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#08◇Vtuberとして動画投稿はじめた結果。

表題の通り、2023年6月6日から、鵠衣ウリエラのYouTubeチャンネルをはじめました。これを今書いているのが6月25日の早朝なので19日が経ちましたね。

noteではフィルターなしの素でお話するんですが、
しばらくやってみた感想は、「向いてないなー」です。

ただ、こういった感想が率直に出てしまうのも、私がふだんからネガティブだから、なんですよね。それから、以前のチャンネルの幻惑があるから、でもあります。

プラスの感情をひねり出すと、
「今度はもっと楽しくできるといいな」
「”顔”があるって意外にべんりだな」
「(好きな顔で作ったので)アバターがかわいい!」
「リアクションが映えるようになった」

みたいなところです。

マイナスの感情を並べると
「また600人超える頃には何歳になってる?」
「ゲーム画面を全力で見せたいのにアバターが邪魔」
「アバターの動きに気を遣って自由に喋れない」
「Vtuber的な表現や活動がとにかくめんどくさい」

こういった弊害と不安が付きまといます。

登録者数に関してはもう、「無視するしかない」と思っています。ゲーム画面は、ビジュアルノベルのときだけアバター無くそうと思ってます。ぜったいに世界観にジャマだし、演技のジャマです。

昔はビジュアルノベルばっかりやってたんですけど、アバターによってリアクションが映えるようになったので、ニガテなアクションゲームなんかにも手を出しやすくなった気がします。なのでそこらでバランスが取れたらな、と思っています。

私から見たアバターの存在って、「トークで間を持たせられないから、絵のチカラを借りてるんだな」とか「没入させる表現力が無いから、絵のチカラを借りてるんだな」って存在なんです。しかもその認識は今も変わってません。ずっとジャマだと思いながら編集してます。

でも逆に考えればどうでしょうか?

ずっとテンポよく喋り続けられて、観る人を没入させられる表現力を持っている人が、アバターも面白かったら?鬼に金棒ってことになるんでしょうか……?それでもやっぱり、ゲームの世界に没入させたいときにはぜったいにジャマだと思いますけどね……。そこは適材適所だと思います。そもそも多くの視聴者はゲームの世界に没入したいなんて考えてませんから。それなら自分でプレイしますから。なんでもいいから賑やかせば大丈夫なんですよ。

ひとつの疑問点として、「アバターってあくまで配信ツールであって、動画の賑やかしには不向きなんじゃない?」と思うところもあります。確かに、もしライブ配信するんだったら、これほど強いツールは無いと思います。私もぜひあやかりたいです。ライブ配信をするならですけど……。

私、ライブ配信だけはほんとうにできないと思っています。それは「向いてない」よりもひどいってことです。しゃべり続けられないとか、そういう一般あるあるではありません。私、声の聴こえない相手と会話を長時間続けると、人間として表に出しちゃいけない部分が出てくるんです。状態としては、このnoteの文章とだいたい似ています。

口頭でこんなこと言う人間と、関わりたいと思います??

こういう思考だの批評だの赤裸々な意見だのって、落ち着いた文字で、情報として読むから、理解しようと思えるんですよね。もしこれをペラペラと口頭で浴びせられたら、ふつうの人はどうなっちゃいますか?たぶん吐きます。きっと。

私は大丈夫です。「ほうほぅ……もっと喋って!もっと聞きたいぜ……」ってなります。たとえ、自分の好きなものについて相手が「俺はちょっと受け付けないなー」って方向の話だったとしても、より深い理由を聞きたくなるからです。

そこで「よくわからんけどなんとなく嫌い(もしくは苦手)」とか言われると私は「じゃあ言うな」って内心怒るかも知れません。しかも、怒ったか怒ってないかに関わらず「どういうとこが?」とか「初めて見たのはなんだった?」とか、理由を探ろうとしてしまいます。もし理由になってないことを言われたら「うーん、そうじゃなくて、こういう場合もあるから、そのときはどうなのか知りたいんだけど…」って【解るまで淡々と説明する】クセがあります。

そして次第に、相手がキレます。

私が、薄っぺらい否定に過剰に反応してしまうのは分かりました。なら、お客さんにあたたかく肯定されるような配信を目指せばいいんじゃないですか?と思いますよね。実はそれも、ムリなんです。

ひとつ、代表例を挙げましょう。
私が言われて、いちばん腹の立つ褒め言葉があります。
でも、よく言われることですし、表立って活動していると、言われたことある人はけっこう多いかも知れません。

「プロみたい!」「声優なれそう!」です。

これはもう、改めて説明しなくても分かって欲しいです。
なので敢えて、理由は説明しません。

でもね、でもですよ?
言いたくなる気持ちは分からなくもないんです。
私はぜったいに言いませんけど、言ってしまう人がたくさん居ることも分かるんです。その人たちなりの最大の賛辞だということも重々承知しています。また、言葉の真意がそこではないことも理解しています。

たとえば、めちゃめちゃ信仰してるアイドルグループのダンスや歌を完コピして披露したら、「○○(そのグループ)入れるよ!」って言われるようなことです。ざわつきますよね。

