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ONE PIECEから学ぶ強い組織の作り方

こんにちは!売上倍ゾウ編集部の岡本です。

私は毎週月曜日にメルマガを配信しているのですが、本日のメルマガの内容は「ルフィから学ぶ主体性のある組織の作り方」というものでした。気になる方はこちらからメルマガ登録ができます。但し、本日の配信は終了しているので、バックナンバーが気になる方はFacebook Messengerでご連絡くださいませ。

そして隔週で配信をしている当ブログでは「ONE PIECEから学ぶ強い組織の作り方」というテーマで記事を作っていきたいと思います。

大前提、これは机上の空論ではなく、弊社が意識をして実際に実行をしていることになります。まだまだ改善の余地があることは重々承知していますが、現時点での弊社の取り組みをお伝えできたらと思います。

強い組織とは

まずはタイトルの「ONE PIECEから学ぶ強い組織の作り方」について定義をしておきたいと思います。

ONE PIECEとは国民的漫画のONE PIECEです。
私は小学生の時から読んでいたのですが、パンクハザード編辺りで止まっていました。そこで、最近になって1巻から読み返しているのですが、会社を経営している今だからこそ感じることが沢山あるなと思いました。

タイトルの「強い組織」とは「目的により早く近づく組織」のことです。
会社の目的とはビジョンやミッションのことですね。

この強い組織である麦わら海賊団は大きく分けて3つの要素を持ち合わせていると思います。

①目的と意志
②方向性と自由
③ダイバーシティとチームワーク

ひとつひとつ弊社の取り組みと共に解説をしていきたいと思います。

目的と意志

目的

「海賊王に俺はなる!」
物語の全ての始まりと言っても過言ではない、主人公ルフィの意志であり目的です。

また、麦わら海賊団にはそれぞれの人生を通じての目的があります。

ルフィ:海賊王になる
ゾロ:世界一の大剣豪になる
ナミ:自分の手で世界地図をかく
ウソップ:勇敢な海の戦士になる
サンジ:オール・ブルーを見つける
チョッパー:万能薬(なんでも治せる医者)になる
ロビン:真実の歴史の本文を見つけ、ラフテルへと導く
フランキー:自分の作った船で、仲間と船をラフテルへと導く
ブルック:ラブーンに再会すること

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1078552790

自身の目的を達成すること、そしてルフィが掲げるビジョンへの共感。

この2つがあることによってひとりひとりが船に乗る理由、頑張る理由があります。

弊社には「虐待が起きない社会の実現」というパーパスと「ステークホルダーの幸福度の最大化」というミッションが存在します。

弊社サービス資料より

パーパスで掲げるステークホルダーには弊社で働いてくださる従業員の方々のことももちろん含んでいます。
弊社で働くことでより一層幸せになる。より一層自身掲げる目的の実現に近づく。そのようなことを目指して会社経営を行っています。

実際に選考段階で選考を受けてくださる方から人生の目的や直近1~3年の理想を伺うことはもちろん、入社後も幸福度アンケートというものを実施しています。

意志

またルフィは仲間を口説く時に、必ず相手の意見を尊重します。
自分が仲間になってもらいたいと思う相手でも、相手の口から「仲間に加わりたい!」という意志を聞き出せなければ仲間には加えません。

では、組織で仲間の意志をしっかりと引き出すには何が必要なのでしょうか。もちろん、個々人が意志を持っていることは大事ですが、組織としては「心理的安全性」が求められると考えています。

ノビノビと意見が言えない組織で「意志」を伝えることができるはずがありません。弊社の場合ですと心理的安全性がある組織を作るためにいくつかの取り組みをしています。

例えば、課題発見シートの導入です。
下記が実際に使っているシートになります。

日々の業務の中で感じた課題などをGoogleフォームで記載できる仕組みを作っています。投稿されたものは毎日のショートミーティングで取り上げて、どのような施策で解決するのかを話し合います。

これは「しっかりと意見や意志があれば改善していきますよ!」という会社からの表明でもあります。

他にも年齢や役職に関係なく、少しでもフラットに関われるように、ニックネームで呼び合う文化や入社時に自身の目的や特性などを可視化して社内で共有するワークなども実施しています。

このような取り組みを通じて弊社で働いてくださる方の「意志」を受け止められる組織にしていきたいと思います。

方向性と自由

方向性

麦わら海賊団含め多くの海賊は「ワンピース」を目指して航海をしています。
ワンピースが何か分からないとはいえ、とても明確なビジョンだなと私は思っています。

このように会社ではどのような方向性を目指すかを言語化して、リーダーの口から定期的に伝える必要があります。

弊社の場合はパーパスでもある「虐待が起きない社会の実現」ですね。
実際に弊社では採用候補者に見ていただく募集要項でもどのような会社なのかを言語化しています。
それがこちらの採用ページです。

