その内見は「ようやくお会いできましたね」からはじまった。 ウルカモのメッセージでマッチング、約1ヶ月で成約!
大切に暮らしたリノベ物件を売りたい人、自分の理想を叶えてくれる“一点ものの住まい”を買いたい人。
立場の異なる両者が、暮らしに対する価値観で結ばれていたとしたら、その出会いが幸せな成約にいたる確率はぐっと高まるはずです。
今回ご紹介するのは、ウルカモのメッセージを通じた成約事例。
内見の際に「ようやくお会いできましたね」と挨拶が交わされたという”運命的なご縁”はどのようにしてもたらされたのか、売主であるSORAさんと買主であるふきさんにお話を伺いました。
大切な自宅を売るときは、自分の言葉で伝えたい(売主・SORAさん)
ーー 今回の売却活動を開始するにあたり、SORAさんが不安に感じていたことはありますか?
SORAさん: 初めて購入した家でしたし、もちろん売却も初めてで、正直なにから始めればいいのか・どうやって売ればいいのかもわかりませんでした。一番不安に感じていたのは買い手の方が現れずに売れ残ったらどうしようということでしたね。
ーー 売主としてウルカモを利用するにあたって、ご自宅を気に入ってくれる買い手と出会える期待はありましたか?
SORAさん: そうですね。ウルカモにはリノベが好きで、真剣に物件をお探し中の方が多い印象です。そういう方に向けて、自分の言葉で自宅の魅力をアピールできるのはすごく良いなと思いました。
私たち売主にとってのゴールは“売却すること”なので、基本的には買い手を選ぶ立場にないのですが、それでもやはりこだわってつくった家なので、気に入っていただける人にお譲りできれば一番だと思っていましたので。
ーー もともとカウカモで購入・リノベされたお宅だったとか。
SORAさん:はい。設計士さんとやりとりしながら細かいところまでつくり込んだ家です。古いマンションなのでできること・できないことの制約もありましたが、その分予算の範囲内でいろんな工夫をすることができました。ですからウルカモに物件紹介文を書くのはすごく楽しかったです(笑)
ーー 投稿してから間もなく20件近い「スキ」のリアクションがつきましたが、嬉しかったですか?
SORAさん:嬉しかったですね。でも、やっぱり投稿した翌日にふきさんからメッセージをいただいた時が一番嬉しかったです。どれだけたくさんの人に気に入られても、買ってくださるのは一人なわけですから、もうメッセージをもらった瞬間に他の人はどうでもいいと思ったくらいです(笑)
愛着ごと、住まいを受け継いでみたい(買主・ふきさん)
ーー ふきさんはカウカモ・ウルカモをよくご覧いただいていたとのことですが、中古物件の購入に関心を持たれた理由は。
ふきさん:日本は新築信仰が根強いと思うのですが、反対に欧米は築年数が古くても管理がきちんとされていれば築年数が古いほど価値が上がると聞いて、後者の方が断然共感できると感じていました。だから、もし自分が家を買うとしたら中古物件にしたいな、と。
私はよく旅行にいくのですが、海外を旅するときはAirbnbで現地のローカルな暮らしを追体験するのが好きで。建物が古くて、床がギシギシいうような部屋もあったりするんですが、Airbnbで利用した多くの物件が、オーナーさんが適切にリフォームしたり手を加えたりすることで暮らしやすくなっていると気付いたんです。
有名な建築家であるル・コルビジェの「住まいは暮らしの宝石箱でなくてはならない」という言葉があるように、中古住宅は住んでいる人の愛着や工夫によって魅力が増すものだと海外旅行を通じて実感しました。そして、まだ資金計画もできていない6〜7年前から、いつか家を買うときのためにいろんな物件を見ておこうと思って、カウカモをチェックするようになりました。
ーー カウカモ・ウルカモどちらもご利用される中で、どんなところに違いがあると感じていましたか?
