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解説→業界未経験/実務未経験からの希望ポジションへの転職活動

どうも、斉藤 史朗です!

転職エージェントとして、ポイントをまとめてみました。即戦力ではないケースの転職実現も一定数実績があり、基本はご本人様の努力にはなりますが、如何にエージェントとしてその方のポテンシャルを引き上げられるのか?普段個別でお伝えしている内容をここで披露します。では、早速いきましょう!

テクニカルな話の前に坂さんの投稿は必見。採用企業側の視点に立ち、何を求められていてどう振る舞うべきかが書かれています。おっしゃる通りで、相手要望を組み込む事が必要であり、これをしなきゃいけないなどのルールは実はあるようでないので、そこを前提として未経験からチャレンジする上で把握しておいた方が良いです。

履歴書、職務経歴書だけがアピール内容ではない!

どういう事!!?と思われると思いますが、面接でアピールする時に、口頭だけではなく、履歴書、職務経歴書だけではなく、

例えば:

ポートフォリオ

デザイン集

志望理由作成(今回未経験で〇〇な業界に飛び込みたい理由をWordにまとめる)

今後貴社内で実現したい事、具体的に貢献できる事を資料でまとめる

マネジメントが得意で、具体的な施策例を纒めて提示

Githubアカウント

SNSアカウント

営業企画書の提示(社外㊙は出さないように!)

などを上手く活用して、自分のスキル、伸びしろなどを、1時間1回の面接で伝えきるという姿勢が重要です。面接と商談は異なり、商談は1発勝負の所はありますが、伝えきれなかったら、再度合意の元にアポを取得して再度提案などは可能かと思います。しかし、面接ではそういう事にはなりにくいです(転職希望者が緊張されていたみたいで再度面談というのはあるかもしれませんが少数)

なので、面接トレーニングして話す訓練したりするのも大切ですが、未経験でチャレンジする思考が一過性ではなく、幼少期やここ数年考えており、その期間認証を何かしらで提示できると採用企業への熱意が伝わると思います。広告運用ポジション、広告代理店では、SNS更新経験やフォロワー数が選考に優位になるケースもあります

インフルエンサー採用でSNSの人気者を優先採用?メガネのオンデーズなどが導入、その背景は

メガネ屋のオンデーズですが、SNSが有利になるという話。店舗ごとにも販売スタッフがSNS駆使していますので、同社戦略上も採用基準が一致している事例。

デザイナー志望の方へ

新卒向けデザイナー志望方への投稿ですが、転職者でも参考になります。むしろ実務未経験の方でもここまで準備している!という危機感や比較されている自分の立ち位置を正確に把握するという意味合いで是非必見になります。

現職にて、未経験分野への学びや習得、行きたい業界に勤務している人から情報収集する(就職活動のようなOB/OG訪問のイメージ)

例えば、SaaS業界に行きたいとして、SaaS企業で働いている先輩や友人に面談をお願いして、どういう事をしているのか?などをヒヤリングしてそのレポートを採用企業に提出して熱意を伝えるとか、現職にてSaaSサービスを導入しているなら、導入背景、どういう効果があるのか?などを調べて、仮に自分が他の会社に提案する時のイメージを膨らませるというのは良いです。

■SaaSを学ぶ上で何から手を付けるのか:
口頭でもお伝えしましたが、現職や取引先で何かしら活用しているSaaS製品を使っている、触ってみる。そして気になる事をメモにまとめておく。また時間があれば導入を決めた社員にインタビューを実施して、導入背景、課題、活用体験などを聞いておくと、よりSaaSを使ったイメージ、貢献度が見えてくるはず。また、既に多数の企業が上場しているので、決算説明会資料を見る、各社無料デモを用意しているので、それに申し込み触ってみる。という事を繰り返す中で、BtoBメインの商材が多いとは思いますが、よりSaaSへの実感値が高まると思います。

ここでも似たようなコメントを投稿していますが、とにかく未経験でも今の環境で疑似体験できる事があるはずです。考え方が分からなかったのであれば、これを参考に今すぐ動きましょう!

