何年やっても思うように稼げない自営業者専用:生成AIで今度こそ絶対に稼ぐ方法
最近、こんなこと思ってない?
失敗した!20年前のあの日、気張って起業なんてしなきゃ良かった
週末起業とか情報商材とかビッグトゥモローとか、あんなものに出会わなければよかった
たとえ安い給料でも、雇われていた時の方が金持ちだった、幸せだった、家族に会話があった
ああぁあ、俺の人生、もはや手遅れ、完全に詰んだ
もし答えがイエスならもう安心しろ。5年以上思うように稼げない自営業者専門のコンサル、売上げ底上げ君が来たぜ。
え、なになに?
次こそ稼ぐから!今度こそ稼ぐから!の「稼ぐ稼ぐ詐欺」で嫁に愛想をつかされた?このままだと離婚不可避?しまいにはホームレス、そして最後は孤独死?
いやいやいやいや、それは心配しすぎだろ。
というか俺がそんなことは許さない。君の成功を長年にわたって阻んできたそのでっかい壁を、俺が今からぶち壊してやるぜ。
そして、これすごく重要なのだが、そのためには君の助けが必要だ。
このマニュアルで伝授する内容をじっくり読み、課題にもすべて取り組み、そして最終的に、俺に言われたとおりの内容を仕事でしっかりと実践してみるのだ。
それ抜きで俺がどんなに鼻息を荒くしたって状況は絶対に変わらねえからさ。
オッケー?
それでは始めよう。
あらためて、生成AIの世界へようこそ。
このマニュアルの目的は超シンプル。ChatGPTやGemini、Claudeといった生成AIを使って、今度こそしっかりと稼ぎ始めること。これだけだ。
忙しくてなかなか手を出せなかったひとも、やる気は満々なのに情報が多すぎて戸惑っていたひとも、このマニュアルを読み終わるころには優秀な生成AIユーザーへと変貌を遂げていることだろう。
俺も今から楽しみだぜ。
ちなみに俺自身も駆け出しの生成AIユーザーだけれども、駆け出しだからこそ伝えられる気付きや学びがあると信じている。
一緒に生成AIの可能性を探っていこう!
それではまず最初に簡単な準備から始めよう。
準備
1.アカウントを作成
このマニュアルでは以下のサービスを利用するので、まだお持ちでない場合は無料アカウントを作成してくれ。
作成法が分かりにくい場合は、「サービス名 無料アカウントの作り方」といったキーワードで検索すること。
以下、3つだ。
・Claude
https://claude.ai/login
・ChatGPT
https://chat.openai.com/auth/login
・Google Gmini
https://gemini.google.com/?hl=ja
2.いじってみる
アカウント作成が完了したら、どこに何があるのか、どうやって使うのか、いろいろといじりながら研究してみてくれ。
最初に重要な話
準備が終わったら、続いてとても重要な話をするぜ。
例えば生成AIを使って稼げるか稼げないか、夢が叶うか叶わないか、そしてその結果奥さんに怒られるか褒められるか、息子に尊敬されるかバカにされるか、そういった今後の人生の行く末をぜんぶ白黒決めてしまうのがこの話だ。
要はこれを理解しているか否かで結果が真逆になっちまうのだ。
ヤバくない?ヤバすぎだよ!!!
だから今から俺が言うことを、耳の穴をよくかっぽじいて聞いて欲しい。マジで。
あなた:「えぇえええええ、まだ能書きを続けんの?そんなことよりとっととブログとかセールスレターの書かせ方を教えてくれよ!」
ノーノーノー、そんなこと言って、ユーはクレイジーだよ。
くり返すが、今から俺が話すことを理解すれば天国が、逆に理解しなければとても悲しい未来が待っているのだよ。何とかそこんとこを理解して、もうしばらく付き合ってくれ。
オッケー?
ご協力どうもありがとうありがとう。
では発表しよう。俺たちの運命を左右する重要な話とはズバリこれだ。
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生成AIの正体
多くの自営業者がここででっかい勘違いして地獄への片道ハイウェイに乗っかっちまうのだが、俺たちは細心の注意を払って天国への片道エレベーターに乗らなければいけない。
ちなみに現時点であなたは、生成AIに対してどんな印象を持っているだろうか。クライアントや知人縁者と話していて気が付くのがこんな印象だ。
よくある印象
生成AIは奇跡を起こす魔法のツールであり、完成品として世間に出せるコンテンツを自動で作ってくれる
生成AIを使えば、他とはまったく違う独自のコンテンツがいくらでも自動で作り出せる
ネットや書籍で手に入る定型プロンプトを使えば、競合を出し抜くアイデアやコンテンツがいくらでも手に入る
重要なのは「お宝プロンプト」を手に入れることだ。それさえあれば成功は確実だ
生成AIはアウトプットの中に、競合と戦うための「違い」、出る杭になるための「違い」、お客さんの目を引くための「違い」といった、自営業者には絶対に不可欠な要素を自動でぜんぶ盛り込んでくれる
はっきり言うが、すべて間違いだ。どれもこれも、生成AIの正体からは大きくかけ離れている。
そして俺自身もついこの間まで、まさにこのような勘違いをしまくり、片足を地獄に突っ込んでいたのである。思い出しただけでも冷や汗が出るぜ。
そもそも生成AIとはなんなのか
さて、イントロが長くなってきたので、そろそろその正体をお話ししよう。
ちなみに俺は生成AIのエキスパートではないから、学会で発表すればスタンディングオベーション、異論を唱える人間は皆無...そんな完璧な解説はとうてい不可能だ。だがしかし、俺たちに必要な情報を、俺たちに必要なレベルで一生懸命に説明するので、ポンコツ加減はぜひともガマンして欲しい。言葉とかニュアンスとかは恐らく間違うだろうが、重要なポイントは伝わると信じている。
話を戻して、生成AIの正体だ。
ひとことで言うとこうだ。
別の言い方をすると、この生成AIなるもの、実は俺たちが想像するような「自分で考える人工知能」ではぜんぜんないのである。
誤解を恐れずに言えば、ただ単純に統計が得意な計算機。それが生成AIなのだ。
質問されたらその都度「統計的な最適解」を計算して吐き出しているだけ。そこに意志も自我も心も自分の考えも何もないのだ。
3歳で死に別れたはずの両親が実は生きていると知らされ、「ここに連絡してみなさい」とおっさんから手渡された小さな紙切れくらい重要なのでもう一度言わせてもらう。
近年、大流行りしている生成AIは...
