誰もがみんな複数の人格を持つというはなし

杉山登志郎 著書
「トラウマ〜こころの傷をどう癒すか〜」
第9章 9-1 より

写真を見て、

「げ、私そんな変な顔した覚えないんやけど!」

って思うことないですか?

自分でも知らなかった自分の顔…
つまり、自分も知らないもう1人の自分が、あなたの中にいて、写真の時にたまたま「ひょこっ🤪」と顔を出す。

【そんなこと、本当にあるんですか??】

あるみたいですよ!

🧑🏻‍💼お仕事の顔
🛋️くつろいでる顔
🎵友達と遊んでいる時の顔
👩実家で親と話ししている時の顔

それは単なる「喜怒哀楽」じゃなくて、その場その人に対応した自分がいるのです。

誰もがみんな、いろんな「人格」でできているんです。人格同士は、「記憶」で繋がっているんです。
(時々、人格が記憶で繋がっていない方々がいます。「解離」と言います。)

そして困った時はね、お互いが助け合って、課題解決に向かっていくんだ。

だから、写真に写っている、自分でも知らなかった自分に出会えたことに感謝しましょう。

「生まれてきてくれてありがとう〜」

【重いな】って思った方は、軽くでいいんです。
「ありがとっ」って思いながらそっとゴミ箱に入れてもいいのです。

なぜ感謝するのかと言うと、その顔は、あなたが今まで生きてきた中で「必要」だったから生まれてきたんです。

どんな人格も、どんな喜怒哀楽も。
決して要らないものなんて何一つないのです。

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