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今日の机20231120『素振りの文章』
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写真に写る手が歳とってきたなと思います。
あさごはんは鯛焼き。甘かったです。
今日も、暑いんだか寒いんだか混乱する気候でした。
とても晴れて、夜は冷え込む。
木星や月はくっきり輝いています。
これを書きながら、蜜柑を食べています。手のひらに収まる、小さな蜜柑の皮を向くと、甘酸っぱい香りが鼻腔をくすぐります。
実を口に含み、その房のコロコロとした感触を楽しみつつ噛めば香りと同じ美味しい汁が弾け溢れます。
それを唇でも受け止めつつ、味わいます。
指も蜜柑の汁でダラダラ濡れますが、私はこのまま指に甘酸っぱい香りが染み付いちゃえばいいのにな、と思ったりします。
という風に、五感を意識した文章を書くようにしています。毎日毎回は難しいのですが、宮沢賢治さんは五感をフルに使った世界を表現されます。
それに少しでも近づきたくて(まあそう言いなさんな好きな方を目指すのは自由です。)、でも私なりの文体を目指そうと思い、日々書いてます。
キックキックトントン、キックキックキック。
『雪渡り』に登場する狐のおはぎはどんな味でしょうね。食べたくはないけれど。
東海林さだおさんの食べ物エッセイも五感や一瞬を事細かに描写されるので好きです。
そういう、なんというか言葉だけで香りや味を少しでも伝えられることばを書きたいです。
これを書きながら頬杖をつく。
私の頬はやわらかくて温かい。
部屋は暖房なしでも過ごせますが、
窓の外は寒いのでしょうね。
今夜もたくさん寝ます。
布団は柔らかくて暖かなはず。
では、おやすみなさい。
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