漢検漢字辞典を読んで、気になったものをあげていくだけ。#11 pp.100-109
こんにちは。胡乱布団です。
最近、漢検漢字辞典をあたまから通読しようというマイブームが興りました。そこで、気になったものをここに書き連ねていこうという試みです#10
いよいよ100ページ目に突入です。
というふうに書いています。
また、漢字およびその読みは抜粋で、すべての漢字とその読みを網羅しているわけではありません。
p.100
掾 したやく、たす-ける、じょう
いや、それ2語じゃんシリーズ。下+役じゃん。
淵
準一級配当らしいけど、2級でよくない? と思うシリーズ。あと、渕は別字ではなく、異字体らしい。完全に別字だと思っていた。
p.101
園 にわ
この訓読みは知らなかった。
p.102
煙火 はなび
これでも花火らしいが、どうも趣がすくなく感じられる……。わたしだけ?
p.103
猿子 ましこ
ギリギリ読めそうな熟字訓シリーズ。シンプルに「ましら」って読んでしまいそうではあるが。
蜒 エン
これ単体で「なめくじ」って読まなかったっけ? ←どうも読まないっぽい。
蜒蜒 エンエン
蜿蜒でも蜿蜿でもいいらしい。つまり、蜒蜒と蜿を書いても蜿蜿になるってこと(?)
p.104
鉛 おしろい
身体に悪そう。
鉛刀一割
凡庸な人でも、ときには力を発揮できることがあるの意。←鉛の刀でも一度は斬れるから来ているらしい。ただ、鉛って融点相当低いと思うけど、そもそも、鍛冶できるの??
厭える おさ-える
準一配当だけど、知らなかった訓読み。
p.105
嫣 エン
変換でうっすら見たことある気がするレベルの知らない字。嫣然。
演 の-べる、おこな-う
表外読みだけれど、これも義務教育で教えたほうがいいのでは? と思っている読み。
たしかに、「行う」にぶつかるし、「のべる」は「述べる」なのか「延べる」なのか中途半端(というか両方?)ではあるけれど、ただ、これ知らないと「演習」とか「演算」の「演」の字の意味がわからんと思うのです。
演舌
演説をこうとも書くらしい。知らなかった。
p.106
鳶尾 いちはつ
どう読んでも「えんび」あるいは「えんぴ」やろがい! な熟字訓シリーズ。
イチハツという植物自体は知っていたので読めたかった(読めるわけ)
p.107
蝘 なつぜみ
夏のセミということではなく、ナツゼミというセミがいるらしい。あと、蝘蜒でトカゲ科の総称を指す。
豌 エン
なんと、豌豆豆には豆が3つ入っている。まるでレモンのよう。
燕 さかもり、くつろ-ぐ
この2つの訓読みは知らなかった。前者だと燕楽、後者だと燕居が熟語にある。
燕子花 かきつばた
ひさびさにそこそこの難易度で読める熟字訓が出てきて嬉しい。
薗 エン、オン、その
準一級配当らしいけど、まったく見たことがない。ほんとうに準一級??
鋺 エン、かなまり、まり
逆にこれは一級だったのか。準一級だと思っていた。ちなみに、椀(こっちは絶対に準一級)は「はち」としか読まない。
p.108
閻魔蟋蟀 えんまこおろぎ
たぶん、これまで出てきた動物、虫、植物系でいちばん画数が長いと思う。暫定一位ということで画数をメモしておこう:71画。
閹 エン
知らない子だ。めしつかい(閹人)とかこびへつらう(閹然)みたいな意味があるらしい。
鴛 おしどり
個人的に、これと鴦は一級相当だと思う。
檐 エン、タン、のき、ひさし
知らない子だ。ただ、字面がかっこいいので、これから廂は檐で書こうかしらん。
簷 エン、のき、ひさし
知らない子だ。ただ、字面がかっこいいので、これから廂は簷で書こうかしらん。
p.109
臙 のど、べに
べには「臙脂」があるからわかるけど、「のど」はなんだろう? 肉+嚥?
鼴 もぐらもち
もぐらもちは古名で、これから「もぐら」が生まれたらしい。
讌 さかも-り
いや、それは2語じゃんシリーズ。酒+盛りじゃん。
今回はここまで。
胡乱布団