ベトナム生活日記 Week65
あつーい!
先月までは異常気象モードだったハノイだけど、今月はいよいよ本気の夏がやってきた!おかげで週末は寝坊してしまうじじぃのランニングは暑すぎて危険になってきた!苦笑
想定外満載!ベトナム2度目のお引越し!?
先週ちょこっと書いた通り、新しい部屋は見つからない&今の家は契約更新できない。じじぃは止む無くホテルをマンスリーで借りて、今日荷物を運びだした!
ちなみに、不動産屋も大家も立ち会いなし!じじぃが持っているカードキーはどうすればいいのか謎!笑
まずは、荷物をまとめて日本人社長と一緒に運び出し。
ここで最初のハードル登場!
見つけたGrabドライバーが荷物を見た瞬間乗車拒否!
2台断られた後、なんと荷物運びにビンゴな「三菱エクスパンダー」が捕まった!
「OMG!I'm Lucky!」
ところが、エクスパンダーのドライバーも、荷物を見た瞬間手を横に振って「無理無理無理!」という感じで断ってきた!
50万₫で釣れた!!笑
これがワイロ、アンダーテーブル、現ナマ主義のベトナムです!笑
ということで、SUVの荷台に荷物を詰めて、ホンの10分先にある一次避難場所のホテルに向かいます。
そう!今日の時点で次の家はまだ候補すら決まってません!もはやホームレス寸前!泣笑
チェックインした1泊30万₫の安ホテルはこんな感じ。
きれいなベッドとクーラーさえあればこの際文句言わない!笑
一応Youtubeも見れるから一ヶ月くらい生き延びることが出来るでしょう!
なぞのベトナム人ホテルマン!
このホテルは昨日急遽Booking.comでマンスリー予約を取った。
海外で決済関係は一番もめて面倒だから基本事前決済にするんだけど、Booking.comはじめ最近のOTAはギリギリまでノーチャージでキャンセル出来ることを売りにしようしているからややこしい!
予約完了時にクレカの確認もあったから、てっきり事前決済済だと思っていたら、単にデポジットとしてオーソリ取っただけで決済はできてない!
めんどくさーい!!!!!
さらに、安ホテルにしては珍しくイングリッシュスピーカーが、予約完了後電話&Zaroまでつなげてきていろいろ英語で攻めてきた!
「30%手数料払うの嫌だ!あなたの部屋は私が確保するから今すぐBookign.comの予約はキャンセルしてくれ!」
海外OTAは高い手数料でエグいのは知っているが、さすがに30%はないんじゃないか?
なんで、日本人ゲストでもうすぐホームレスになりそうなじじぃが、会ったことないベトナム人のおまえを信じてキャンセルしなきゃならないんじゃ!
結論として何となくわかったのは、このホテルは数年前日本でも話題になったインド発ベンチャーOYOのブランドを借りている!
Booking.comから15%、OYOから15%、足して30%取られるから、手数料なしの直契約に切り替えてほしいって感じなんだろうな!
今日チェックインした後も、ずーーーーっと「キャンセルしてくれ!オレはあなたの部屋を用意している!」と熱弁するから、Booking.comはノーチャージキャンセルをリクエストしてやった。
結果どうなるかは、明日以降のお楽しみ!
親友はたった一人でも大事!
そんな引越ドタバタもあったので、昨晩は久しぶりに高校以来もう30年以上の付き合いになる親友とリモのみ。
バツイチ同士、同じファーストネーム、元嫁も同じファーストネーム、その他にも笑っちゃうくらい同じ境遇が多くて、お互い何でも知っている腐れ縁。
じじぃと違って、30年以上前の学生時代から英語を勉強してアメリカ留学した後商社マン、独立して水産物の輸出入をやっている同級生。
最近、いろいろあって行き詰まっていた状況をお互い相談したところ、海外をよく知る彼から一言言われてハッとした!
「一回日本帰ってきたほうがええよ!」
「長年海外ビジネスやっている商社業界は、オマエみたいになること見越して最低でも半年に一回日本に一時帰国させるよ!」
「生活、人生がかかってるんだから、努力と根性と違うからな!」
何か胸のつかえが落ちた気がした!
ホームシックを感じたことはないし、勢いと成長を間近で感じるベトナムは今でもすごいと感じている。
でも、やっぱり日本で生まれて40年以上日本文化の元で生きてきたじじぃのアイデンティティは日本にある。
経済的にどれだけ終わっていようが、お先真っ暗だろうが、自分が生まれ育った地、文化を確かめることも必要。
自らのアイデンティティを自己認知してこそ、他社、他国のアイデンティティをリスペクトすることが出来るはず。
コロナの影響が大きいとはいえ、日本を離れて一年ちょい。
幸い、日本もベトナムも国境は開き始めたから、夏の間に一時帰国して心身ともにアイデンティティ再構築できるように明日からまたがんばろっと!笑