【ネット授業ならでは!】県内だけど遠くの離島"竹富小中学校"とのオンライン交流授業〜島の同じや違いを感じる〜
はいたい!スタッフの西貝ようこです。
沖縄県うるま市島しょ地域で「ICTを活用した特色ある学校づくり事業」を行っています。
今回は1学期最後の【ネット授業】は、「他の島の小学生と繋がる(交流)」ということで
竹富島の小中学生とのオンライン交流授業を行いました。
そのレポートをお届けします。
他の島の小学生と繋がり、自分たちの住む地域の紹介、同じ点、違う点に気付きながら交流を開始するきっかけを創る
いつもの彩橋小5~6年生(28名)と、 津堅小 3~6年生(3名)に加えて、
今回は同じ沖縄県でも少し遠い竹富島から、竹富小の5~6年生(9名)、竹富中1~3年生(7名)も加わって2コマの時間で交流授業を行いました。
遠く離れていてもオンラインで交流して仲良くなれるという越境感を肌で感じてもら
うことを大切にしながら、
①自分たちの住む地域の概要を把握し人に伝えられる
②同じ沖縄県の島しょ地域であり、同じところ、違うところを見つけて多様な視点に気付く
という2つの目的を持って授業を実施しました。
主な授業内容は以下の3つ
どこからどういう人が参加しているかをグループごとの自己紹介や、クイズを通して知っていきました。
まずはお互いを知ろう!
冒頭に、どこから参加しているんだろう?というのをクイズ形式で出し
みんなにチャットで回答してもらいました!
そして、グループごとにブレイクアウトルームで自己紹介をしました!
名前・どこの学校・学年以外に、
好きな食べ物や、推し(好きなキャラクター/芸能人等)を一人ずつ紹介していき、まずはグループにどんな人がいるか知り合いました!
竹富島ってどんな島?竹富中学生のよる島のプレゼン
島の概要から、おすすめの紹介、竹富島の方言や伝統文化について紹介してもらいました。
▼島の規模感的に同じくくらいですね
島の特徴や、おすすめの観光スポットの紹介もしてくれました。
プレゼンをしてくれていた子のご両親が営んでいるパフェのお店も紹介されて、店長の娘がいますと伝えてくれていたので、美味しそう!すごーい!と盛り上がっていました。
本当に中学生のプレゼンとは思えないほど、しっかりとなめらかに話していて驚きました。竹富島のことがよく分かる面白い内容で、とても素晴らしかったです!
上記にもあるように、伝統行事で幼い頃から人前に立つことや、少人数の離島の学校だからこそ今回のような交流授業も多く、オンラインで話すことに慣れているようです。
プレゼン後は、グループごとに感想や気になったことをシェアしました。
島の紹介クイズ
紙とペンを用意して以下の4つのお題の答えをそれぞれ書いてもらい、画面上に見せてもらいました!
① 島で有名な食べ物は?
② 島で一番お気に入りの場所は?
③ 島に足りないと感じているものは?
④ 島でこれからも大事にし続けたいものは?
例えば
①の食べ物は、竹富島だと八重山そばだったり、平安座島のポーポーが出ました。
②お気に入りの場所はそれぞれの島のビーチが多かったですね
③の足りないものはいろんな意見がありました。
公園や、遊ぶ場所、警察など、なるほどと思うものから、
「中学生男子」や「イケメン」と、男子児童が少ない(ほとんどいない?)竹富中の女の子たちが書いていて面白かったです。
交流授業を受けた児童の反応は?
授業の最後にアンケートを実施しました。
目的においていた他の島について知ること、
そして何よりも楽しく交流できたという声もあり、
短い時間でしたが、有意義な時間になったのでは🤔と
アンケート結果からもうかがえました。
児童たちの感想はこちら(抜粋)
などなど、楽しかった、またやりたいという嬉しいお声がたくさんありました!
まとめ
竹富島ってどこだろう、どんな人が参加するんだろうと
最初はワクワクと少し緊張もあったかもしれませんが、少人数で安心して話せる場があり、クイズなど楽しんで島のことを知れる内容でみんなとても楽しそうに参加していました。
2学期からは更に自分の住む足元の地域を知ることや、逆にもっと離れた海外とつながる交流機会がありますので、そのレポートもお楽しみに!
それでは、またやーたい!
うるま市島嶼地域(津堅小中、彩橋小中、与勝第二)でスタートした本プロジェクトは、noteの他にもInstagramでも発信しています!
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