見えないものを想像する力(新型コロナの影響)
今いるがん研有明でも、ニュース報道がありました。
最初に。看護師さんは、凄まじいプレッシャーの中で、ちゃんとした病院の体制のもと、それを明らかにし、クリアにしたことは素晴らしいことだと思います。いつも感謝しかありません。
あまりに身近なので、これを機に、僕が病院にいて日々ニュースを見て感じていることを書きますね。(患者が言うと、偏っているように思えたし、もっと緊急を要する病気の人もいるかと思ったので、控えていましたが。)
15㎡の個室と150mの距離があれば生活はできる
もともとこのニュースが発信される随分前から、病棟には基本どんなに親しい人でもガラス越しでの手渡ししかできないし、当然のことながら、僕らは一歩も外に出ることはできません。
でもね、僕の場合、今のところ経過は順調で、特に寝たきりでもなく元気なんです(辛いこともありますよ当然www)
それでも、ほぼ15㎡の個室と150mしかない庭園のみで生活もできるんです。
自分の今の生活は、先日書かさせていただいたので、ぜひ参考までに。
https://note.com/urita60/n/n5118dbb4cf8a
すぐに寄り添うことのできる人がいる幸せ
みんな色々な理由をつけて、外出ますけど、苦しいときに近くに話せる人がいるだけで幸せだと思う。
苦しくたって手を差し伸べれば、手を握ってくれる人も側にいることで幸せだと思います。
と、抗がん剤治療で辛いときに本気で思った。握りしめるものもないんです。
こんな想いばかり書いてもしょうがいないので、僕がこのような状況でも気が狂いそうにならない自分なりの方法論を書き留めておこうかと。普段生活しているときもそうだったけど、ある方法論で回避することができることがよくわかりました。
ルーティーンを早く作ること
この入院生活でも、とにかくいち早くやろうと思ったことは、日々の生活リズムやルーティーンを作ることでした。
ルーティーンを作ると、生活がつまらなくなると言う人がいますが、いえいえ違います。むしろ、ルーティーンの時間は意識する必要がないので、その間やルーティーン以外の時間により感度が高くなるんです。
このルーティーンができると、いいことがたくさんあるんです。
・精神的な安定の確保
・余計な考えの排除
・集中力の確保
記事もたくさん出てるので、是非とも見てみてください。
ちなみに、ルーティーンで僕が尊敬する人はICHIRO選手です。
周りもその人のルーティンに気づくと、不思議と「この人の習慣だからしょうがない」かっと思うようになります。
よく普段でもないですか?お酒を断り続けても、その人のことを否定したりしないですよね?「あいつは付き合い悪い」とか思うかもしれませんが、人間、実はそんな対して気にしていないし、その人自身を否定はしていないはずです。
ぜひ、僕の周りには、皆さん高い意識でSTAY HOMEを取り組んでいると思いますが、世に想いが届きますように!