他にも未経験人事であれば、現職の新卒採用、中途採用について社内人事にヒヤリングしてみる。採用手法もナビサイトだけではなく、ダイレクトリクルーティング使っているかもしれませんし、リクルーティングの役割として就活生に関わるプロジェクトに参加してみたりなど、ちょっとした出来る事からやってみると良いです。

電通・博報堂内定者に共通する3つのポイント

ポイントの中で「1.OB訪問をだいたい10人以上している」という項目があります。就職活動生に限る例になりますが、こうやって足で稼ぐ点も企業側が見ている(OBOG訪問していると会社理解が深まるので、ミスマッチにもなりにくいなど)

あとはなかなか実施が難しいかと思いますが、志望企業にカジュアル面談を設定してもらう、もしくは体験入社を依頼して実務に触れる、もしくは同ポジションへの熱意を伝えていく。新卒社員であれば長期インターンシップに参加してみるなども同様かと思いますが、未経験で入りたい業界に向けて出来る事はまだまだあるはず!

ライティング極めたいなら実務以外での行動出来る!

全く違う業界からライターになりたい、文章が好きだから、それを仕事にしたい!という相談をいただきますが、実務では難しいとして、何かブログを書いていたりするのでしょうか?という質問をしますが、結論何もしていないケースを良く聞きます。決して強制はしませんが、noteにしても、アメブロにしても無料で登録できるし、読者になれる訳だから、理想は記事をいくつか書いてみる。データを分析してみる、という所をやってもらいたいですが、難しければ、好きな本をまとめてみる、好きな記事をピックアップしてURLまとめて、なぜそれが好きな記事なのか、そして反響が得ているなら、その理由を自分なりに考察してみる。というのは良いのではないでしょうか。場合によって資料をまとめて、面接官に見せても良いとは思います。ビジネスとして、お金を貰ってプロとして勝負するのであれば、すぐに即戦力は難しくても、そこへの姿勢が見えない限り、第二新卒や中途採用ではなく新卒採用やアルバイト採用でも良いという採用企業判断になってしまうのは仕方ないとは考えます。経営目線で考えますと、その方が支払う人件費を抑えられてかつ、やる気があり、前のめりな方が多いとは思いますから。

大学院に行く、セミナー参加、プログラミングスクールなど

当たり前の事を記載していますが、実務につなげるためにも、お金を払って各種教育機関に通うのも一つポイント。お金を払ってまで学ぼうという姿勢は一定採用企業への熱意につながります。またスクールなどでは成果発表を実施しているケースもありますので、経歴にもそこを記載出来るとOKです。すぐに転職活動を実施するのではなく、まずは教育機関に通い、転職のタイミングを待つというのも良いかと思います。

有名どころではサイバー大学などもあり座学、実務、人脈などが揃う環境だと思います。転職が全てではなくです。

卒業後は就職斡旋なども行っていますので、そこをきっかけに企業を紹介してもらう事もあると思います!

社内異動で経験出来ないか!?という視点

全くの未経験ではなく、少し現職でも経験出来る環境があると、転職する上ではハードルは下がると思います。例えば、グループ会社や社内プロジェクトで現職業務しながら、経験が積む事が出来るのであれば、転職する上でも未経験分野へのチャレンジが良い意味でチャレンジではなく、より採用確度も高まるはずです。使える選択肢、カードは使い切る意識大切です。例:イベント企画をやりたい場合、グループ会社のPJTに手を挙げてオンラインセミナーの企画方法や、エントリーフォーム作成、メルマガ作成、集客方法の議論など、そこに介在する事で、イベント企画のイメージが少し膨らみますし、PJTであればそこまで成果にプレッシャーはないと思いますので、スキルアップのためというカジュアルな視点でもOKかなと思います。

未経験職種にチャレンジ!志望動機を書くときのポイントを伝授。

未経験で転職する場合のポイント

上記2つのコラムも参考になりますが、あくまで一般的な精度の高め方であり、私は面接だからと言って履歴書、職務経歴書を持参して面接でアピールするだけがやり方ではない!というのをお伝えしたかったです。

採用企業様からも〇〇だけという視点は実はなく、いつの間にか、中途採用面接ってこうだよね?という習慣になっているだけで、分かっている方、他の人と差別化して、採用企業に選ばれている方は色々考えて行動をしています、という気づきになれば幸いです。

具体的にこれから転職活動を考えていらっしゃる方は、ぜひご相談ください!一般的な転職ご支援も含めて適宜実施させていただきます。

※告知※

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斉藤 史朗
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