようかと思います。
スタイリスト歴2年。キャリアもそこそこに人の上に立つ貴重な経験をさせていただきました。スタッフは、3〜4人くらいで編成された
さほど大きくないサロンでした。物件探しから店舗内装にも関わらせていただき、起業するための良い経験になりました。
もーね。失敗の連続。
当然だよね、何もない。
技術もそう。マネージメント能力も。
なぜか、根拠のない自信とそれっぽいオーラを出すことできていたので
店長っぽく見えていたのかなと思う。
大変なのは、スタッフですよ。
口を開けば、怒ってばかり。
自分に自信がないから。
口を開けば、根性論 笑
助言するチカラがないから。
口を開けば、オレは凄い。
何が?
って感じでした。
それでも無い無いずくしのダメダメ店長は、
今日も仕事に行く。
そして、ダメダメを繰り返す。
よく耐えてくれた。
当時のスタッフには、感謝しかありません。
今もそうですが、自分の考えや理想を押し付けても意味がない。
夜遅くまで、練習して毎日寝不足になるのも意味がない。
そんな経験が、自分の将来のためになるなんてこともほとんどない。
全てが無駄だったわけではないけど、ただ違うなーって思ってました。
美容師になりたての頃、先輩方に怒られるので誰よりも先にサロンに入って開店準備。お昼休憩は3分。営業後、肉まん一個渡されて23時までシャンプーの練習。これが毎日。笑
僕が店長になってまず、これ止めました。
火曜日が定休日だったので、月曜の夜の勉強会も廃止。
遊びを知らない美容師にいいものなんて創れない。
仕事も本気で。遊びも本気で。
そんな20年を過ごして、いまだに休みの日にボーッとすることができないでいます。
遊びなんだか仕事なんだかわからなくなる時もある。
そのたくさんの経験や人との出会いの中で気づく。
そして、その一つ一つの出会いや経験が自分を成長させてくれたことにも。
悩んでるスタッフがいる
困ってるスタッフがいる
落ち込んでるスタッフがいる
その時、何を伝えるかは何を伝えてもらってきたかの数で決まる。
たくさんの話を聞き、たくさんの経験をさせてもらい
そして、何を伝えるか。
残念ながら気持ちをわかってあげることはできない。
だから、共感ではなく自分が伝えてもらってきたことを
話せる人になろう。そんなリーダーになろうと思いました。
ないないづくしのダメダメ店長がリーダーになるのに
決めた一つのルール。
共感ではなく、共有する。
今日は、そんな話でした。
管理職の皆さん、大変で大切なポジションをいつもお疲れ様です。
大型のチェーンであれば、すぐ横に同じ立場の人がいるかもしれないけど
小規模サロンだとなかなか共有できないですよね。美容室のビジネスモデルって、またそういった他のサロンとの共有が難しかったりします。
現在、東京・神奈川・大阪・神戸・栃木・山梨にて活動しております。
気軽にお声掛けください。
会えることを楽しみにしております。
では