膨大なデータからパターンを学ぶ「統計の天才」
「人工知能」と聞くと、まるで自分で考えて自分で色々と決断をしているみたいな印象を受けるが、生成AIに関してはぜんぜん違う
あれはただ単純に、読み込んだ莫大なデータを元に統計的な「予測」をしているだけ
本当の意味で物事を理解したり作り出したりしているわけではない
しつこいけれど生成AIとは、知性のかけらなど1ミリも持たない、ただの計算機なのである。
なぜこの認識が重要なの?
簡単だ。
誤った期待は、時間と労力と金を大いに無駄にするから。
要は生成AIがただの「統計が得意な計算機」であることをしっかりと理解すれば、それがはじき出すアウトプットも「ただの提案」あるいは「競馬の予想」あるいは「占い」あるいは「天気予報」程度のものだとわかるはずなのだ。
まともな人間ならそんなものに大金を突っ込んだり、そのままの形で大事なプロジェクトに使っちゃったりといった無謀なことはしない。だから、あなたがまともな人間であるという条件付きではあるが、この認識を持つだけでもかなりの無駄が省けるのである。
つまり「生成AIなら完璧な答えを出してくれる!」「楽して稼げるようになる!」などと間違った期待で胸をホクホクさせている大多数が、間違った使い方で金と時間と労力をどばどばとドブに流し続ける中、正しい理解をしたあなただけは成功への最短コースをすいすいと爆進しはじめるということだ。
これは嬉しくない?!嬉しすぎるぜ。
嬉しいことはそれだけじゃない。
過去のSEOやアフィリエイト、ヤフオク、Buyma、ドロップシップ、転売、せどり、ブログ、SNS、YouTubeなどのブームを思い起こせば明らかなように、今回の生成AIブームにおいても、詐欺師や自称評論家、マスメディア、コンサル、アフィリエイター、ブロガーらが真っ赤なウソを吐き散らし、搾取し、たくさんの人間を路頭に迷わせることは間違いないわけだが、早い段階で生成AIの正体を見極めた人間は、奴らのざれ言に振り回されることなく、高みの見物を気取ることができるのである。
ヤバくない?!
これもすごい無駄の節約になるよね。俺自身、山ほどのブームに踊らされては大事なものをたくさんドブに流して来た口だから、今回こそは騙されねえぞ!とマジで注意しているぜ。ぜひあなたも念のため、ふんどしの紐をもう一度ぎゅっ!としめなおして欲しい。
オッケー?
さてさて、長くなってきたのでここまでの話を一回まとめてみよう。
ここまでのまとめ
生成AIは本当に便利でヤバいツールだ。だがけっして完璧ではない
なぜなら生成AIはただの「統計が得意な計算機」だからだ
つまり生成AIが吐き出すのは「知性が作り出した斬新かつ完璧な意見」ではなく、あくまでもデータに基づいた「予測」であり、与えられたデータから分析した「統計的な最適解」に過ぎないのである
別の言い方をすれば、間違いも普通に多いし、世間で騒がれるような教科書的な使い方をしていても、出る杭にはけっしてなれない、搾取されてお終いということだ
だが悲観する必要はない。上記の事実を理解してさえいれば、逆にその特徴を生かした使い方が可能になるからだ
うざいのを承知で同じことを何度も繰り返したから、事の重大さはしっかりと理解していただけたはずだ。
それでは次、生成AIを使って具体的に「できること」と「できないこと」を見ていこう。
できること&できないこと
まずはできることだ。色々ありすぎて書ききれないが、大きくまとめるとこうなる。
俺たちのビジネスで具体的に言うとこうだ。
できること
ホームページに表示する説明文や、広告に使う文章の叩き台を作成
顧客からの質問に対する回答例を作成
サイトの改善策を提案
海外の取引先から送られてきたメールを翻訳
仕事に必要な長い資料を要約
顧客対応メールの叩き台を作成
悪質クレームや悪質業者の対策案を提案
コンテンツ作成のお手伝い
コンテンツ再利用の下準備
コンテンツの文体や対象年齢などを変更
長いコンテンツをSNS用に分割
ビデオをメルマガやブログ、SNS用に変換
ブレインダンプのパートナーとしてアイデアを提案
ブログ等で使う画像を生成
問い合わせフォームの作成支援
大量の「お客様の声」を分析して、商品や顧客対応の改善点を提案
などなど。
いろいろとあるが、俺は特にコンテンツ作成において生成AIを活用し、非常に助かっているぜ。
要は俺の場合、コンテンツを0から1にするのにすごく時間がかかるのだが(いわゆる生みの苦しみだ)、生成AIをブレダン・パートナーとして使うことで、その苦しみと、それにともなう莫大な時間を節約することができたのだ。
これだけでも俺の人生は今やばら色である。本当にすごい!!!