ほかに適当な言葉が無いだけなんですよね。ただそれだけなんです。誰も悪くないんです。悪いとしたら、褒められてるのに勝手に腹を立ててる、私たち演技オタクなんです。一般の価値観からズレてる私たちなんです。(ズレてるからこそ、そういった賛辞をいただける表現ができるのだと思いますが…)

というわけで、たとえ配信に来てくれた視聴者全員が温かかったとしても、このように、【モヤモヤする褒め言葉】が飛び交うと、正気を保てる気がしません。喜んだフリができないどころか、もはや余計なことを口走りそうで、心底恐ろしいです。

なので、【知らない人とアドリブで関わる配信】は、やりたくないと言うより、私が手を出してはいけないもの。だと思います。

もしやるなら、一枚、仮想のカベを隔ててやらせていただきたいです。それが、ひとつ目標にしている「Discordコミュニティの開設」です。

そんなもん今すぐ作ったらええやん、と思いますけど、今作ったところで、なにもすることがありません。私と交流したい人がチラホラ出てきた段階で作るのが良いと思っています。なので「登録者100人でコミュニティ開設」ということにしています。登録者100人居れば、1人か2人は、興味を示してくれるでしょう。行動を起こすファンはだいたい、300分の1くらいです。たぶん。

ライブ配信するなら、そこがいいです。

URLから誰でも入れるようにする予定ですけど、Discordアカウントが無いと入れないということは、「会員登録しないと視聴できない配信」として扱われるんでしょうかね。題材選びには気を付けないといけませんね。

はい。まだまだ氷山の一角ですが、
私が人様と関わることが、いかに向いていないか。
そんなお話でした。

じゃあなんで、アバターまで作って、活動者のマネゴトしてるんですか?ということですよね。

それはやっぱり、人と関わりたいから。です。

ハイむじゅーん!ソレむじゅーん!!

む、ムジュンじゃないやいっ!!!

どれだけ、人と関わるのが不得手でも、どれだけ人間がキライでも、1人では生きていけないのが人間です。ほんと、ヘンなとこだけ人間としての機能がちゃんと備わってるの、本っ当に自分が憎らしいです。こんな歪な人間なら、1人でも平気な設計にしてほしかったです。

それにむしろ、人間と関わることが人一倍ヘタクソな人間だからこそ、大袈裟着て出ていかないと、ともだち1人作ることすらままならないし、自分を知ってもらうこともままならないのです。

だから、【どうしても友達がほしいので、しかたなく】が理由です。

「やりたいことだけやる」?
「好きなことで生きていく」?

なぁあに言ってんだぁ?
24時間寝てたいわ!食事も摂りたくないし、毎日お風呂入るときも面倒だと思ってるもん!私のことなんか、今すぐ冷凍して市場で切り売りして欲しいもん!!骨とかイイカンジのオブジェにして有効に使って欲しいもん!!

そんな私が、自分を忘れるためにやってるのが、ゲームや演劇なんです。作品を介してしか、人と関われないですし、決して人と直接関わっちゃいけないんです。理由は、ここまで読んで感じた人間性で、なんとなく察してください。

感情だって、思想だって、損したり損させてることの方が多いんですよ。「怒られたりぶつかり合ったりして、人は優しくなっていくんだよ?」って言われたら、私は言いたいです。「前の私の方がぜったいに優しかった」と。

ふつうの人って、思春期から差別や偏見を持つようになって、それが働き盛りまで続いたり増えたりして、その後、角が取れて丸くなっていくイメージがあります。

逆に私は、最近になって、「偏見を持たなければいけない」と考えるようになりました。以前まではすべての人に分け隔てなく接していました。なんとなく接しにくい種類の人は居ましたけど、自分から意識的に遠ざけたりすることは一切ありませんでした。

だから、周りがやってる、追い出しとか陰口とか密告とか根回しとかお世辞とか、少しも理解できなかったんです。今も理解してないけど、それが必要なのかも知れないと思いました。

私も、遅ればせながら、腐った大人にならなきゃいけないんだなと、ツラい気持ちでいっぱいです。「言いたいことを言い合って、仲良くなれる」は、完全にフィクションの世界の出来事になりました。いや、もしかしたら、元からそうだったのかも知れません。私自身は、自分以外の人を傷つけようと思ったことは生まれてこのかた一度もありません。ですが、そんなこと、誰も考えてくれない世界に来た、成った、迷い込んだのかなと。

そういったジレンマのなか、私が私自身を再構築するために、これまでとはちがった、人との関わり方をしようと思いました。それが、「Vtuberで友達づくり」なのかも知れません。もちろんうまくいくとは露ほども思ってませんが、やらないと恐らく、生物的に死んじゃうんだと思います。

なにもかもが悲しくて、もがき苦しんでいる人間。
お芝居とゲームにすがって、自分を忘れていたい人間。

それが私です。

こんな私でよかったら、おともだちに、、
…いやそれはムリですね。さすがに。

できれば!!外側の私を好きになって、
私がそっちで居られるように、応援してください……!!

チャンネルはこちらです。
ストーリー性のある作品や、お芝居による表現が好きな方であれば、コンテンツのおもしろさは保証します。応援よろしくお願いします……!!

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