初めての #ボードゲーム 制作記⑪

みなさん、こんにちは。うりはりです。今回は定期進捗報告の時間です。

フレーバーを変えました

まず、元々のゲーム「Traft」はファンタジー世界観でした。しかし、1対1でエリアを奪い合うというゲームデザインとの整合性が取れていませんでした。そこで、ゲームバランスの調整に伴い、各エリアで得点を稼ぎ、合計点を競うシステムに変更しました。

この変更に適したフレーバーを模索した結果、「選挙」というアイデアにたどり着きました。選挙区(エリア)で支持者(得点)を集めるという設定なら、プレイヤーにとって違和感が少ないでしょう。また、アメリカの大統領選挙をイメージすれば、1対1の対決という構図にも納得がいくはずです。

ただし、真面目な選挙ゲームにすると教育的になりすぎる恐れがあります。そこで、世界観をジョーク寄りのディストピアに設定しました。暴力や不正が横行する世界で、ブラックユーモア的な雰囲気を目指しています。

デザイン面ではアメリカナイズされた要素を取り入れました。皮肉的なディストピアと言えばアメリカのイメージが強いですし、個人的に好きだったTRPG「パラノイア」からもインスピレーションを得ています(アルファコンプレックスで選挙とはばかばかしいですが……)。

アートワークの制作には、Photoshopの AI機能が大活躍しました。当初はStable Diffusionの使用を検討しましたが、二次元美少女中心の出力では今回のフレーバーに合わないと判断しました。Photoshopは精度が高く、短時間で大量の画像を生成できたので、本当に助かりました。

AI特有の不自然さもフレーバーと言い張る勇気

今回は時間や予算、経験の制約はありますが、アートワークやフレーバーテキストにももっと凝りたいところです。次の機会があれば、さらに力を入れてみたいですね。

次回の報告では、ゲームの説明書について触れる予定です。今回はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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うりはり
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