一方、生成AIが苦手なこともたくさんある。
その一部をあげるとこうだ。
できないこと
1.正確な情報を答えること
生成AIは学習したデータに基づいて生成を行うため、その大元のデータに偏見や間違った情報が含まれていれば、それをそのまま反映してしまう
同じく生成AIは統計に基づいて予測を行っているだけなので、天気予報と同じで100%正確な「答え」を出すことが物理的に不可能
さらに生成AIサービスの運営者が、いい意味でも悪い意味でもアウトプットを操作・制限しているので、提示された解答を額面通りに受け取ることが、これまた物理的に不可能
2.人間のように本当の意味で理解したり、考えたりすること
統計に基づいて予測を行うだけなので、言葉や論理や物事の仕組みを理解しているわけではない
同じ理由から、人間のように論理的に思考したり、創造的に考えたりすることはできない
学習データのパターンに基づいて生成を行うだけなので、脈絡のない不可解な情報を生成することが多々ある
3.倫理的な判断や価値観に基づいて行動すること
くり返しになるが、学習データが偏見や差別を含んでいれば、それをそのまま「正解」として表示してしまう
統計的な最適解を出すだけなので、それが論理的に正しいという保証はどこにもない
4.人間関係を築いたり、感情を理解したりすること
人間っぽく返事をしてくるが、それはあくまでも「統計的な判断」ではじき出したデータに過ぎない。自分が人間ぽく返事をしていることを理解していないし、そもそも理解する「自我」や「意識」もないから、生成AIと人間が関係を築くことはできない(築いたかのような反応はいくらでもできるが)
同じ理由から、人間のように感情を理解したり、共感したりすることはできない。そのようにふるまうことがあるが、あくまでも「この状況ではこういう言葉を使うのが統計的に正解」とプログラムが判断しているだけ。そこに心が存在しているわけではない
5.新しい知識や概念を生み出したり、本当の意味での創造性や独創性を発揮すること
学習したデータに基づいて予測・生成をおこなっているため、完全に新しい知識や概念をゼロから生み出すことはできない。必ず何かしらの元ネタが存在する
同じ理由から、完全にオリジナルで独創的なアイデアを作ることもできない
などなど。
要は先ほどから言っていることの繰り返しになってしまうのだが、生成AIが吐き出す情報を、俺たちは絶対に過信してはいけないということだ。そんなことをしたら命取りだぞ!
別の言い方をすると、どんなに「人間ぽく」「まともで」「理にかなったような」そして「ぐっとくる」言葉を吐いたとしても、絶対に真に受けては駄目だし、全てにおいて裏取りをすべきだし、そもそもこの世には似たようなプロンプトで似たようなことをやりまくっている同業者が掃いて捨てるほどいるわけだから、彼らとの違いをなんとしてもひねり出すために、最後には必ず自分自身の手で叩いたり引っ張ったりねじったり切り刻んだりして、あなた独自の味に仕上げなければ落第、失格、ゲームオーバーということだ。
え、俺のニッチはそんなに同業者は多くないから、独自の味付けとかは不要だって?それは違う。同業者が多かろうが少なかろうが同じことだ。生成AIが「統計的にもっとも一般的な答えを提示してくる」という仕組みで動いている以上、出てきた答えは統計的に「超フツー」で「超一般人が言いそうな模範解答」で「超良い子ちゃんぶった意見」にならざるを得ないのである。
そんなもんで人の心が動かせるかい?動かせねえよ。というかさ、当たり前で超フツーで一般的な模範解答がそこら中にあふれ返っているこの世の中でさ、自分も同じことをやって「お客様に選ばれる存在」になれると思う?そこんところをよく考えてくれよ。
大事なことなのでさらに別の言い方をすると、生成AIは奇跡を起こす魔法のツールとして使うのではなく、非常に博学で頭の回転は速いのだけれど、物分かりは極悪に悪い、その上日本語もあまり得意ではない、そして虚言癖バリバリの、時給980円で雇った学生アシスタントくらいの気持ちで使うべきだ、という話だ。
このようなポンコツ・アシスタントに、世間様にお見せする「完成品」を任せられるかい?ムリに決まってんだろ。根気よく説明してやっと理解させた条件や雛形にそって、ものすごく大ざっぱな下準備をさせるくらいが限界だぜ。
そう!これなのだ。奴らにおあつらえ向きの仕事はずばり、大ざっぱな下準備なのである。
この事実に気が付けた俺たちの未来は非常に明るいと俺は断言しよう。
生成AIを「ネットで見つけたお宝プロンプトをぶち込めば何かしらの完成品を作ってくれちゃう魔法の杖」と勘違いしている大多数の自営業者など、何でもかんでも必ず裏を取り、何でもかんでも最終的に必ず自分の味をねじ込もうとする俺たちの、もはや敵ではないのだ。
なんか書いていて嬉しくなってきたぞ。
さてさてさて、次の話だ。
