[DkDream環境]黒単アビスは舞えるのか[全文無料]
初めまして、もしくは愛読ありがとうございます。一般宮城DMPのウリボーと申します。
突然ですが黒単アビス、使ってますか? 使ってない?……ですよね。
昨今の黒単アビスと言えば、鳥に轢かれるわ目隠少女に圧殺されるわ歌姫に好き勝手されるわで散々な状況となっています。正直余程の理由がない限りは使わないかと思います。
ですがそんな環境でも使いたくなるのが人の性。という訳で、今回は自分が最近使用している黒単アビスを紹介しようと思います。是非最後までお読みください。
デッキリスト
大方は見慣れた面々かと思われますが、怪しいカードもちらほら。順番に解説していきます。
各カード解説
ノイジー・ウクレレ
さて早速知らないカードかと思われます。やってる事は特攻ジェニーの攻撃版なのですがまあ弱いです。ではなぜ採用しているかというと、種族が大きく関係しています。後述しますが、このデッキのフィニッシャーがガーゴイルの進化元を要求してくるので一番有用性があるこのカードを採用しています。ド:ノラテップ辺りにガーゴイルくれませんかね…。一応ハイパー化にも反応するので覚えておくとよいでしょう。
ブルーム=プルーフ
採用されない=特化構築と認識させるスタメン。最近は簡単に処理されがちですが、処理される=要求値をあげると割り切っています。墓地肥やしで最低限の仕事もこなせるので抜く理由が基本的にありません。2ターン目に最もプレイしたいカードです。
アビス3強
あまりに語ることがないのでセットで解説。
言わずと知れた必須パーツです。抜いたら黒単アビスではないので採用しています。深淵ジャシンは序盤の要になるので出すタイミングに注意しましょう。逆にジャブラッドは持て余しがちなので出せるときにさっさと出しておきます。侵入は…とりあえず打ちましょう。無限の可能性があるので。
ゴツンマ=ダンマ
アビス中トップクラスのカードパワーを持つお馴染み黒い鬼丸覇です。時間稼ぎやループをしないプランで大活躍します。自分の動きを速めるカードではないので、余裕がないときに出してしまうと息切れしがちです。最速出しやアーテル蘇生を意識しましょう。
ジャビビルブラッド
このデッキの主役です。黒単アビスを中速除去コンから害悪ループに変えてしまった張本人ですが、実はかなり繊細。ジャシン帝の様なポン置きは許されないし時間が稼げるカードでもない。良くも悪くも攻撃専用カードなので手札に抱えすぎずにマナに落とすのも考えましょう。
アーテル・ゴルギーニ
ご存じ何でもできるスーパーカーですが、このデッキではその力を遺憾なく発揮します。苦しみがちな墓地メタを焼きながら、墓地肥やしのサポートをし、終いにはループパーツとして廻ります。中盤の動きを殆どこのカードに頼ることになるので、極力マナに埋めず2~3枚はゲームに絡ませましょう。
c0br4(コブラ)
無からワンチャンを生み出す可能性の塊ともいえるカードです(最近は冠にわからされていますが)。勝負がもつれた時に素出しすることもあるので考えなしでマナに埋めると痛い目をみがちです。このデッキには山札操作や墓地回収が入ってないので、埋める前に一呼吸置くと良いと思います。
デスワルツ
今回の本題です。以前まではフィニッシュをシャッフやザルバに頼っていたこのデッキの新しい選択肢となるカードです。現環境において最強格のマーシャルに対して完全回答になります。進化条件が厳しいのがネックですが、ありとあらゆるトリガーを完封できる唯一無二の個性を持っています。素出しして仕込みトリガーを焼くこともかなりあるので、引いてしまっても仕事をこなせる便利屋として大活躍します。
百発マグナム
説明不要のループ専用カード…と言いたい所ですが最近はメタ兼トリガーケアとしても有用です。特に最近の天門はハーデスを採用していないのでバウM+インパルスを要求できます(しかもこれをしても2破壊待機)。対面を見つつ殴るラインを決めておきましょう。
蝕王の晩餐
今回のおしゃれ枠です。主にアーテルの蘇生に使います。墓地回収を採用していない都合上どうしても重要なパーツが落ちてしまうので、それを救出しつつリソースを伸ばします。使ってみると様々なシナジーを感じられるので是非お試しください。
ザックリ対面解説
焼き鳥 不利
こちらも相手も初期から随分と構築が変わりましたが相性は変わりません。王冠被ってるバケモンが重すぎるのでできるだけアーテルを抱えておきましょう。卵履いた鳥?…ドチラサマ?(ある程度は割り切って強気にいかないと勝てません。)
CONPLEX 有利
こちらも相性は変わらず。むしろボンキゴの採用が減少傾向にあるので更に有利に傾いている印象です。カレイコが墓地肥やしを咎めないのもかなり有難く、ループも決まりやすいです。5000VTが少しめんどくさいので盤面を並べすぎないように注意しましょう。
マーシャル 微有利
いやガン有利ちゃうんかーいと思ったあなた、あれのループ速度を見てきてください。こちらのメタが殆ど効かないので速度勝負になります。安定性はこちらが上ですが、相手の上振れに負けることもしばしば。極力殴らずに準備を済ませさっさと廻しましょう。
マルル系 微有利
初期の頃は微不利がついていましたが、相手の構築の変化により現在ではこちらに有利が傾いています。トップ解決力が高い且つ墓地を利用するのでReソウルが殆ど効かず、相手がもたついたら即ループに入れるので5000VTとジウォッチを警戒すれば勝つことができます。
天門 五分
相手がゲンムを引く前に廻せば勝ち、引かれたら負けです。最近の構築ではゲンムが減少傾向なので割と間に合う印象です。決断が厄介なのでアーテルを軸に一気に展開するのを意識しましょう。
ドリメ 有利
マグナムを如何に保てるかが重要な対面です。相手は基本的にMFで処理するしかないので、そこにジャビビルでブロックをあててあげる等対応します。打点+マグナムが揃えば殴ってしまいましょう。
終わりに
今回の解説は以上となります。もしこの記事を見て興味が出れば是非使ってみてください。また何かあれば更新したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。