京都人が東京に4年住んでみた。
どんなタイトル?YouTuberかな?
気付けば東京に来て4年が経ちました。
今の感想はというと、
「お江戸ほんまにええ街や、、!」です。
私は京都出身なので、最初は文化や環境の違いに戸惑うことばかりでした。
とにかく人のスピードが速いこと。
歩くのも、話すのも。出会いと別れも。
音も光も匂いも情報量が多くて、来たばかりの時はコロナ禍前だったこともあり、電車に乗ると気分が悪くなって帰れなくなったこともありました。
今となっても全然いい思い出じゃない。
そんなに急いでみんなどこ行くん。
1番嫌なのは、京都出身というだけで
「本音と建前使い分けるの?」
「なに考えているかわからなくてこわい」
とか思いっきり偏見をぶつけられることです。
そういう人がいるからこちらが建前を使って嫌な気持ちになっているのを隠す必要が出てくるのでは…
逆パターンもあって、京都というワードを出すだけで「私京都好き!京都に毎年旅行行ってる!どこそこのお店がすごく良くて…」と京都に関係あるアピールをされたりもします。
京都を好きでいてくれるんは嬉しいけど、目の前に存在する私を無視して京都というワードに反応してお話の世界を広げられると置いてけぼり感ありますね。
ちゃんと私も連れて行って。
…とまあ、あまり普段口にはできないので、ネガティブな面も書いてしまいましたが、こういう人は極々一部です。
ほとんどの方はめーちゃくちゃ良い方ばかりです。
最初に言った通りお江戸最高です。
東京の方は対応がドライだとか冷たいだとか人に関心がないだとか聞いたことがありましたが、実際に住んでみるとむしろみんな温かい人ばかりです。
人口が多くて人に慣れているからか、誰かに声を掛けるのにそんなに抵抗がないのでしょうか。
住んでいる場所が下町なのもあるかもしれませんが、困っていたらさらっと助けてくれたり、困っていなくても話しかけてくださる方がいて、すごく嬉しいです。
関西ではスーパーに行くと見知らぬ方が横に来て
「お姉さん、これどうやって調理するん?」
「これどこまで食べれるんやろうねえ」
「このお野菜はここを見たら美味しいからどうか分かるねん」
「これ1番ええわ!これにし!(カゴに入れてくる)」
「3つで安くなるし買ってから私と分けっこせえへん?」
こんな会話が日常茶飯事で。笑
ここまでは行かなくても東京でも大家さんがお野菜くれはったり、朝 近所の方がいってらっしゃい言ってくれたり。
自転車を上手くラックに入れられなくて困っていたら近くの学生さんがご自身の自転車を止めてまで助けてくれたり。
みんな誰かを助けようという気持ちを持っている空気を感じて、なんて住みやすい街なんだろうといつも感動しています。
そしてなんだか和やか。社会人として成熟された方が多いように思います。
お江戸最高や、、!
人との関わりだけでめちゃくちゃ書いてしまったので、他の関西と関東、京都と東京のお話はまた書きます。
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