ふきさん:カウカモは中古不動産の目利きとしての客観的な視点で書かれていますが、ウルカモはオーナーさんの想いや愛着といった主観的な部分が伝わってきて、それが大きな違いだと思います。
SORAさんの投稿がまさにそうだったのですが、その物件に込めたオーナーさんのこだわりに共感できると、自分がそこに住んでいることを想像しやすいというか、実際の暮らしが見えやすいんです。
プラス、SORAさんのお宅は「ここは絶対に譲れない」と自分がずっと考えていた条件をすべて満たしてくれていたのですぐにメッセージを送りました。購入資金が貯まってきたことで一気に具体的になった「40代の私がひとり暮らしを楽しむとしたらこんな家」というイメージに完璧に合致していたんですよね。
ーー 具体的にはどんな条件をお持ちだったのでしょうか。
ふきさん:「外」の要素と「内」の要素があるのですが、「外」の要素としてはやはり立地を含めた住環境の良さが譲れないポイントでした。
SORAさんのお宅はスーパーが近くて自炊するのに便利だったり、文化施設や公営プールへのアクセスがよくて自分のライフスタイルに必要なものを満たしてくれることだったり...... 仕事でよく現地の近くを通るので、そういった細部の住み心地までリアルに思い浮かべることができました。
ーー 「内」の要素としてはどんなことが条件でしたか?
ふきさん:日当たりや断熱性能の他に、生活動線への配慮や収納の充実といった住宅の機能面を重要視していました。SORAさんは投稿の中でそうした自分が一番最初に気にすることを詳細に書いてくださっていたので、すごく読み応えがありました。もうこちらから事前に質問することがないくらい、丁寧に書いてくださっていましたね。
写真も、私が見たいところをちゃんと撮ってくださっていて。投稿からご自宅への愛着とこだわりが伝わってきましたし、すぐにコンタクト取らせていただこう!と思いました。
売主と買主は、「共感」で結ばれる(SORAさん/ふきさん)
ーー ウルカモで直接メッセージを交わされる中で印象に残っていることはありますか?
ふきさん:フリマアプリみたいに一定時間をおいて返信が来るのかなと思っていたのですが、SORAさんのお返事がすごく早くてビックリしました。きっと売ることにアクティブな方なんだなと、印象がよかったです。
SORAさん:私にとってふきさんはお客様なので、レスを早くするのは当たり前だと思うのですが、お客様であるふきさんのレスが早く、文面も丁寧で、こちらのこともよく考えてくださっている誠実な方だと思いました。
最初、ふきさんはお仕事の関係で3月まで内見にいらっしゃるのが難しいかもしれないとお話しされていたのですが、2月内に内見できるようにスケジュールを調整してくださって、すごく熱意を感じました。そういうやり取りもあって、ウルカモスタッフの石黒さんには他の方のご希望があってもふきさんを1番手にしてほしいとお伝えしていたんです。
ーー 内見に立ち会ったウルカモスタッフが、初対面なのに「やっとお会いできましたね」という言葉がどちらからともなく発されたと言っていました。メッセージを通じて初めて対面した時の印象はどうでしたか?
SORAさん:思った通りちゃんとした方だなと思いました。お土産を持ってきてくださったんですよ。ウルカモでやりとりしている時に感じたとおり、丁寧で誠実な方だなと思いました。はじめましてと言いながら、初めての感じはなかったですね。
ふきさん:内見前日にたまたま御茶ノ水にある山の上ホテルに友人とお茶しに行くことがあって、そのときにSORAさんにお渡しするお土産のお菓子を買いました。せっかくメッセージのやりとりをして、スケジュールを調整していただいているので、何かお持ちしたら喜ばれるかな?とほんの気持ちで。貴重なお時間の中でご自宅を見せていただいているので、何か特別なことをしたつもりはないです。
SORAさん:嬉しいですね。知らない人が家に来ると思うとやはり少し怖いところもありますが、ふきさんとは事前に知り合っている感覚があったので、本当は座ってゆっくりお話ししたい感じでした。コーヒーも用意してたんですよ。
ーー 内見時のやり取りで印象に残っていることはありますか?
