美容師のワーケーション
ワーケーションとは?
そもそも仕事=Work・休暇=Vacationを組み合わせた造語で、普段働いている場所ではなく、tere(離れた場所)work(働く)を活用し、余暇を楽しみながら仕事を行うことです。ただ、一括りにワーケーションといっても過ごし方は、大きく分けると2種類に分かれます。要は、余暇と仕事のどちらに重きを置くかということ。
余暇が主体のワーケーション
福利厚生型
Ø 有給休暇・⻑期休暇を活用しやすくなる
Ø 仕事以外の時間を家族と過ごせ、リフレッシュしながら仕事ができる。
仕事が主体のワーケーション
地域課題解決型
Ø 新たな地域に訪れて、地域関係者との交流で新たなアイデアが生まれる
Ø 地域貢献・地域の課題解決に触れ、事業創出を目指していく
合宿型
Ø お互いの人間性に触れ、より良い関係が築ける
Ø トップダウンでもボトムアップでもない参加型の合意形成ができる
Ø 社会的使命(ミッション)未来像(ヴィジョン)価値観(バリュー)の共有ができる。
サテライトオフィス型
Ø 今後のチームのテーマやプロセスを共有することでそれぞれが自分のやるべきことを把握できる Ø 仕事と休暇を1日の中で共に過ごすことで活発なコミュニケーションが生まれる
Ø 所属する地域、事業所・店舗以外で働くことでリフレッシュでき、生産性の向上に繋がる Ø 日常の業務を仕分けし、遠隔勤務を可能にすることで生産性を上げる。
また、これとは別の概念で出張に行って、ついでに2〜3日休み取って、観光でもしてきなよ〜っていうBusiness(ビジネス)とLeisure(レジャー)ブレジャーという働き方も推奨されています。
でも、実店舗で技術やサービスを提供する美容師のビジネスモデルでは、テレワークは難しいのでは?と思われる方も多いかと思います。
しかし、実は、美容師の仕事って、そのほとんどがFace to faceでは、ないんです。
例えば・・・
時間と場所を有効に利用し、生産性のある働き方を実現するのが
ワーケーションスタイルです。
ここで、僕がなぜこのスタイルで働くようになったのかについて書いておこうかと思います。
なぜ、ワーケーションスタイルになったのか
そもそもワーケーションは、2000年ごろにアメリカで発祥した働き方改革みたいなもので、どうしても日本人の文化や概念、ルールに落とし込みにくいし、受け入れにくいのはわかります。実際、僕も休みが取れない人間です。
あ、違えました。取らない人間です。
やはり、常に自分が先頭で走っているという責任というか役割みたいなものがあるので、「休み=自分のために時間を使うのが申し訳ない。」って思ってしまいます。雇われて働いていた頃からそん風によくわからないルールで過ごしてきて、今は、起業して自分次第の働き方になったので必要とされる以上、動いてしまおうといろいろなところに行くようになり、自然とワーケーションスタイルになったわけです。もちろん美容師としての仕事ではないのですが、いろいろと必要してくれる人がいれば駆けつけたい、力になりたいと思ってしまう性格なんです。
美容師以外の仕事
そもそも、美容師ってどういったお仕事なんでしょう?
髪を切る人?
染める人?
うねうねさせる人?
確かにそうです。そんな感じです。
でも、僕が思う美容師の仕事は、人を幸せにする人です。
美容という業を使って、幸せにする人です。
もちろん、ウルトラマンが仮面ライダーに変身できないように
大谷 翔平が無回転シュートを打てないように
僕らも美容の業を突き詰めてそれに集中して高めることが大事ですし、
求められていることです。
そうで在りたいし、そうで在るべきです。
しかしもう一段階、外側のサークルから見れば、「カットすることで幸せにするのか」から「人を幸せにするために美容師というビジネスコンテンツを使っているのか」という見方になります。
幸せするために美容師というビジネスコンテンツを活用しているんです。
世の中には、柔軟な発想からいろいろなものが誕生しています。
ゴルフを足でやったら面白い?からフットゴルフが誕生し、
今やグランピングの進化が止まりません笑
確かにそういったものは、見方が違えば邪道と言われたりするかもしれません。それに新しいことには、大概、向かい風が起こります。
我々の業界においても昨今、働き方がどんどん変化し、サロンの専門化やフリーランス雇用、モール型での独立起業など様々なスタイルが誕生しています。そのどれもが時代に合っていて、働く側にとって大きなメリットを生んでいます。
美容師の働き方は、これからさらに大きな変化を遂げます。
乗るか?反るか?
新事業展開やワーケーションスタイルでの働き方にご興味のある方、ぜひご連絡をお待ちしております。
ここから5年で、自分スタイルを構築いていきましょう!
では。