人生を変えてくれるはずの魔法使いが、実はポンコツの学生バイトであった!という衝撃の事実を受け入れたら今度は、そのポンコツ・アシスタントの上手な使い方を解説しよう。
良い結果を出すための注意点
まずは古い映画を思い出して欲しい。トム・クルーズとダスティン・ホフマンが共演した「レインマン」だ。見たことがない人は今すぐ見るんだ!あんな名作を知らないなんて、人生の大損失である。
といっても実際に今この場で見るのは難しいかもしれないので、内容を簡単に説明しよう。
一言でいうと、自閉症の兄(ダスティン)とチンピラの弟(トム)のロード・ムービーだ。
父親が死に、それまで存在さえ知らなかった兄のところに遺産の大部分が転がり込むことに腹を立てた弟が、「自閉症で施設に入っている兄に、お金を管理する能力はない」と診断してくれる医者をもとめて、兄を連れて車で旅をするのである。
そしてその旅を通し、弟は兄の才能(どんな才能かは映画を見てのお楽しみ)と純粋さにふれて愛と理解を深め、同様に兄も弟との交流を通してそれまで苦手であった感情表現やコミュニケーションのスキルを学び成長する。
そんな物語だ。
そして、ここが重要なのだが、生成AIと自閉症の兄(ダスティン)には見逃せない共通点があるのだよ。
それは何か。
これだ 👇👇👇
要はこちらの都合ややり方を押し付けても望んだ結果はなかなか出ないが、こちらが下出に出て、機嫌を取りながら、心からの興味を示し、複雑なパズルを説くような気持ちでガマン強く、そして「通じないとしたらそれは俺の責任だ」という謙虚率100%の気持ちで取り組めば、けっこうイイ感じで役に立ってくれる、という点において、この両者はそっくりなのである。
だからどんな時も俺たちは、生成AIを利用する際に以下の点に気を付ける必要があるのだ。
望んだ答えが返ってこなくても怒らない、あきらめない
1回で通じることなどそもそもないと受け入れ、5回10回はあの手この手でチャレンジするつもりでスタートする
返ってきた情報をもとに、指示(プロンプト)を改良し、望む結果に近づくまで何度でも挑戦と改良を繰り返す
ここまでやる必要はないんじゃない?と雑念が耳元でささやいてもガン無視して、手取り足取り、キチガイレベルに詳しい指示を出す
パッと見「無関係でおかしな返答」をしてきたとしても、その中にもしかしたらお宝が埋まっているかもしれないので、印象だけで切り捨てずに、解答の一つ一つとしっかり対峙する
とにかくガマン、ガマン、ガマン。そして生成AIに関しては、ガマンは高確率でむくわれる
オッケーだろうか。
なんならこれ、ダスティン・ホフマンの顔と一緒に印刷してパソの横に貼って欲しいくらい重要だぜ。ちなみに俺は生成AI全般を、愛をこめて「ホフマン君」と呼んでいる。
ここまでの話をまとめると、時給980円で雇ったあなたのアシスタントは、確かにそのままではポンコツだが、レインマンの兄と同じように根気よく丁寧に付き合えば、最高のパフォーマンスで応えてくれるということだ。
ぜひ覚えておいてくれ。
それではいよいよ具体的な話に入る。
まずは超基本的な使い方だ。
初級編:生成AIの超基本的な使い方
ネットで調べればいくらでも出てくる内容なので、ここではChatGPTの生みの親であるOpenAIが公表している「最も効果的な使い方」を参考にしながら簡単に説明する。( https://help.openai.com/en/articles/6654000-best-practices-for-prompt-engineering-with-openai-api )
1.「指示」を先に、「例」を後に、そして指示と例を###または”””で分かりやすく分割する
■良くない例:
■お勧めの例:
2.置かれた状況、得たい結果、アウトプットの長さ・形式・スタイルなどについて、できる限り具体的に、描写的に、かつ可能な限り詳しく説明する
■良くない例:
■お勧めの例:
3.例を用いる
■良くない例:
■お勧めの例:
4.冗長で曖昧な説明を減らす
■良くない例:
■お勧めの例:
5.禁止事項を指定する代わりに、やって欲しいことを明確にする
■良くない例:
■お勧めの例:
(※売上げ底上げ君注:顧客サポートの返答部分を空白にしておくことで、生成AIが「この部分を答えればいいんだな」と理解します)
***
以上、OpenAIがお勧めする「最も効果的な使い方」を参考に、超基本的な生成AIの活用法を紹介した。
( https://help.openai.com/en/articles/6654000-best-practices-for-prompt-engineering-with-openai-api )
これらの知識と、先ほどの映画「レインマン」の心構えを覚えておいていただければ、結構レベルの高いアウトプットが得られるはずだ。
もちろんテクノロジーは進化を続けているので、近い将来にここで紹介した内容では対応できない状況が来るかもしれない。そんなときは生成AIに相談するなりググるなりして壁を乗り越えてくれ。頼むぜ!
