さみしい。
こどく。
の,"独"。ひとり。
SNSに執着してるみたいで,ちょっと嫌だけど,
2年前に戻りたい。
無理だからこそ願ってしまう。祈ってしまう。
1番,幸せだった。
1番心が笑っていて,何の縛りもなくて。
単純思考にまた嫌気。
今となっては少し恥ずかしいけど,「相棒」「相方」と呼べる存在がいた。本当に大好きだった。
お互いのことについて,何でも知りたかったし,聞いたし,答えた。
その子の悩み方も,考え方も,全てが自分と近しくて,だからどうでもいいことも沢山話したし,相談してくれた時には自分のことみたいに沢山悩んで考えたし,その子のために沢山絵も描いた。
その子のために描く絵は,依頼とかと違って,時間がかかろうが,普段なら放り出してしまいそうな細かいところだって,その子のためなら本当に何でも出来た。
今考えてみれば,本当に鬱陶しい奴だったと思う。でも,その頃は本当にその子が大好きで,心を許してた。
コロナが収まるとともに学校が再開して,忙しくなって,波に飲まれて,少しずつ,話しかける回数が減った。
その子は絵を載せると,たまにコメントをしてくれた。そこからほんの少し盛り上がる程度に,なってしまって。
そして,今年に入って,その子はいなくなった。
どれだけ探しても,アカウントを消していて,その子がいたという痕跡も,どこにも残っていなかった。
その子がいないことが,信じられなかった。
馬鹿げていると思われるかもしれない。きっと思われる。
でも本当に本当に悲しくて,寂しくて,後悔ばかり押し寄せてきた。
その時,自分の中の一部が欠けたように感じた。
寂しい。本当に寂しい。
未だに時間があるとその子のことを探してしまう。
いつかまた会えるかな。話せるかな。
会えた時には絶対,今までのこと,沢山話したい。