ichi×rooms40
「アッシュ・ペー・フランス」が主催・企画・運営をつとめるクリエイティブの祭典「rooms40」の展示会が終わりました。「感じるトレードショー」をテーマに、「感じる」「踊る」「伝える」「驚く」「買う」「味わう」などの五感を刺激する約500ブランドが集い、さまざまなコラボ企画やステージイベント、体験型のコンテンツなども繰り広げられた3日間。「UROCORO」は、北海道から沖縄まで61の取り組みを支援する「ふるさとデザインアカデミーichi」のプロジェクトのひとつとして、出展させていただきました。
【ichiとは・・・(以下、引用)】
各地域で育成プログラム参加する支援者にとってのスタートとなる「1」を生み出すこと、プログラムの中で展示会として評価・発信していく市場としての「市」となること、「一人ひとり」の育成にアプローチしていくことからプロジェクト名を「ichi」としました。
「ichi」プロジェクトに支援者と事業者、専門家など情熱を持った様々な仲間が乗り込むことで推進し、地域に新しい流れをたくさん生み出していきたいという思いを船のモチーフに込めています。 (引用終わり)
ふるさとデザインアカデミーにつてはこちら
https://awrd.com/award/localdesign
エントランスそばにブースを置かせていただいたおかげで、目に留めていただいた方も多かったように思います。奇しくも2階では「廃棄物を言い訳にしないデザイン展」というものが行われ、rooms側の出展者にもアップサイクルやエシカルをテーマに掲げたものがあったりと、サスティナブルであることへの意識が高まっているのを肌で感じた今回。
「UROCORO」としてはすべてプロトタイプの展示となりましたが、その分、皆さんがそれぞれの視点を交え、商品そのものや天草における活動についての率直な感想やご意見、アドバイスをくださいました。20代〜60代の幅広い世代の方々のリアルな反応を見られる機会はそうそうないので、課題のご指摘もあたたかいお言葉も、すべてが本当にありがたく、真摯に受けとめさせていただきました。
なかには、破れた漁網を手に取って、天草や日本の漁村で繰り広げられる漁師さんたちの日常に耳を傾けてくださる方も。天草の、日常にある価値を伝えたいという思いで取り組みを始めた私としては、こうしたひとつひとつがとても感慨深かったのです。貴重なお声を聞かせてくださった皆様、足を止めてくださった皆様、この場を支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様にいただきましたお声をふまえ、子どもたちへつなぎたい天草の価値を考えながら、これからブラッシュアップを進めてまいります。進捗はこちらのページで、少しずつお伝えさせていただきますのでどうぞ、気長に見守っていただけますと幸いです。