奇跡も魔法もあるんだよ ~じゃすりーぐと私~
「ねえ東空荘やらない?」
の一言で私の生活が一変した。
ほんとこれ完全に国民的某アニメの、
中島〜野球やろうぜ〜のノリだった。
この声を掛けてくれたのは、MJモバイルという麻雀アプリから友人のRukaさん。うるる@うるるねこ⚡️のXアイコンやヘッダーを描いてくれたイラストレーターさん。
でも特段ずっと連絡してるとかそういうのではなくて、ふと、遊びたいなーって思った時にお互いふらっと連絡する感じが私たちの距離感で変に気を遣わなくていいところがすき。
そしてその「東空荘」も試しに参加してみたら、同じような距離感で遊べて新参者の私にもみんな話しかけてくれて居心地が良かった。
そこが後にじゃすりーぐ、ぽてっとモンスターズのチームリーダーのいもーけんさん、ドラフト1のしたらきさんとの出会いだった。
・じゃすりーぐに応募するかどうか
「東空荘」での、いもーけんさんの柔らかい物腰で話すことや統率力、見ててわかる、人柄の良さ。そして爽やかな印象。あととても安心感があった。
※ちなみに、したらきさんはめっちゃキャッキャと楽しそうに麻雀打っててほんとに麻雀好きなんだなぁって印象でした(こっそり)
当時、じゃすりーぐ自体はXで把握してて、いもーけんさんがリーダーになったのも知っていた。そんなある時、一緒のチームになりたいな、と何か直感で思った。
うるる電撃走る。
今思うと多分安心できる環境下で新しい自分への挑戦する場所を探していたんだと思う。
でも同期間にMJモバイルのハンドレッドリーグもあること、私がうるてぃまうぇぽんのチームリーダーなこと、メンバーに負担にならないか、仕事のこと私生活のこと等、加味すると結構スケジュールがカツカツになる。何かが疎かになってしまうのでは無いか。
そもそもドラフト系は高段位者さんが選ばれたり、配信枠が取れたり、知名度高い人にどうしてもなるんだろうなぁ、って偏見だけど思っていた。
とても悩んで出した結果が、
やってみなきゃわからない!
思い立ったら即行動!じゃすりーぐのドラフトの概要を読み漁る。
え、段位のコストでドラフト!?
今までのリーグでは無かった新しいドラフトスタイル。チームトータルで30ポイントに抑えなきゃならない。段位ごとにコストが違ってて、これなら幅広くどの層も取ってもらいやすくなり、私も…って1mmくらい希望が湧いた。考案した代表のjusticeさん天才的だなと思った。
・どうしたら無名の私見てくれる?
次にそこに熟考。各リーダーさんの凸待ち行っても緊張して思いを伝えきれなかったり、コミュニケーションが上手い人にはやはり劣ってしまうし、なにより時間が取りにくかった。それなら周りがやってないことをやってみようかな、と突拍子も無いことをふと思い付く。
それは1点縛りのぽてもん逆指名!!
そもそもいもーけんさんと同じチームになりたいなぁから始まったのでここは勝負所。リスクははっきり言うと他のチームリーダーさんから選んで貰えなくなってしまう。けど後悔は無かった。
アピール方法も精一杯頑張ります!だけじゃ目に止まらないし、つまらない。
徹底的にいもーけんさんがどんなチーム構想を描いているのか、趣味、好きな物など、もうもうネットストーカー並に調べ尽くしてXにアピールポストをした。あざとい人が好きと聞いたので自撮りも載せた。(今思えば自分にドン引き。)
反響はあったのか無いのかも、全く手応えは感じなかった。あまりにもぶっ飛びすぎていた。後悔は無くても、羞恥心は出てきた。けどじゃすりーぐの名前が広まったり、盛り上がるなら1人くらいこんなの居てもいいよね、って思い直してそれからも宣伝活動。
・ドラフト当日
結果が怖すぎてドラフト会議の視聴に躊躇う。でも観なきゃ、既にドラフト会議の時間は始まってる…。けど…。いや、気になる…でも…。を繰り返してた。そんな時に、選ばれたよ!と一報が。うそでしょ?ってなった。慌ててドラフト会議を視聴。
そしてドラフト会議内に漂ううるるねこって誰?感がひしひしと感じ取れた。
そりゃそうですよね。無名中の無名。
指名理由も後から聞いたところ、打牌ミスはあるけどこの位が教えがいもあってちょうどいい。という。ミスありきで取ってくれるなんて、いもーけんさん漢のなかの漢ですよ。しかも2巡目に。
けど決まった瞬間は嬉しさもあったのと同時に、MJのハンドレッドリーグのことが頭に過り、真っ先にうるてぃまうぇぽんのチームメンバーにドラフト選んでもらえた!と伝えたところ、頑張っておいで!や、経験積んでおいで!など祝福の言葉があって、背中を押してもらい感激で涙がでた。内緒で応募してたからなんて言われるかなって不安もあった。
その時、全部全力でやり切ろうと決心が付いた。うるてぃまうぇぽんのみんな、ありがとう!