ちなみに正直な話をすると、上で紹介した「良くない例」で結構よい結果が出ちゃうこともあれば、「お勧めの例」を使っても凄くおかしな結果が出てしまうことも多々ある。
だからここまでの内容は、100%これが正しい!絶対にこうするべき!といった厳格なルールとしてではなく、おすすめのガイドライン的なとらえ方をしてくれ。
とにかく重要なのは、得たい結果を吐き出させるために、手段を選ばず何でもぶち込んでみること。おすすめの例で望む結果がでないなら、良くない例もどんどん挑戦してみてほしい。
それからついでに言っておくと、ネットで発見した「お宝プロンプト」なるものにこだわる必要はぜんぜんないし(というか誰でも「発見」できちゃう時点でお宝でも何でもないわけだが)、世間の常識を気にする義務も義理も責任もまったくないからね。
とにかくいろいろやってみる。おかしなことをやってみる。非常識なことをやってみる。ここにこれは絶対おかしい!と思うことをわざとぶち込んでみる。
普通のことをやっていても、普通の結果(一般庶民と同じ結果)しか出ないからさ。
オッケー?
中級編:より望みのアウトプットを得るためのヒント
それでは次、ここからは中級編だ。すでに超基本的な使い方はマスターしたので、今度は生成AIの癖や限界を乗り越えて、より望み通りのアウトプットを得るためのヒントをずらりと紹介する。
大量にあるが、今回もぜひすひとつずつ、3つの生成AIすべてで実践してみてくれ。
そして各AIの反応の差だけでなく、そのヒントがある場合とない場合の反応の違いもじっくりと味わって欲しい。
そうすることで今後壁にぶつかったときに「あ、そういえばあのヒントが使えるかも?!」と思い出しやすくなるからさ。それが今回の課題だ。
ちなみに紹介する大量のヒントの中には相反するものも入っている。だが気にしてはいけない。ここで重要なのは、暴走しがち&期待はずれな結果を出しまくる生成AIを、なんとか俺たちが望む形で制御することだ。
そのための手段が相反していようが、辻褄が合わなかろうが、そんなこた関係ないだろ?とにかく望んだ結果に1ミリでも近づくための手段をいろいろ紹介するから、ぜひ活用しまくってくれ。
オッケー?
では始めよう。
1.明確な指示を与える
なぜ重要か:望んだ結果がより得やすくなるから
これがないと:AIは混乱し、指示通りに動かない可能性あり
ありがちなプロンプト:
改善後:
2.コンテンツに含めるべき、または除外すべき情報を指定する
なぜ重要か:具体的なリクエストをすることで、AIが主題に集中しやすくなるから
これがないと:関連性のない情報がコンテンツに含まれる可能性あり
例:
3.特定の視点を与える
なぜ重要か:コンテンツのスタイルや文体、内容などに一貫性が出るだけでなく、特定の視点に基づいた、より具体的な答えが得られるから
これがないと:コンテンツが支離滅裂になったり、超一般的な浅い答えしか得られない可能性あり
例:
例:
例:
例:
例:
例:
例:
例:
4.明確な目的を与える
なぜ重要か:生成AIが、より適切なコンテンツを出しやすくなるから
これがないと:目的からほど遠い、超一般的な、箸にも棒にもかからないコンテンツが生成されてしまう可能性あり
例:
例:
5.個性を与える
なぜ重要か:どこにでもあるような定型文や、あたりさわりのない文章よりも、人は個性的で独自のスタイルを持つ文章に惹かれるから
これがないと:文体が平坦になったり、スタイルや口調に一貫性がなくなる可能性あり
例:
例:
例:
例:
6.求める文脈に合致したキーワードを指定する
なぜ重要か:こちらが求めている情報や結果を、AIが理解しやすくなるから
これがないと:望むアウトプットから逸脱してしまう可能性あり
例:
7.プロンプトに例えや比喩を含める
なぜ重要か:より創造的で的確なアウトプットを引き出すから
これがないと:望む結果からだいぶそれてしまう可能性あり
例:
例:
例:
例:
8.対象とする読者を明確にする
なぜ重要か:生成AIが、より最適なコンテンツを出しやすくなるから
これがないと:誰に宛てたのかわからない、的を得ない、浅いコンテンツが生成されてしまう可能性あり
例:
9.細かい指示でアウトプットの幅を絞る
なぜ重要か:より的確で一貫性のある回答が出やすくなるから
これがないと:まとまりも一貫性もない、表面的で浅い回答になりかねない
普通の例:
良い例:
10.長さ/文字数を制限する
なぜ重要か:制限を課すことで文章の精度が増し、より簡潔でわかりやすくなる可能性があるから
これがないと:とりとめのない、大きく脱線した内容が出力される可能性あり
例:
例:
11.口調と文体を指定する
なぜ重要か:自分が意図した形で文章に一貫性を保つことができるから
これがないと:支離滅裂かつ意図しない印象を与える文章になりがち
例:
例:
12.ソースとしてのデータと統計を含めるように指示する
なぜ重要か:主張の裏付けを含めることで権威と信頼が増すから
これがないと:信ぴょう性に欠けると判断されてしまう可能性あり
例:
13.テキストと一緒に画像やマルチメディアを提案させる
なぜ重要か:テキストと視覚要素を組み合わせることで、メッセージの理解と記憶が深まり、読者をより望んだ行動へ導きやすくなるから
これがないと:内容を理解してもらえないだけでなく、途中で去られてしまう可能性も激アップ
例:
例:
14.盗作を禁止する
なぜ重要か:オリジナルで独自性のある文章でないと出る杭にはなれないし、そもそも盗作は違法だからだ!
