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【沖縄移住】台風対策について

はいさい!(こんにちは!)
ご覧いただき、ありがとうございます。うるま市出身の
たーばんちゅのしましま交流館スタッフです。

今回のテーマは沖縄の「台風対策」についてです。
沖縄県は台風の被害を受けやすい地域です。
台風接近時の事前対策や心がける事をお伝え
していきましょう。


台風が接近する前の台風対策

万が一に備えての養生テープは重要です

1.家の補強や清掃、片付けをする

台風が接近してから対策をとるのは危険です。台風が接近することがわかったら、早めに対策をとるようにしましょう。各ご家庭など最新の台風情報の入手に努めるとともに、次の点に十分に警戒が必要です。
・窓ガラスなどは、ガムテープやビニールテープで補強しましょう。
・鉢植えやプランターなど、風によって飛ばされる危険のあるものは、家の中に移動しましょう。
・家の周りの排水溝や、ベランダの排水口などを掃除し、水はけをよくしておきましょう。
・アンテナを補強し、折れたり飛ばされたりするのを防ぎましょう。
・その他壊れたり飛ばされたりするおそれがあるものは、前もって補強しておきましょう。

沖縄の家では風の勢いを弱め、飛来物から窓を守ることが重視されている

2.必要な日用品を用意する

・あらかじめ、防災用品などを確認しておきましょう。
・2、3日分の食料や飲料水を用意しておき、台風接近時に買いに行くことのないようにしましょう。
・停電に備えて、懐中電灯や電池で動くラジオ、予備の電池などを用意し、すぐにわかる場所に準備しておきましょう。
・必要に応じて携帯電話の充電を行いましょう。


台風時に心がける事


・台風接近時の外出は大変危険です。不要不急の外出は避けましょう。
・強風により、看板などの危険なものが飛んでくることがあります。通行の際には注意しましょう。また、家のまわりに飛ばされやすいものが無いか、確認することが大切です。
・大雨により地盤がゆるみ、山林や、のり面が崩れたりすることがあります。土砂災害に十分注意が必要です。
・河川や水路の増水が予想されます。浸水などに十分警戒してください。また、川や崖、海岸付近には近づかないようにしましょう。
・避難情報が発令された場合は、速やかに避難行動がとれるよう、避難所や避難方法、避難経路などを確認しましょう。

風の強さと被害

台風の接近に伴い、風が強く吹くとさまざまな影響が出ます。一般的に平均風速が15m/s以上になると風に向かって歩けなくなり、 転倒する人も出てきます。また、風に煽られてドアや扉に手や指を挟まれるなどの被害も発生します。
 暴風や強風が吹いているときは屋外での活動は大変危険です。不要な外出は控え台風対策は風が強くなる前に行いましょう。


台風に強い沖縄の家の特徴とは?

屋敷林と石垣で台風から家を守る。屋敷林は適度な木陰をつくる役割も

沖縄でもさまざまな自然災害が発生しますが、もっとも頻発する災害は今も昔も台風であるといえます。しかし台風の襲来が多いにもかかわらず、台風による住宅被害はあまり報告されません。住宅の母数が少ないこともありますが、住宅自体にしっかりとした災害対策が施されているのが大きな理由です。

1. 防風から家を守る屋敷林と石垣

沖縄の家の台風に対する外構の備えとして、最初にあげられるのが、家の周りに屋敷林を植え、さらに石垣で囲う点です。屋敷林には福木(ふくぎ)という木が選ばれることがほとんどです。沖縄の海岸線沿いにはアダンと呼ばれる小高木があり、砂が運ばれるのを防ぎます。住宅はもちろん、地域全体として台風から暮らしを守れるよう、計算し尽くされていたことがわかります。

2.赤瓦の寄棟屋根と低く構えた平屋造り

沖縄の赤瓦の家は、地面に張り付くかのように低く構えられているのが特徴です。建物の高さが低いほど、風の影響を受けにくくなります。また、赤瓦は台風の強風で飛ばないよう、漆喰(しっくい)でしっかりと固められています。台風の暴風をどの方向からでも受け流せるように、頂上から4方向に屋根の面がある寄棟になっているのも伝統的な琉球家屋の特徴です。
この造りなら被害が少ないのも納得できますよね。

自身の台風体験談

<昨年起きた台風時の自身の状況>

・自宅で停電が続き、復旧まで約4日かかり大変だった。
・水は使えたがガスが使えないのでお湯が出ない。そのためお風呂が大変だった。
・停電中は車の中で過ごすことが多かった。(携帯の充電やエアコンが使えるため)
・台風前に食料の買いだめはしておいたが大量には買い込んでいなかったため外に出ようとしたがあまりの強い暴風で中々出ることが出来なかった。
・少し風が弱まった瞬間に外出を試みたが信号は停電していて道路も草木などで塞がれていた。スーパーやコンビニも閉まっていて唯一開いていたディスカウントストアに行くと棚が空っぽで思うように買い物ができなかった。
・常に最新の情報を得ることを心掛けた。(バスやモノレールなどの交通機関や台風の動向など)
・停電の普及状況は沖電HPで確認

<沖縄全域の停電戸数>

●県内全域で、8月4日までに総戸数の最大34%に当たる約21万戸が停電。

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どうでしたでしょうか。台風対策についてイメージ
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それだはまた次回お会いしましょう!!
んじちゃーびら!!(さようなら)