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ドミニオン戦術解説:村鍛冶引ききりコンボ[前編]

村鍛冶引ききりとはアクションを増やすと手札を増やす鍛冶屋を組み合わせうことで、アクション権を減らさずに手札を増やしていき、引ききって属州を獲得する戦術です。

今回は次のようなサプライでこのようなデッキを作ります。

サプライ表示

デッキリスト

工房金貸しは構築途中で廃棄しました)

必要な物を把握しよう

引ききりデッキを作るには廃棄、ドロー、村系、獲得が必要です。それぞれ見ていきましょう。

廃棄カードには金貸し衛兵、加えて屋敷鍛冶屋に変えることができる改築も廃棄としての役割を果たせます。

ドローは研究所でも良いですが、今回は鍛冶屋をメインに使います。研究所はサポート的に入れるかもしれません。

今回のメインドローカードである鍛冶屋には+アクションがついていません。ですのでアクション権を増やすために+2アクションを持っているカードをが必要になります。今回でいうと祝祭が必要です。

最後に獲得です。今回のデッキの完成形を見てみると、デッキに入っているカードが多いことに気づくでしょうか?これだけのカードを集めるのに毎ターン1枚カードを買っていては間に合いません。ですので1ターンに複数枚獲得できるような獲得カードや追加の購入権が必要になります。今回のサプライでいうと工房改築屋敷鍛冶屋にします)、祝祭市場がそれに当たります。

引ききり4要素

村鍛冶引ききりを組んでみよう

■序盤

1-2ターン目は工房-金貸しを買いましょう。圧縮も追加のカード獲得も早いうちからしておきたい行動です。どちらかが打てない可能性もありますが、今回は欲張ってアクションカードを2枚取って大丈夫です。ちなみに被ったときは金貸しを優先してプレイします。廃棄が何より優先です。

3-4ターン目は改築を獲得しましょう。早いうちに屋敷を廃棄して鍛冶屋を集める体制に入りましょう。もう一方の獲得はアクションが増えてきたのでを1~2枚入れておきましょう。

たとえ3金や6金が出ても銀貨金貨を買ってはいけません。最優先事項は引ききることで、それに銀貨金貨は関係ないからです。

■中盤

それ以降は金貸し銅貨を廃棄、改築で屋敷鍛冶屋に変えながら祝祭)と鍛冶屋研究所)を集めましょう

鍛冶屋の枚数のバランスですが気持ちが多めの比率で入れるといいでしょう。分からない時は祝祭の合計枚数=鍛冶屋の枚数+2ぐらいになるようにしましょう。

何度も言いますがまだ銀貨金貨は必要ありません。アクションを増やすカードとドローカードの獲得、銅貨屋敷の廃棄に努めましょう。

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6金出たがまだ引ききれていないので金貨は買わない。
ここではアクション権が増える祝祭を買った。

■引ききりに成功したら

引ききりって手札に鍛冶屋が余るようになったらいよいよ属州を買う準備に入りましょう。デッキに祝祭が少なく引ききった時点で8金が出ない場合、祝祭金貨を足して8金が出るようにしましょう。もし8金が出ている場合は属州を買ってしまっても大丈夫です。ただしどちらの場合にも、工房や余ったお金を使って鍛冶屋を獲得して次のターンもより確実に引ききれるようにしましょう

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完成するとこんな感じに引ききれる。
こうなったら属州を買っていこう。

サンプル動画

補足:終盤の改築の使い方
屋敷を全て廃棄した後の改築は無理にプレイしなくても構いません。しかし次のような使い方があることは覚えておきましょう。
祝祭にする(アクション権を維持しつつ金量増加)
・使い終わった金貸しを金貨にする(銅貨購入よりこちらがいい)
・最終盤は金貨を改築して属州を獲得できる。
補足:アクションのプレイ順
アクションカードのプレイ順はアクションを増やすカード→ドロー→それ以外の順番にプレイしましょう。この順番でアクションをプレイするとプレイできるアクションの枚数が最大化します。

今回のポイント

・村鍛冶は鍛冶屋とプレイすることでアクション権を減らさずに手札を増やせるテクニックのこと
・村鍛冶はアクション増加、ドロー、廃棄、獲得の4要素が重要!
・引ききった後も鍛冶屋を足して次のターンも引ききれるようにしよう


村鍛冶は必要なパーツが多く慣れるまでは難しいかもしれませんが、何度か挑戦しているうちに徐々にできるようになってくるはずです。

最後に大事な事なのでもう一度、引ききるまで金貨を買わない。これを守るだけでもかなり安定して引ききれるようになります。

関連リンク

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