あと、いつも仲良くしてくれてる、せりにゃん、スト兄さん、GEN兄さんも頑張れー!って言ってくれたのが嬉しかった。
そしてXにおめでとう、頑張ってね、応援してるね、とかMVP候補にあげてくれた方々ありがとうございました。
晴れて、ぽてっとモンスターズのうるるねこが誕生した。イラストはもちろん、サポートメンバーのRukaさん。
・ぽてもんの初顔合わせ
まず緊張しすぎて手や声は震えるのと、RMU所属の鈴木直樹さんってどんな御方?こわい?私場違いじゃない?ってdiscord繋ぐ前に急に不安に駆られた。実は自己紹介の台本も書いたのに、あたふたと、たどたどしく始めた。もうこれはいつもの自分じゃない感覚。
そこで思った。
酒の力に頼るしかない!
はい、ここで事件は起こるのです。
緊張のあまりビールにレモンサワー、しまいに日本酒に手を出す。泥酔界のNO.1ってくらいの泥酔でもう酷い酷い。
散々ビビり倒していた鈴木直樹さんに、なおなおとあだ名を付ける。なおなおは穏やかに受け入れてくれて、なんて呼んでも良いですよ、と神対応。神だよ、神。
ムードメーカーなんて言葉は可愛すぎる、むしろムードクラッシャー化が加速する始末。用意してくれていたコミュニケーションゲームも私の酔い加減でみんなを翻弄させる。
酒という、瞬足を履いちゃったからコーナーで差をつけた。実に面白い。
そこで生まれた教訓がある。
・始まる基礎の特訓
牌効率が全然なってないということから、三麻から始まる特訓。
ぽてもんはとてもコーチ陣が整っていて、いもーけんさんは両方で、三麻は石狩鍋さん。四麻は春告海桜さん。
でもここでぶつかるMJの三麻と、雀魂の三麻のルールの違い。北抜いてドラになるってなんぞや。ツモ損ってなんぞや。なぜ北ポンして役にならないのか!?北抜いてツモれば嶺上開花つく!?
まずそこから始まった。北はいつ抜くのか、1.9.字牌の処理の仕方、切り順。ブロック数。ほんとにそこから。きっと鍋さんどう言えば私に伝わるのか相当頭抱えたと思う。なんだこいつってなったはず。なんならならなきゃどうかしてる!!!笑
この形での受け入れ何個ある?の問題に、形に弱い私は答えるのに時間が掛かる。わからず常に発狂していた。
けど誰一人私を焦らせることも無く自分で考える時間をくれて、間違っても誰一人笑わなかった。わかりやすくするために、麻雀牌をパソコンアプリか何かで引っ張ってきてくれて答えやすくもしてくれた。三麻段位打ったら毎度牌譜検討してもらった。本当に沢山時間使ってくれたと思う。ありがとう。
どうしてもその期待に応えたくて、苦手意識が高くて手を付けずにいたデータ本も購入し、迷った時などに読んで答え合わせをした。でもまだ結果出せてないし泣き付いてごめんね。
・研修生さんも仲間入り!
ここで登場、研修生さんたち!
冰空蒼さん、みそぷうさん、東山ソラさん、白昼ムユウさん!!!
やったー!もっと楽しくなるぞー!と思う反面、練習卓で打つと負け続ける。どう考えても私劣ってる…。私こんなんで良いのか、と葛藤する日々もあった。けど沢山その分、新しい知識が聞けてプラスになったのと、私は私らしくで良いじゃないかとメンタルも強くなった。それに応援の声や、喜んでくれる声も倍になって心強かった。
二兎追うものは一兎も得ずという言葉があります。今も同時進行しているMJのハンドレッドリーグと、雀魂のじゃすりーぐ両方とるのはやはり無理なのかと思ったこともあった。けど、どちらのチームのみんなが睡眠不足や体調面を配慮してくれたり、分かりやすく教えてくれる暖かい環境を作ってくれたおかげで今まで頑張ってこれました。感謝してもしきれません。頼っていいんだな、チーム戦って素敵だなって改めて思えました。
なので、与えてもらった登板日でしっかり教えてもらったことや、やれることやって控え室に戻って、控え室を盛り上げたり、じゃすりーぐ全体を広めていこうと前向きに思えるようになれました。
もともと関わり無かった方々と知り合えたり、話すきっかけにもなりました。本当に大きな財産です。
・ファイナルに向けて
じゃすりーぐへの、きっかけは些細なことから始まりましたが、私にとって得るものが沢山あったじゃすりーぐのレギュラーシーズンでした。
自戦記も書き出したら、三麻半荘で顔面めり込み事件(-1うるるという伝説作る)、四麻で謎手順の捲りなど、長くなるのでまずはファイナル進出決まった、ということで心境や葛藤を綴ってみたくて初note書いてみました。
運営並びに関係者皆様、チームのみんなへの感謝を忘れず打ちます。魂背負って打ちます。
これからもじゃすりーぐ、ぽてもんの応援よろしくお願い致します。
ではでは、酒クズうるるねこでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。