これがないと:知らずに他人の文章やアイデアを丸コピして、後で怒られる可能性あり
例:
例:
例:
例:
※ここまで書いても盗作バリバリなのが生成AIだ(というかシステム上そのすべてが盗作と言ってもいい)。だからこれは、できるだけ正しい出典を出して欲しいな🐶、あからさまなパクリはしないでくれると嬉しいな💛という気持ちを表現した「おまじない」だと思ってくれ。
15.創造性と独自性を追求させる
なぜ重要か:オリジナルで創造的なコンテンツは人を引き寄せるから
これがないと:何のとりえもない、どこにでもあるゴミを量産してしまう可能性あり
例:
16.非常識なアイデアを考えさせる
なぜ重要か:世間と同じことをやっても世間と同じ結果しか出ないから
これがないと:平凡でつまらない、誰も振り向かないアイデアしか得られない
例:
例:
17.ファクトチェックをして正確な回答を出させる
なぜ重要か:生成AIは平気で捏造しまくるから
これがないと:読者からの信頼を失う可能性あり
例:
※「ファクトチェックをした」と返答しても捏造の場合が多々あるので信頼はできない。だからこのプロンプトも、捏造をできるだけ減らすための「おまじない」みたいなものと考えてくれ。1ミリだって信じちゃいけない。
18.複雑さのレベルを指定する
なぜ重要か:文章を対象のレベルに合致させることで、読まれる確率がアップするから
これがないと:対象が理解できない、またはつまらなくて読めないコンテンツが作られてしまう可能性あり
例:
19.複数の視点から答えさせる
なぜ重要か:考えの偏りを防ぎ、より公平な結論が期待できるだけでなく、議論の幅が広がって新しい発想が生まれやすくなるから
これがないと:特定の視点に偏り、客観性が欠けてしまう可能性あり
例:
20.アイデアの長所と短所を確認する
なぜ重要か:全体図を見て適切な判断が可能になるから
これがないと:本来なら望まないアイデアを実践してしまう可能性あり
例:
21.権威あるソースから引用させる
なぜ重要か:その道のプロとしての信頼度が増すから
これがないと:信頼ががた落ち
例:
22.引用に出典をつけさせる
なぜ重要か:裏付けを見せることで主張に信ぴょう性が増すから
これがないと:主張が薄っぺらに感じられる
例:
※繰り返すが、出典を平気で捏造するから注意が必要だ。
23.フォーマットを指定する
なぜ重要か:文章の構造を指定することで、情報が理解しやすくなるから
これがないと:ばらばらで理解不能なコンテンツが生成される可能性あり
例:
例:
24.フォーマットを自由に選ばせる
なぜ重要か:自分で選んだフォーマットがしっくりこないときに、より適切なものを選んでもらえる可能性があるから
これがないと:文章のフォーマットを制限することで、生成AIが持つせっかくの多機能性も一緒に制限されてしまう可能性あり
例:
※出てきた回答に対して「どのようなフォーマットをどんな理由で使いましたか」などと聞けば詳しく解説してくれる。
25.文章のスタイルを指定する
なぜ重要か:普通じゃないアウトプットが期待できるから
これがないと:良い子ちゃんぶった普通の答えしか出てこない
例:
例:
例:
例:
例:
26.全体的なアウトラインを指定する
なぜ重要か:文章の構造を指定することで、内容が整理されると同時に、一貫性と論理的な流れが期待できるから
これがないと:論理的に破綻した、行き当たりばったりの、でたらめコンテンツになる可能性あり
例:
例:
例:
27.複数のタイトル/サブタイトルを作らせる
なぜ重要か:すべてはインパクトのあるタイトルにかかっているから
これがないと:内容が100点満点のコンテンツでも、まったく読んでもらえない可能性あり
例:
28.競合他社と比較させる
なぜ重要か:他と比較させることで、自分の立ち位置が明確になるから
これがないと:気付かないうちに同業他社と同じようなことばかりしてしまう可能性あり
例:
例:
29.改善のための建設的な批判を歓迎する
なぜ重要か:自分では気づかない点を指摘してもらえるから
これがないと:成長なし
例:
30.簡潔でわかりやすい回答をうながす
なぜ重要か:読者にとってはより理解しやすく、生成AIにとっては回り道をせずに直球の情報だけを出力できるようになるから
これがないと:理解するのに時間がかかる駄文が生成される可能性あり
例:
31.強力なコール・トゥー・アクション(次の行動をうながす言葉)を含めるように指示する
なぜ重要か:すぐ実践に移せるアドバイスに読者は強い価値を感じるから
これがないと:読者が宙ぶらりんになってしまう
例:
例:
32.反対意見を言わせる
なぜ重要か:同意するしないにかかわらず、新しい意見はコンテンツを面白くしてくれるから
これがないと:独断的で古臭い意見を繰り返すだけの、オワコンになってしまう可能性あり
例:
例:
例:
33.論理的で足場がしっかりした意見をリクエストする
なぜ重要か:非論理的なアイデアで他人を説得することはできないから
これがないと:どんな主張をしても、根拠のない絵空事と取られてしまう可能性あり
例:
