学生インタビュー〈Vol.1〉現役大学生が語る、大学教育の実際~教育者のための教育を改革せよ~
広報アズです。最近話題の「教員不足」。今年の春には、文部科学省が各地で “社会人採用の特別免許制度活用を”緊急通知する事態になりました。
文部科学省が社会人に目を向ける中、気になるのは現在教育を学び、今後教育現場を支えてくれるであろう学生の存在です。
今回は実際に教育系大学に在籍する大学2年生のUさんにご協力いただき、「教員」を目指す過程の教育環境についてインタビューしました。
Uさんは当初教員を目指して教職を履修するも、途中で履修をお辞めになった経験をもとに、教職課程における大学教育のあり方に疑問を抱いていました。
ーなぜ、教師になることを辞めてしまったのですか?
二つ理由があります。一つは大学での教職課程の授業が真剣に聞いていても、どうしてもつまらなかったからです。
もう一つは、自分が在籍している大学で実施されている教職課程の教育に、違和感を感じたからです。
ーではまず、教職課程の授業はどのように行われるのですか?
はじめに教育の基本となる概念や教育、学習方法などを学びます。授業形態はオンデマンド視聴でした。
新型感染症拡大の影響もあって、対面ではなくオンラインでの講義が多い状況ではありましたが、一方的な講義を受ける環境でした。
そのあとで専門分野に関する科目を学んでいきます。講義を受けた後は、指定の課題についてレポートを提出するという流れでした。
ーでは、教職課程における大学教育にはどのような疑問を抱いているのですか?
これはあくまで自分が通っている大学の話にはなってしまうのですが、講義のほとんどは、先生が説明をして生徒はそれを聞くだけの一方通行な形式でした。
教職課程では、アクティブラーニングの重要性を学びます。一方通行な講義でアクティブラーニングの重要性を説く矛盾には違和感を感じずにはいられませんでした。
もっと言うなら、教職課程の授業で重要とされている教育理念や教育方法が、大学教育現場で実施されていないことに気がついてしまったんです。
ー教職課程における教育はどうあるべきだと考えますか?
教育者こそ、主体的な学びを促進すべきだと思います。未来の教育者が、主体的な学びを経験していないという状況は深刻な事態です。そうした教育者は生徒に対してアクティブラーニングをできるかといえば、絶対にできないからです。なので、教員を増やすと言う観点から考えても、まずは教育者のための教育を変革すべきだと考えています。
ーありがとうございました。
"教育者のための教育改革"をUrSTUDXで叶える
大学では、教員志望の学生たちは教育実習まで教育現場に触れる機会がありません。それを考えると、普段の講義の形式は一方的な知識の伝授ではなく、より教育現場と連携の取れた教育が必要でしょう。
教育者のための、主体的で対話的な学びの場があれば、教員を目指す学生を増やすきっかけに、もしくは教員を目指し始めた学生が学習を続けられる背景になり得るのではないでしょうか。
しかし現実問題、コロナ禍かつ教員不足が叫ばれる昨今では特にそうした連携は困難を極めています。
UrSTUDX(ユアスタディクス)では、学校現場の負担を増やすことなく、教育変革を起こせるサービスを目指しています。
教員志望の学生に教えたい先生と、教員になるためのアクティブラーニングをしたい生徒を結び、これからの日本教育の課題を改善する一助となりたいと思います。
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