AIと3DCGによって「もしもボックス」が実現する日は近い、かもしれない
「もしもボックス」とは
多くの方がご存知だと思いますが、「もしもボックス」は、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具です。
この道具は、「もしもこんなことがあったら、どんな世界になるか」と考えた世界を体験できる実験装置のようなものです。
公衆電話ボックスに似た外観を持ち、中に入って電話をかけることで、希望する別の世界を作り出すことができます。
「もしもボックス」の仕組みには、実際に登場話によって、「希望する別の世界を作り出す」という設定と、「条件に合ったパラレルワールドを見つけ出し、そこへ連れて行く」という設定の2つのバリエーションがあります。
いずれの場合でも、「もしもボックス」を使用することで、希望する「もしもの世界」を訪れることができます。
最近のAIの動向
さて、多くの方がご存知だと思いますが、近年、特に最近のAI技術は急速に発展し、私たちの日常生活で様々な場面で活躍しています。
ChatGPTがないと仕事ができないと感じる人も多いでしょう。
実際、私自身もそうです。
最近、以下のようなツイートを目にしました。
現在の精度はまだ完璧ではありませんが、これはすぐに向上するでしょう。
3DCGもAIによって生成されるようになってきています。
また、こんなツイートも見かけました。
すでにAIを使ってワールドを生成する人がいたり、それを歓迎するプラットフォームが登場しているのです。
「もしもボックス」が現実になるとしたら
「もしもボックス」が現実になるとしたら、それは高度なAIと3DCG技術によるメタバース空間で実現するのではないでしょうか。
今回の記事で主に述べたいことは、まさにこれです。
実際に、佐藤航陽さんの株式会社スペースデータは、数年前から衛星データを元にAIを使ってバーチャル空間に世界を自動生成していました。
最近の生成AIの進展を受けて、「空想の世界でも、自然言語でリクエストするだけで、AIによって自動生成される日が近いのでは?」と考えるようになりました。
実際に、興味深いツイートをする人がいました。
そのお題は「もしも、大阪にディズニーリゾートがあったら」というものでした。
このような発想で、「もしも」と唱えるだけで、AIによって望んだ世界が自動生成され、その世界にヘッドマウントディスプレイを使ってダイブできるようになるのは、意外と近い未来かもしれません。
終わりに
私はTrippyという3DCGとAIを活用した会社を運営しています。
今後も情報発信を続けていくつもりですので、ぜひnoteやTwitterでのフォローをお願いいたします。
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