ふきさん:1投げると10返ってくる感じで、SORAさんがこちらの質問にものすごく詳しく返してくださったたので、買い手側の求めるものを把握する能力が高い方だなと思いましたね。説明の仕方が、かわいいわが子を紹介するような感じだったんですよ。
こちらが知りたいポイントをしっかり押さえた上で、「こんなにかわいいんですよ、この子」みたいに愛着たっぷりに説明してくださるので本当に助かりました。
SORAさん:自宅をフルリノベする人は皆そうだと思いますが、ずっと住むことを前提につくっているので、見えないところまで伝えたいことがいっぱいあるんです。排水管なども変えているし、汚れが落ちやすい床にしたり、浄水器のカートリッジのランニングコストについても考えていたり。
ふきさんは私と同じように、そういう細かいところまで住まいに求める人だと感じていたので、嬉しくなっていっぱい話してしまいました(笑)
ーー お宅の中身も、ふきさんが投稿をみてイメージされた通りでしたか。
ふきさん:想像以上でしたね。寒さが厳しい2月の内見だったんですけど、部屋が思った以上に明るくて、あたたかくてびっくりしました。断熱性がしっかりしてるんだなと思いました。あとはものがしっかり整理されていて、ごちゃごちゃした感じもなく、収納性もよい物件だなと。水廻りもとにかくきれいでした。
実際にお宅にお邪魔して、お料理をちゃんと日々やってる方のおうちだなというのが見てわかりましたね。キッチンに並んだアイテムを通じてもSORAさんの暮らしぶりがうかがえて、これこそ私が求めるものだとすぐにわかりました。
SORAさん:「天ぷらしますか? エアフライヤーがいいですよ!」とか、家を見にきてくださったのに調理器具の説明までしちゃいました(笑)
ーー ウルカモスタッフのエスコートは満足のいくものでしたか? 素直なご感想をお聞かせください
ふきさん:ウルカモの石黒さんは内見のあいだ、基本的に私たちのやり取りに介入せずいい距離感で見守ってくれました。でも、水廻りの性能だったり、マンションの管理状態や修繕積立金、修繕履歴、管理組合の収支予算書など、主に目に見えない数字関係の情報についていいタイミングで私に教えてくれたので助かりました。
SORAさん:カウカモで家を買った時にも感じたのですが、とにかく仕事が早いんです。それに顧客目線で考えてくださるので、頼り甲斐がありますし相談しやすかったです。今ちょうど関西で家探しをしているのですが、関西にも出店して欲しいくらいでした(笑)
ーー 最後に、無事成約となった現在のご心境について、ウルカモでのマッチング体験を振り返りつつ教えてください。
SORAさん:次の家探しのスケジュールが立てやすくなるという意味で、まずはこんなにも早く売却が決まってとても嬉しいです。
あとは、ウルカモで家への愛情を伝えたことで、私の価値観に共感してくれる人が買ってくださったことがなにより嬉しいですね。この家を住み継いでいただけるのがふきさんで本当によかったなと思います。この部屋をふきさん色に染めていただいて、いっぱい料理して暮らしていただけたらと思います。
ふきさん:周りの友人に家を買うことになったと報告したのですが、「何軒か内見して比較して決めたの?」と聞かれて「ううん、1軒だけ見て決めた」と答えるとびっくりされました(笑) でも、自分の中で暮らしに求めるものが確立されていれば、1軒で決めたとしても全然変じゃないと思っています。
これまで足掛け7年くらい物件サイトを眺めていた中で、過去には勉強のために内見に行ったこともあったのですが、「絶対ここ!」と思えたのはウルカモでSORAさんの投稿を見たときが初めてで。そういうピンポイントな出会いができたのはウルカモのおかげだったと思いますね。
ーー 自分が追い求める暮らしの理想に対して積極的にアクションする方であれば、ウルカモでの家探しはぐっと楽しくなりそうですね。
ふきさん:そうですね。ウルカモでの住まい探しには、1点ものを自分で探し当てるような満足感がありました。きっと、古着屋とか古道具屋で掘り出し物を探すのが好きな方に向いているサービスな気がしますね。