Victorの耳かけワイヤレスイヤホン「HA-NP50T」を買ってみた。
耳かけ式ワイヤレスイヤホン「Shokz OpenFit」の記事を書きましたが、
今度はVictor(JVCケンウッドとは言わないでおく)の
耳かけワイヤレスイヤホン「HA-NP50T」をご紹介します。
1.経緯
先日、休日仕事に向かう途中に自転車でコケて、
OpenFitのケースを失くしました 笑
手許にはOpenFitの耳だけあるよ…
充電できないわ、接続できないわで、買い替えることになりました。
2.耳かけワイヤレスイヤホンを探してみた
耳かけワイヤレスイヤホンは、主に通勤時と在宅勤務時に使うのですが、
カナル型のように耳の穴にイヤホンをねじ込むのが嫌いなので、
普段はOpenFitを使っていました。
今回の買い替えも、OpenFitのような耳かけワイヤレスイヤホンを探す
ことにしました。
3.OpenFitと候補機種の比較
今回候補としたのはこちら。
1.Victor HA-NP50T
2.Anker AeroFit
3.Anker AeroFit Pro
4.JBL SOUNDGEAR SENSE
一年使用していたOpenFitと、Victor・Ankerの三機種を比較し、
後から条件に合いそうなJBLを含めて、実機を触って確認しました。
結果、VictorのHA-NP50Tが一番条件に合致していたので、
こちらを購入しました。
要件と比較結果は下記の通り。
僕は機動性と持続性に重きを置いているので、音質は程々でいい。
SOUNDGEAR SENSEも考えましたが、音質はいいのにバッテリーがダメ。
イヤホンも大きいので、本気で比較しませんでした。
それぞれの要件について、少し語ってみます。
1,2.着け心地
OpenFitを一年使って他のを試したけれど、これはOpenFitの凄さを
再認識しました。シリコン素材で耳にフィットして違和感がない。
HA-NP50Tは実用レベルながらもOpenFitには負ける。
(特にプラ素材、着けてから若干取れそうな感覚がある。取れないけど。3.バッテリー時間
在宅勤務で電話とPCをマルチペアリングで使うことから、
少なくとも定時時間8h程度は維持したい。4.機器との接続性
これはBluetooth機器が多い僕の環境では、OpenFitがまともに
自動接続を果たしてくれなかったようだ。
(環境は人それぞれなので、大丈夫な人の方が多いと思う。)
なので手動接続が確実に行える他機種ならなんでもOK。5.マイク性能
自分で把握するには録音して聴く必要があるが、
いまのところそこまで高品質の音声を届ける必要はない。
Web会議やオンライン会で文句が出なければいい。6.誤操作防止
イヤホン本体のタッチ操作やボタン操作で、誤って触れてしまい
操作が誤爆しないこと。
これ、OpenFitのタッチセンサーはアカンかったんですよ。
誤って触れると機能するのに、自分で触ろうとして利かない。
アプリで無効にもできないので困っていました。
HA-NP50Tはタッチセンサー式で物理ボタンじゃないので、
誤操作リスクがあったんだけど、アプリで切れる。
自分がコントロールできる範囲を定めて制御できることが、
何よりありがたい。7.ヘミシンクの効き
スルーしてもらって結構なんですが、僕は長年ヘミシンクという、
左右の両耳で違う周波数を流して意識状態を変える楽曲や
エクササイズを聴いている。
どのイヤホンでも効果があるだが、OpenFitはなぜか効かない。
OpenFitはヘミシンクに効く特定の周波数帯をカットしているようで、
ちょうどOpenFitのリニューアルモデルのOpenFit Airという製品が
お買い得価格で出たんだが、ヘミシンクは効かないだろうと踏んで、
今回の購入対象から外した。その他
マルチペアリングや、運動ができる程度の防水性能は省略。
ここに問題があったら、そもそも購入対象にしません😂
4.HA-NP50Tを実際に使ってみた結果
OpenFitを使っていた時より、総合的に快適になりました。
イヤホン本体の素材がシリコンからプラスチックに変わったので、
触り心地は若干落ちたけれど、慣れたら違和感はない。
接続性もよくなり、バッテリーも持つ。ヘミシンクも効く。
さすがVictor、しっかりしています。
老舗すぎて、ShokzやAnkerのように話題になることは少なく、
トレンドにならないのが残念です。
ともあれ、私にとっては長く愛用できるイヤホンです。