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kintone勢でも転職してストレス少な目にスキルアップするなら
うさみこです。
Xで仲良くしてくださっているきったんさんが、
「すごくない」kintoneアドベントカレンダーを主催されており、
ご厚意により私もその3に書かせていただけることとなりました。
きったんさん、ありがとうございます☺️
1.自己紹介
大手電機メーカーグループや商社で長く情シスをしており、
今年1月からインフラ系SIでPMに転職しました。
情シスからPMに転職した下りはこちら参照にて。
(自己紹介を下図に示します。過去のLT資料から引用)
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2.kintoneとの関わり
実は業務でkintoneを使用した経験も、知見もありません 笑
前職ではワークフロー導入の社内インフルエンサーだったけれど、
kintoneではなく別のシステムでした。
前職の先見性のなさを悔やみましたよ、ええ。
しかしXではkintone界隈の方と多く交流しており、
何人かの方とはお酒を一緒に飲ませて頂いたりしました。
会社の情シス機能不全を改善して、IT利活用や新しいITの導入を
必死に行っていた自分ですが、
kintoneで業務改善をされる方々とは、
お互い共感するものがあったのなら嬉しいです。
3.kintone勢に言える、転職で共通すること
私は前述の通り今年頭に新たなスキルアップとして転職しましたが、
kintone勢もおそらく、kintoneの資格やスキルを伸ばして、
キャリアアップを目指しているかと思います。
キャリアアップのためとはいえ、転職はストレスも多く大変です。
なので、以下に注意して転職されることをお勧めします。
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図のことは当然といえば当然ですね 笑
案外漏れてて後から後悔したり、高いストレス負荷となります。
①できる限り同じ業界・業種
業界や業種が変わると、今までと同じ仕事でも意味合いが異なったり、
ビジネスにおける重要度やステークホルダーが大きく変わります。
一から学ぶことになるので大変です。
製造ならTATや歩留、原価計算や在庫棚卸なんかが増えるし、
販社やSIなら管理会計がマイルールに過ぎてイミフになったりします。
転職だけでもストレスフルなのに、業界が変わると更に負荷がかかります。
長い目で見れば複数業界を知ることとなるので、
とてもメリットにはなりますが、けっこう大変です。
②できる限り同じ職種
kintoneを使っていても、所属組織のミッションが自分にもかかります。
情シスなら他のシステム、経理なら財務会計や伝票処理、
単純にkintoneを使う仕事だけでなくなります。
事業部門においても同様です。
自分が慣れている職種ならまだしも、違う職種になれば、
それどころではありません。
自分が望む職種とkintoneとかけ合わせることで、
より自身の価値を高めることができますが、
新しい職種でそれをするには長い目で見る必要があります。
何を狙ってここに来るのか忘れないようにして下さい。
③今以上のレベルや立ち位置
これ、入社するまでにできる限り調べておいて下さい。
ヤバかったら辞退も考えたほうがいいです。
私は情シス時代、①②をベースに転職したら、
転職先の情シスのレベルがとんでもなく低かったことがあります。
また社内の情シスの立場も低くて、もうどうしようかと 笑
kintoneにおいても、自分がスキルアップを得るために転職したって、
今までの下のレベルだった場合目も当てられません。
もっとも、無双したければ別ですが、いつまでもできるもんじゃない。
私の場合は、情シスの機能不全を盛り返して、
文化を変えたと褒められたりで箔もつきましたが、
普通そんなの狙いません 笑
kintoneを取り扱う組織の立ち位置がバックオフィスであれば、
大なり小なりフロントからの扱いは軽くなりがちです。
職務分掌の規程やルールで平等を謳っていても、
バックオフィスが会社の根幹を成すコアな組織役割があっても、
企業が利益追求のために存在する以上は、フロントが優遇されます。
その前提の上で、kintoneを取り扱う組織を二等市民に扱うようなら、
間違った会社に入ったと言わざるを得ません。
(くつがえす気概を持つのは素晴らしいですが、
何を求めてここに来たのかを考えて下さい。)
皆さんはもう十分分かっておられるでしょうけれど、
kintoneを使ってる会社だから、有名だから、とか甘く見てると
痛い目に遭います。
くれぐれもご注意下さい。
4.最後に
私自身はしがないインフラPM修行中で、
kintoneを使った業務改善の役目は担っていません。
しかしITの大枠では隔絶されている訳ではありません。
私も案件でkintoneはじめサイボウズ社のサービスに関わる可能性が
あったりします 笑
Xやリアルで関わることがあったら、
是非よろしくお願いします。
それでは皆さん、よいお年をお迎え下さい👋