34.業界用語が適切に使われているか判断させる
なぜ重要か:自分たちにしか馴染みのないキーワードを適切に使用することで、読者が仲間意識を感じてくれるから
これがないと:業界用語の間違った使い方は興醒め。秒で戻るボタン連打の可能性あり
例:
35.実用的かつ今すぐ実践可能なアドバイスを提案させる
なぜ重要か:実用的ですぐに実践可能なアイデアに対して、読者は過剰な価値を感じてくれるから
これがないと:抽象的で役立たずなコンテンツになる可能性あり
例:
36.コンテンツに、読者が即座にコメントを書きたくなる質問を含ませる
なぜ重要か:コメントを残した読者は、その後長期的なファンになりやすいから
これがないと:一方的な主張を垂れ流すだけの記事は退屈なので、読者が離れる可能性あり
例:
例:
37.創造性にムチを打つために、わざと制約を増やす
なぜ重要か:制約を課すことで、斬新で創造的なアプローチが生まれることがあるから
これがないと:平凡でつまらないアイデアが多発する可能性あり
例:
38.普通ではないリクエストをしてみる
なぜ重要か:世間一般のリクエストをしても、世間一般の答えしか返ってこないから
これがないと:普通の情報しか得られない
例:
例:
例:
例:
例:
※倫理的にお答えできません、などと拒絶されることが多いが、普通に応えてくれることもある。違いが発生する理由は不明。拒否され続ける場合は、文言や条件を変えながら挑戦し続けてみてくれ。
39.反応がおかしくなってきたら(1):プロンプトをリセット
なぜ重要か:生成AIは、だいぶ前の会話の内容からも影響を受けてしまうから
これがないと:別の会話の内容を引きずった反応が返って来がち
例:
※チャットを新規作成することでも同様の効果が得られる。
40.反応がおかしくなってきたら(2):プロンプトを分割
なぜ重要か:一歩一歩、ベイビーステップで生成AIの理解を深めてやることで、回答の精度が増し、より希望通りの情報が得られるから
これがないと:的外れな情報や、誤った情報が氾濫してしまう可能性あり
例:
従来のプロンプト:
回答の精度が増すプロンプト:
ステップ1:東京の観光スポットをリストアップさせる。
ステップ2:新宿エリアを選び、具体的なスポットを質問する。
ステップ3:提案された新宿ゴールデン街を選び、昼食に関して質問する。
ステップ4:提案されたレストランを含めた、1日分の観光スケジュールをリクエストする。これを7回繰り返せば1週間分のスケジュール案が完成。
***
例:
従来のプロンプト:
回答の精度が増すプロンプト:
ステップ1:まずはトピックに関して軽く認識させる。
ステップ2:具体的な情報を学ばせながら、少しずつ行きたい方向に導く。
ステップ3:同上。
ステップ4:同上。
ステップ5:的確かつ十分な情報を学んだと判断し、本来の目的であった主張ブログを書かせる。
***
以上のようにわざわざベイビーステップを踏むことで、ステップごとに蓄積された情報をもとに最終リクエストに応えてくれるようになる。つまりこの方法なら、従来のプロンプトと比べてより的確かつ精度の高い回答が得られるのだ。
41.反応がおかしくなってきたら(3):アホでも絶対に勘違いしないくらいに、特殊記号や改行を多用して、プロンプトの要素をくっきりはっきり明示する
なぜ重要か:生成AIの勘違いが減り、回答の精度も上がるから
これがないと:意図が伝わりにくくなり、回答の質も爆下げ
例:
42.反応がおかしくなってきたら(4):プロンプトを厳格な命令形にする
なぜ重要か:依頼系のフレーズと命令系のフレーズでは、反応が大きく異なることがあるから
これがないと:意図通りに反応してくれない可能性あり
従来の例:
命令形の例:
43.反応がおかしくなってきたら(5):段階を踏んで考えさせる
なぜ重要か:一気に答えを出すよりも、回答の精度がアップするから
これがないと:じっくり検討せず、表面的な答えだけを量産する可能性あり
例:
例:
44.反応がおかしくなってきたら(6):何が分からないか質問させる
なぜ重要か:相手が必要とする情報を提供することで、より正確な答えが望めるから
これがないと:的外れな回答のオンパレード
例:
例:
45.反応がおかしくなってきたら(7):重要な単語やフレーズを繰り返す
なぜ重要か:くり返すことで重要ポイントと認識されやすくなるから
これがないと:話が通じない可能性あり
例:
例:
***
以上だ。
長丁場を最後まで付き合ってくれて本当に感謝である。ありがとう!
これで生成AIの癖や限界を乗り越えて、より望み通りのアウトプットが得やすくなるはずだ。
さっそくどんどん活用して欲しい。そしてあなた自身が発掘したヒントもガンガン追加・更新していってくれ。
オッケー?
それでは最後、上級編に入ろう。
上級編:違いを打ち出すために
といっても、難しいことは何もないぜ。最初から言い続けてきたことを実践してもらうだけだ。
え、最初から言い続けてきたことって何かって?
これだ 👇👇👇
生成AIが吐き出したアウトプットを材料に、自力で最終形を完成させる!
