チョリソー先輩 

私は16歳

学校の廊下

そこで出会った

チョリソー先輩

初めて見たはずなのに

なぜか知り合いのような

気がした。

チョリソー先輩と

よく話したり

出かけたりするようになったのは

高校を卒業してから。

急に連絡を取るようになって

定期的に遊びに行くようになった。

チョリソー先輩は

私と同い年で

私と同じ左利きで

私と同じくらい背が高く

私と誕生日が1日違い。

まるでお互いが自分の分身のようだった。

今日もチョリソー先輩と

美術館に行った。

チョリソー先輩は

凄くふざける。

見た目はクールで

できる女って感じだけど

凄くふざける。

そしていつも笑かせてくる。

だから私は

チョリソー先輩って名付けた。

なんかクスッと笑っちゃう名前。

何でチョリソーなのかというと

この前メキシカン料理を食べに行った時に

ソーセージを見て

ソーセージと言った私に

違うで、チョリソーやでっと言ってきて

ソーセージと言うたびに

ちゃうやん、チョリソーやんと

やたらチョリソーを言ってきたからだ。

きっとチョリソー先輩は

そのくだりがすきで、ふざけてたんだと思う。

だからは私はチョリソー先輩と呼ぶ。

これから私は分身のようなソウルメイト

チョリソー先輩に10年間密着取材する。

その記録をここに記していきたい。

自分のデジタルタイムカプセルであり

たまにチョリソー先輩のタイムカプセルも作って

いきます。

良かったら読んでくださいね。

#デジタルタイムカプセル #チョリソー先輩#伝記

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