このように方向性を明確にすることで採用候補者はほぼ100%ビジョン共感がある方になっているのでとてもオススメです。

自由

ワンピースの世界では自由と制限が描かれています。

海賊が占領をした村。
船員がノビノビとできない海賊団。

海賊が海賊を倒して訪れる自由な村。
船員がノビノビとしている海賊団。

まさに後者は麦わら海賊団のことです。
麦わら海賊団には制限のようなものはなく、ひとりひとりがノビノビとしているように感じます。

それは何よりルフィ自身が自由を好むからでしょう。
自由には責任が伴うのも事実ですし、強さも必要です。

この点はまだまだ弊社も過大なのですが、できるだけ働いてくださる方々の主体性を育める環境を作っていきたいと考えています。

例えば現在実践していることの1つはフィードバックのやり方です。
弊社でインサイドセールスの業務をしてくださる方の大半は未経験からの挑戦です。

そのような方には入社してから1~3ヶ月はティーチングを意識してフィードバックを行います。例えば、下記は実際にフィードバックをしている内容です。

入社当初はそもそも業界の言葉なども分からないため、具体的にフィードバックを行います。

その後ですがコーチングのようなフィードバックをすることを心がけています。こちらから一方的に教える・伝えるのではなく、問いを立てる。ということをやっているのです。

答えを教えることはタイミングによっては大事です。
一方で行き過ぎるやり方は創造力の破壊に繋がります。

それは自由とは反対の制限にたどり着いてしまう恐れがあります。
だからこそ弊社では主体性を育み余白をもたせるフィードバックをこれからも意識していきたいと思います。

ダイバーシティとチームワーク

ダイバーシティ

麦わら海賊団にはあらゆるバックボーンを持った人物が集まっています。
人種も動物がいれば、ガイコツ、サイボーグもいます。

しかし、ルフィを含めメンバーが見ているのはひとりひとりの属性なんかではありません。
その人が持つ本質です。

本質とはビジョンや性格、特性のことです。
属性はその一要素でしかありません。

ビジネスで言うところの職種も海賊団には存在します。
戦闘員や航海士、狙撃手にコック、医者に考古学者、音楽家にムードメーカー(?)など様々です。

会社にも営業やマーケター、デザイナーにエンジニアなど様々な職種が存在します。

これらのスキルセットとしての役割はしっかりと守りつつ、その人の本質を見る採用が大事なのではないでしょうか。

実際に弊社では下記のことを選考で行っています。

・年齢不問
・学歴不問
・性別不問
・職歴不問
・住んでいる地域どこでも可能

これらは全て選考基準に入っていません。(未経験者枠の採用はですね!経験者枠では営業経験などを確認させていただいていたりします)

但し、「文化とのマッチ」「業務とのマッチ」は非常に重要なので、そのために過去のご経験の中でどのようなお仕事をされていたのかなどを伺うことはあります。

結果的に様々な方が弊社にエントリーをしてくださって、年齢は20代~60代。学歴も住んでいる地域も様々な方々が応募をしてくださっています。

これからもひとりひとりの本質を見る採用活動を行っていきたいと思います。

チームワーク

社会活動や会社経営において凹凸を埋めることが重要だと私は考えています。

物語の最初の頃にルフィはアーロンという強敵と戦います。
その中で下記のような発言をするのです。

「俺は剣術を使えねェんだコノヤロー!!!」
「航海術も持ってねェし!!!」
「料理も作れねェし!!」
「ウソも付けねェ!!」
「おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」

https://note.com/joker369max/n/n139d25c44727

そしてこう言います。

*「お前に勝てる」

https://note.com/joker369max/n/n139d25c44727
*アーロンのことです。

これは自身の弱さを認めて、仲間の強さを認めて、そしてそれでも自分にもできることがあると伝えているのです。

会社も同じです。
コミュニケーションが得意な人がいれば苦手な人もいます。
事務作業が得意な人がいれば苦手な人もいます。
数字が得意な人がいれば苦手な人もいます。
瞬発力がある人がいれば持続力に自身がある人もいます。

このように人には向き不向きがあり、その凹凸を埋めていくのがチームだと私は考えています。

例えば弊社の場合はコミュニケーションが得意だけれど、数字管理などが苦手な人にはインサイドセールスのコミュニケーション業務をメインとして担当してもらい、数字計算が必要なところは自動化をしてその方がしなくても済むようにしています。

例えば現在はシングルマザーの方の雇用創出を目的にインサイドセールスの代行事業を運営していますが、コミュニケーションが苦手なシングルマザーの方もいるため将来的にはBPOサービスも立ち上げる予定です。

このように凹凸を会社、社会で埋めていくのが私の責務だと思っています。
これからの人の得意なことを最大限活かせるチームにしていきたいなと思います。

ワンピースを目指して

最後になりますが、弊社にとってのワンピースは虐待が起きない社会の実現です。
そのための鍵はいくつもありますが、1つが「シングルマザーの雇用創出」です。
親の孤立や貧困と虐待問題は隣り合わせにあります。

この孤立や貧困と隣り合わせにあるのがシングルマザーです。
彼女たちが悪いのではありません、ひとり親になった後に、しっかりとし収入を得つつ、子育てもしやすい社会にまだまだなっていないことに課題があります。

なので、弊社は十数年かけてこの問題を解決していくつもりです。
本日の記事を読んで、弊社に興味を持ってくださった方はぜひ、下記の採用ページを読んでもらえると嬉しいです。(現在は一部のポジションのみ公開していますが、その他のポジションも採用を進めていく予定なのでお気軽にご連絡くださいませ!)

まだまだ課題は沢山ですが、共にチームを作っていけると嬉しいです!
最後まで読んでくださってありがとうございました。

この記事を読んでくださった方の航海(人生)がより良くなりますように。

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