覚えているだろ?俺たちがここまで使ってきた生成AIは、どれも単なるポンコツ・アシスタントであり、世間様にお見せする「完成品」などとてもじゃないが望めないということを。
だから最後に、自力で、完成させる!
オッケー?
そしてその際に注意して頂きたいことがいくつかあるので、今から紹介するぜ。すでに何度も触れた内容も出てくるが、何度も言いたくなるくらい重要なのだ!と思ってガマンしてくれ。
それではどうぞ!
自力で最終形を完成させる際の注意点
1.独自コンテンツをねじ込む
他の誰とも違うコンテンツに仕上げるために、あなた自身の経験談や気付き、お客さんの声など、他人は持ち得ないオリジナル情報をじゃんじゃん追加しよう。
2.編集しまくる
これだ!という形がだいたい決まったら、そこからさらに編集しまくろう。単語を変えるだけでなく、自分が普段使う言い回しや文体にどんどん直すのだ。ねじって、ひっくり返して、引っ張って、ひっぱたいて、ぐるぐるかき回して、自分だけのオリジナルな文体、口調、そして内容に仕上げよう。
3.画像や動画も工夫する
え、コンテンツの中で利用する画像やビデオも生成AIで作ったの?それはおめでとう。だがしかし、このところやたらに生成AI特有の画像や動画が目につかねえか?
俺も使っている身だから偉そうなことは言えないのだけれど、もはや「あ、これもか!」とがっかりすることが非常に多いぜ。まったく心が動かんのだ。
珍しさが過ぎ去った後に来るもの、それは飽きである。
はっきり言って生成AI風の画像や動画に俺は飽きてきたぞ。世間もきっと同じだ。文章でせっかく差を作ろうとしているのだから、画像や動画に関してもぜひ同じ気持ちで取り組んでくれ。
4.主張は本当に自分のものか確認する
コンテンツの主張部分(主張のないコンテンツがたまにあるけれど、あれは論外)が、自分の意見であることを確認すること。生成AIが吐き出した主張などただのゴミ、一般論、良い子ちゃんの浅知恵、生成AIサービス運営者の押し付け、それ以外の何物でもない!
重要なのはあくまでも自分の意見であり、極論を言えば、その意見が面白ければ、そしてその他との差別化がしっかりと図れていれば、文章そのものなどはぶっ壊れていても構わないのだ。
上手で読みやすい一般論よりも、下手くそで読みにくい自論。そこんところをよく覚えておいてくれ。
5.生成AIに引っ張られない
AIが吐き出した文章はただの材料に過ぎないし、AIそのものもただの助手(それもポンコツ)に過ぎない。それを忘れないでくれ。料理をするのはあなただ。ここまで来たらそんな間違いは犯さないと思うが、生成AIが吐き出した文章をそのまま丸コピして使うとか、理想の「完成形」を吐き出してくれるまでプロンプトを調整し続けるとか、そういう無駄は絶対に避けてくれ。くり返す。AIはただの助手。書くのはあなただ。
6.簡単にあきらめない
思うような反応がえられないとすぐ「生成AIってまだまだダメじゃん、使えないじゃん」などと不平を言ってさじを投げてしまう人間がいるが、ダメなのはお前の方だ!と俺は言いたい。
だって相手はダスティン君なのだよ。ポンコツの学生アルバイトなのだよ。クレージーなのだよ。
要は言葉は通じないし、嘘つきまくりだし、世間の風潮に合わせて良い子ちゃんぶった意見しか言わないし、こっちは飛び出た杭になろうと必死でがんばってんのに逆にトンカチでがんがんぶん殴ってくるんだよ、そんな頭のおかしいのを相手に俺たちは仕事をしてんだよ。
ということはさ、ちょっとやそっとで思うような結果が出たら逆におかしいぜ。思わない?恐らくそいつは偽物だ!!!
本物はとにかく手ごわいのである。
そしてそんなことは重々承知の上で使っているのだから、文句を言わない。工夫し続ける。あきらめない。オッケー?
**
以上が上級編だ。
まとめ
たいていの人間はここまでやらない。というか初級編の半分もやらないだろう。そして驚くことに、そんな超が100億個付いちゃうくらいの低レベルで「本を書いたり」「記事を書いたり」しているのだ。わらっちまうぜ。
まあ最初はそれでも通用するかもしれない。だがしかし、長期的に見ればそんなものはただの黒歴史だ。書いた本人を呪い続ける大きな足カセとして、インターネットの大海原をただよい続けることになるだろう。
あなたは奴らと同じ過ちを犯してはいけない。
とにかく出る杭になる、他とは違う文章を書く、SEO記事にありがちな薄い情報の横流しではなく、読者の心を動かす新しい視点を必ず提供する。そんな当たり前の基本さえ忘れなければ、きっと生成AIはあなたのビジネスを大きく飛躍させてくれることだろう。
あきらめるな。
恐れるな。
この調子でがんばってくれ。
応援してるぜ!
売上げ底上げ君
https://UriageSokoage.com
追伸:最後まで読んでくれた君に質問だ。このマニュアルのPDFバージョンに興味はあるかい?
俺は印刷しないと長い文章を読むことができない人間なのだが、もし君も同じなら、きれいに印刷しやすいPDFバージョンを用意するぜ。
欲しい場合はスキをクリックして知らせてくれ。スキが100以上になったら作ってアップする。